呪縛/Lock [編集]
(呪縛されたカードは、裏向きになり何もできない。持ち主のターンの終わりに表に戻る)
呪縛されたカードは、裏向きになり何もできなくなる!
持ち主のターンの終わりに表に戻るぞ!
つまり相手のユニットを呪縛すれば、次のアタックやブーストを1ターン完全に封じ込めることができるのだ!
しかも呪縛されたカードはサークルごと封じられて、ユニットではなくなってしまう!
つまり能力のコストにもできない!、移動もできない!、上からユニットをコールして退却することもできない!
逃げ場なしの凶悪能力だ!
《リンクジョーカー》FVプレゼントキャンペーンおよび侵略の星輝兵初出の特定行動。
2013年6月10日に、公式サイトに特設ページが設けられて詳細が発表された。
総合ルールへの掲載は侵略の星輝兵の発売合わせで行われた(Ver.1.14)。
呪縛されたカードは裏向きの「呪縛状態」になり、その状態である限り「呪縛カード」として扱われる。
呪縛カードはカードの一種ではあるが、そのカードが持ち得る全ての情報を失う。
そのため、ユニットやリアガードとしても扱われなくなる。
また、呪縛カードがあるサークルは「呪縛属性」となり、「呪縛サークル」というヴァンガードサークル・リアガードサークル・ガーディアンサークルとは全く別のサークルとして扱われる。
リアガードの移動にも条件として「同じ縦列の前後がリアガードサークルである」ことが加えられたため、呪縛カードをメインフェイズの行動で移動することはできない。
また、リアガードサークルではないのでそのサークルにコールすることができず、結果としてユニットの重複処理を発生させることもできない。
呪縛カードはターンファイターのエンドフェイズの開始時、「エンドフェイズ開始時」および「ターンの終了時」の自動能力が誘発する前のタイミングで解呪(表向きに)される。
ユニットが呪縛された場合の配置状態は、裏向きにしてからスタンド状態にする。呪縛カードとして置く場合も裏向きのスタンド状態で置く。(そのカードはスタンドしているとカードとしては扱わない)、解呪する際にはそのまま表向きとなり、呪縛状態でなくなりスタンド状態となる。
妨害手段としては退却やスタンド封じといった従来のものと異なり、後続のユニットを用意することを許さないため、前列呪縛と後列呪縛では、間接的にブーストも妨害できる前列の方が圧倒的に強力である。
また、このゲームでは当たり前である「リアガードサークル5つにユニットが揃っている」状態を一時的ながら完全に妨害するため、一部のカードに対しては特に大きな影響を与える。
多数のリアガードが必須な「宝石騎士」のカード等や、リアガードが揃っている状態でないと成立し得ない能力が多いアクアフォースの主要ヴァンガードなどが分かりやすいが、それ以外にも運用に影響を及ぼされるカードは少なくない。
呪縛による妨害は主にヴァンガードの能力によって行われるものであり、ヴァンガード以外が行うものも存在はするが、いずれもジェネレーションブレイク(1)の制限付きであるか、要件で「相手の呪縛カード」または「相手のデリートされたヴァンガード」のいずれかの存在を必要としているものとなっている。
能力のコストでの呪縛が要求される場合もあり、解呪された時にはスタンド状態になることからメガコロニーによるスタンド封じへの耐性も持つ。
また、それらの能力はコストによるパワーラインの弱体化を補うためか、効果でそれを補えるものが多い傾向にある。
メインフェイズ中に使うことができるものに関しては、メインフェイズ中に別の能力のコストまたは効果によってレスト状態になっているリアガードをコストにすることで、そのリスクの軽減や回避を狙うことが可能である。
ただし、それらには「相手のエンドフェイズ中、相手の呪縛カードが解呪された時」を誘発条件とする自動能力の誘発を補助してしまうという弱点があり、該当する能力を持つカードは一部のリンクジョーカーに限られているものの、それらには対しては十分に注意しておきたい。
- アニメ「カードファイト!! ヴァンガード」では、明確に描写されたのは「リンクジョーカー編」で立凪タクトが使用した《星輝兵 メビウスブレス・ドラゴン》が第1号であり、以降、櫂トシキを始めとするリバースファイターに扱う能力として描写されている。
- アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」以降の呪縛の演出は、「星輝兵」のカードによるものは、黒いカード状に形態変化した上で、回転する二つの黒輪に囲われる従来の演出となっているが、背景設定上で惑星クレイに受け入れられたとされるものは、形態変化せずに赤い球体に閉じ込められるといったものとなっている。
関連カード [編集]
―コストで、このユニットを呪縛する
―コストで、他のリアガードを呪縛する
―コストで、指定のリアガードを呪縛する
-コストで、カードを(R)に呪縛カードとして置く
―効果で、このユニットを呪縛する
―効果で、あなたのリアガードを呪縛する
―効果で、あなたの指定のリアガードを呪縛する
―効果で、相手のリアガードを呪縛する
―効果で、相手の指定のリアガードを呪縛する
-効果で、いずれかのファイターのリアガードを呪縛する
―効果で、いずれかのファイターの指定のリアガードを呪縛する
―効果で、すべてのファイターのリアガードを呪縛する
-効果で、呪縛カードをフィールド外に置く
―効果で、あなたの呪縛カードをフィールド外に置く
-効果で、相手の呪縛カードをフィールド外に置く
-効果で、カードを(R)に呪縛カードとして置く
―効果で、相手はカードを(R)に呪縛カードとして裏で置く
―カードの効果で、このユニットは呪縛されない
―他のリアガードが呪縛された時
―他のカードが呪縛された時
-あなたのターン中、他のカードが呪縛された時
―あなたのカードの効果で、相手のリアガードが呪縛された時
-呪縛カードの存在や枚数に関連する要件を含む能力を持つカード
―あなたの呪縛カードの枚数に関連する要件を含む能力を持つカード
―相手の呪縛カードの存在や枚数に関連する要件を含む能力を持つカード
―呪縛カードの枚数に関連する効果を含む能力を持つカード
―あなたの呪縛カードの枚数に関連する効果を含む能力を持つカード
―相手の呪縛カードの枚数に関連する効果を含む能力を持つカード
―相手の指定の呪縛カードの枚数に関連する効果を含む能力を持つカード
―その他の呪縛カードに関する効果を含む能力を持つカード
FAQ [編集]
- Q506 (2013-06-21)
Q. リアガードが呪縛されるとどうなりますか?
A. リアガードが呪縛されると、そのユニットを裏向きにし、ユニットから呪縛カードになります。持ち主のエンドフェイズの初めに、そのファイターの呪縛カードがすべてスタンド状態で表に戻ります。呪縛カードはユニットではなくなり、アタックできず、インターセプトできず、移動できず、【(R)】で示される能力は使えず、アタックされなくなります。また、そのユニットに対して影響を及ぼしていた能力の効果は失われます。
- Q507 (2013-06-21)
Q. 呪縛カードは、リアガードとして数えることはできますか?
A. いいえ。呪縛カードはユニットではないため、リアガードとして数えることはできず、カードの名前やクランなどの情報を参照することもできません。
- Q508 (2013-06-21)
Q. 呪縛カードが置かれているサークルにコールできますか?
A. 呪縛カードがあると、リアガードサークルは呪縛サークルに変わります。呪縛サークルには、メインフェイズに行える手札からのコールも、カードの効果によるコールもできません。
- Q509 (2013-06-21)
Q. リアガードサークルがすべて呪縛サークルになっているなど、カードの能力に「リアガードサークルにコールする」とある時に、指定されたリアガードサークルがない場合の処理はどうなりますか?
A. カードの能力で示された「コールする」が解決できない場合、可能な限りコールをして、コールできなかったカードは元の場所に残ります。山札の上など、裏向きのカードを「公開する」と示されていた場合、能力の解決後に裏向きに戻ります。
- Q510 (2013-06-21)
Q. 呪縛カードを退却させることはできますか?
A. 呪縛カードはユニットではないため、アタックできず、「リアガードを退却させる」などの能力によって退却させることはできません。また、呪縛カードが置かれている呪縛サークルには、新たにユニットをコールすることもできません。
- Q514 (2013-06-21)
Q. レストしているカードが呪縛されました。呪縛されたカードの向きはどうなりますか?
A. 呪縛されたカードはレスト・スタンドの状態を持たないので、好きな向きで置いてください。
Q515 (2013-06-21)
Q. 呪縛されているカードの表を見れますか?
A. はい、すべてのファイターは呪縛されているカードの表を、いつでも見れます。
関連リンク [編集]