ユニット/Unit [編集]

 ユニットカードのこと。
 または、フィールドに置かれている、呪縛状態でもハーツ状態でもない、カードの総称。
 ヴァンガードリアガードガーディアンの3種類に分けられる。

 ルール上、この用語は「カードの種類」ではなく、「フィールドに置かれている(一部を除く)カード」のことを指している。

 また、上記のルール上の定義とは別に、特定のカードカードに描かれたキャラクターなどに対しても「ユニット」の呼称が使われることが多い。
 ただ「カード」と呼ぶと少々味気ないというのもあるのだろう。

その他 [編集]

  • 上記で述べたように惑星クレイの生命体達は、あくまで「ユニット」(=生命体)であり、モンスターやクリーチャーと呼ばれることは滅多に無い。
  • アニメや漫画におけるファイトでは、ファイター同士のイメージ内において、惑星クレイで戦闘している姿が描かれる。
    むろんファイター以外には確認することはできないが、専用のシステムを用いた場合や、リンクジョーカー(ディスティニーコンダクター)やカトルナイツ使徒などの特殊な力が介在したファイトの場合、ユニットがファイター以外にも視認できる形で投影される。
    • 初期のアニメでは、ファイト中のイメージ内においてクレイ側のユニットが帯同していることが多かったが、ファイト中の演出が簡略化された「overDress」以降は、イメージ内にユニットが登場する(或いは帯同している)描写が減り、メインキャラクターのユニットが主に映し出される程度となっている。
  • 作品によっては一部のユニットがキャラクターとして登場する事がある。
    • 初期のアニメにおけるユニットの担当声優は兼役であることがほとんどであり、この場合はユニットの名前もキャスト一覧にクレジットされる。この関係から主要キャラクターを担当している声優は、一度以上はユニット役を担当している事になる(ただし、ユニットによっては明らかにされない場合もある[1])。
    • 「G」以降は専用の声優が当てられ、「キャラクター」としても扱われるユニットも増えている(例:Gシリーズにおけるクロノ・ドラン 、Dシリーズにおけるガブエリウスなど)。
      ただし、ディフライダーとして登場するユニットについては、混乱を避ける為か、基本的にディフライド元となるキャラクター(先導者)と同じの声優が当てられている(例:シラヌイ鬼丸カズミ)。
  • 「遊⭐︎戯⭐︎王」シリーズに登場する「マジック&ウィザーズ(デュエルモンスターズ)」のモンスターのように(あちらではソリッドビジョンによる投影のものであるが)、「ヴァンガードユニットのイメージを投影させる」といったことは不可能とされている(というより、ヴァンガードにそもそもそのような設定は無い)。
    • ただし、アニメなどでは特殊な装置によるユニットを召喚する方法が存在し、「G」や「新右衛門編」における明神リューズの暗躍は「ユニットを地球に召喚・実体化させる」ことがその目的となっている。
      • 「G」の回想では、召喚実験中に幼少期の新導クロノ《クロノ・ドラン》をクレイから呼び寄せてしまっており、「新右衛門編」の終盤では、タツヤと新右衛門の決戦において《クロノ・ドラン》のみならず《特装天機 マルクトメレク》《絶界巨神 ヴァルケリオン》も地上に実体化している。
      • 「G」本編では「ストライドフォース」を利用して既に7体のユニットが呼び寄せられているという言及があり、「ストライドゲート編」では、覚醒の影響でディペンドカードから〈十二支刻獣〉達が次々と実体化した。それ以外は確認できないがユニットを召喚する為の施設はその他にも大量に存在している模様。
  • (カードでのファイトが行われない)2018年版の外伝「イフ-if-」においては、ユニットが実体化する描写が多く見られ、魔法少女「ブラスター・ペア」が召喚[2]することで実体化するユニットや、if世界の先導アイチの部下「サンクチュアリナイトフォー」が使役しているユニット、本来その世界にいるべきの人物を歪めている存在「ジャマー」が変身したユニットが登場している。

関連リンク [編集]


[1] EDクレジットのキャラは、基本声優1人につき1体分しか表記されない為。
[2] シュカが選んだユニットカードを『リアライズ!』の掛け声とともに召喚する。