死苑(しえん)のゼロスドラゴン ゾーア/Zeroth Dragon of Death Garden, Zoa》 [編集]

Gユニット 〈4〉 (トリプルドライブ!!!)
ズー - ゼロスドラゴン パワー25000+ / シールドなし / ☆1
【究極超越】(あなたの表のGゾーン3枚以上で解放!Gゾーンに戻る際、Gゾーンを除外!) - ストライドステップ - [あなたのヴァンガードと同名のカードを手札から1枚選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
【自】:[【カウンターブラスト】(2)] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、1枚引き、手札から1枚選び、(R)にコールし、そのターン中、
『【永】【(R)】:このユニットはカードの効果で選ばれず、常にパワーが99999になる。』【自】(R)】:このユニットが相手のヴァンガードにダメージを与えた時、相手は敗北する。』を与える。

 The AWAKENING ZOOで収録されたズーGユニット

 ヴァンガードサークル登場した時に、カウンターブラスト(2)で、1枚ドローし、手札から1枚をスペリオルコールし、『カード効果で選ばれず、常にパワー99999になる永続能力』と『相手ヴァンガードダメージを与えた時に相手は敗北する自動能力』を与える自動能力を持つ。

 手札からスペリオルコールしたユニット相手ヴァンガードダメージを与えた時に相手をそのゲーム敗北させることができるというもので、同時に与える永続能力によりカード効果目標にならずパワー99999で固定されるため、守護者か合計シールド90000程度の捻出を確実に強要できる。

 手札からスペリオルコールして能力を与えられたユニット元々のパワーに関係なく常にパワー99999で固定されるためドローしたカードをそのままスペリオルコールしても良いが、その中でも《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》《タレンティッド・ライノス》等といった相手カードガーディアンサークルへの移動コールの選択肢を狭める類の能力を持つカードが特に適している。
 それ以外では、《リーダー・ピッグ》《頑強の乙女 ノエル》のようにブーストパワーを増やせない後列からヴァンガードアタックできる能力を持つカードと組み合わせるのも有効である。

 また、能力を与えたリアガードブーストによってパワーを増やせないため同じ縦列後列ブースト役を配置する必要性は薄いが、《連作の乙女 レズリー》のようにバトルフェイズ中に他の縦列からスペリオルコールを行う手段を併用する場合においては配置しておくことで新たにコールする後続をブーストできる場合があるので覚えておくとよい。

  • 超越時の台詞は「我が未来の全てをかけて、無謀なる戦士に終焉の悔恨を!我が未来を食らい顕現せよ!ズーのゼロスドラゴン! アルティメットストライド! 《死苑のゼロスドラゴン ゾーア》!」(9話)
    「我が未来の全てをかけて、誇り高き戦士に終焉の安息を!我が未来を食らい顕現せよ!ズーのゼロスドラゴン! アルティメットストライド !《死苑のゼロスドラゴン ゾーア》!」(第10話)
    第18話でダークフェイスが使用した際には前口上はなかった。能力名は「クインテットナイン」。
  • グレドーラがこのカード超越したターン、第9話でのアラタの手札は10枚、第10話でのカムイの手札は12枚あったので、それぞれ守護者を保持している可能性が高かった。アラタは保持していなかったため、大量の手札を消費させることでこのカード自動能力を最大限活かせたが、保持していたカムイには少ない消費で防がれており、相手手札を読み切ることの重要性を示す形になった。

関連カード [編集]

ユニット設定 [編集]

竜神「ギーゼ」の力が込められた「破壊の竜骨」と呼ばれる楔が、打ち込まれた周囲の精霊を吸収して受肉した恐るべき兵器。ギーゼは「ゾーア」と言う名で識別していたが、メサイア陣営からは「死苑」という二つ名で呼ばれていたらしく、後の文献でもその通称で記されていることが多い。自然豊かな国故、最も多くの精霊が生息していたという大陸――現代のズーに打ち込まれた楔であり、最も多くの精霊を吸収したゼロスドラゴン。その性質上、肉体の維持に膨大な魔力が必要であり、受肉後も大気から魔力を奪い続けた。大陸中の精霊を滅ぼしかけた最悪の精霊喰い(エレメンタル・イーター)……古くから大陸に住まう者達の怒りは今なお色褪せておらず、とある祭ではゾーアを象った木造の竜を燃やし、先祖の霊に感謝を捧げる風習なども残っているという。

◆大戦の裏、司教の影 ―ヴォイド・レリクスの完成―
ふたつの惑星が危機的状況を迎えつつある今この時、惑星クレイでも惑星Eでもない別の場所で、「邪神司教 ガスティール」はまたも暗躍していた。あらゆる者の目が眼前の脅威に向いているこの期を有効に使い、彼は「ギーゼ」復活をより確実なものにしようと画策していたのである。彼が選んだ手段は、これまでに作り上げた2つのレリクス、即ち惑星クレイの「オリジナル・レリクス」と、惑星Eの「セカンド・レリクス」を超える新たな魂の牢獄を生み出すというもの。オリジナルはギーゼの力を急激に流し込んでしまったため、元あった空間を維持できず、雑多な負の念が蔓延る醜悪な様相になってしまった。逆に、セカンドは空間維持に必要な力のみで構成したため、負の念が集まりづらく、収集の効率自体が悪くなってしまった。2回に及ぶ失敗の末、ついに成功の兆しを見たガスティールは、破壊を求めるギーゼの強大な念を、空間の壁が破れる限界まで満たした空間――魂の監獄要塞「ヴォイド・レリクス」を完成させたのである。負に堕ちた者だけでなく、あらゆる虚ろな魂を吸い寄せる神の念が渦巻く空間……この空間を以って、ガスティールはギーゼ復活のためのエナジーを、あらゆる世界、次元、時空から抽出しようと試みたのである。結果として、エナジーの収集効率は格段に上昇し、世界滅亡のカウントも劇的に進行。彼の思惑通り、世界にとって最悪のシナリオが描かれつつあった。しかし、時空を捻じ曲げ、過去・現在・未来が入り乱れる混沌の空間だからこそ、希望も絶望も予期せぬ形で訪れる。光と炎――虚無の監獄要塞に降り立ったふたつの異分子は、果たして世界の希望か絶望か。

現在のクレイ各国の戦況
ズー

依然として“ネオネクタール”&“グレートネイチャー”連合軍と、“メガコロニー”による大戦の継続。連合軍が優勢とはなったものの、「星輝兵」の介入によってどう転ぶかわからない戦況となっている。

  • カード名に「ゾーア(Zoa)」とあるが、本来では「ゾア」と呼ぶ。「ゾア」とはギリシャ語で「生命」を意味する単語。

FAQ [編集]

  • Q3626 (2017-12-08)
    Q. 常にとはどういうことですか?
    A. 能力を与えたユニットの永続や自動能力のパワー増加でも、他のユニットのパワー増加能力でも、相手のパワー減少能力を受けても99999からパワーは変動しません。
  • Q3681 (2018-02-23)
    Q. カードの効果とはトリガー効果も含みますか?
    A. はい、トリガーがドライブチェックで出た際、その効果をカードを選んで与えているため、カードの効果となります
  • Q4238 (2018-10-05)
    Q. 二つの能力は、“あなたの手札から1枚選び、(R)にコールし”という効果によりコールされたユニットに対してのみ与えられますか?
    A. はい、“あなたの手札から1枚選び、(R)にコールし”という効果によりコールされたユニットに対してのみ、能力は与えられます。
  • Q4239(2018-10-05)
    Q. “このユニットはカードの効果で選ばれず、常にパワーが99999になる”という能力を与えられたユニットを、スタンドトリガーの効果で選択し、【スタンド】させることはできますか?
    A. いいえ、できません。“トリガーの効果”も“カードの効果”です。そのため、スタンドトリガーの効果で選択することもできません。
  • Q4240 (2018-10-05)
    Q. “このユニットはカードの効果で選ばれず、常にパワーが99999になる”という能力を与えられたユニットのパワーは、99999から増減しないのですか?
    A. はい、パワー99999から増減しません。“常にパワーが99999になる”という能力を与えられたユニットのパワーは、この能力が有効な間、常にパワーが99999となります。
  • Q4241(2018-10-05)
    Q. 二つの能力が与えられた《ネオネクタール》のユニットを「フルーツバスケット・エルフ」がブーストしたバトルにて、そのユニットのアタックがヒットしました。この場合、ファイトに勝利することはできますか?
    A. 出来ません。「フルーツバスケット・エルフ」の能力が解決されているのであれば、ブーストされたユニットは、アタックがヒットしてもダメージを与えることが出来ません。そのため、 “このユニットが相手のヴァンガードにダメージを与えた時”という条件を満たすことが出来ず、能力は発動されなくなります。

収録情報 [編集]

エクストラブースターThe AWAKENING ZOOG-EB02/001 ZR イラスト/タカヤマトシアキ死苑
death garden
ブースターパック竜神烈伝G-BT14/SR06 SCR イラスト/タカヤマトシアキ(※なし)