カトルナイツ [編集]

 アニメ「カードファイト!!ヴァンガード レギオンメイト編」に登場する集団。

概要 [編集]

 オリビエ・ガイヤール率いるヴァンガードファイター集団。
 メンバーにはカウントされないが、月の宮に常駐する立凪コーリンが実質的なリーダーとして位置付けられている。
 リンクジョーカーのシードを宿してしまった先導アイチが、自らをシードもろとも月の宮に封印するための番人として自らスカウトした4人のファイターであり、雀ヶ森レン蒼龍レオンもスカウトを受けているが断っている。

 いずれも世界有数のヴァンガードファイターであり、カトルナイツの証として自身の分身たるカードから生じたアクセサリーを与えられている。これにより「プリズン」と呼ばれる特殊な空間を発生させる能力、プリズン内でのファイトの終了時にそのファイトで発生した全てのダメージを敗者に与える「ジャッジメント」という能力を使用可能であり、月の宮の聖域ではさらに「メモリージャッジメント」という記憶消去の能力を行使することができる。これを受けた場合、アイチとカトルナイツに関する記憶が全て消え、地上に送還される。劇中では「レギオンメイト編」の直前のタイミングで、アイチの関係者全てからアイチに関する記憶を抹消している(これに伴い過去改変が発生しており、宮地学園のカードファイト部は存在自体せず、先導家はエミが一人っ子として扱われていた)。
 
 また、月の宮内部ではファイト外でも自身のプリズンと同じ属性の力を使用できる(ガイヤールは炎、ラティは植物、セラは氷、ネーヴは金属の柱)。

 アクセサリーを失うとカトルナイツとしての資格を失い、自らがメモリージャッジメントを受けてカトルナイツとしての記憶を全て失ってしまう。
 また、それぞれのアクセサリーはアイチを眠らせる封印のシステムとリンクしており、カトルナイツが聖域内部で敗北した場合、対応する柱が格納されその部分の封印が外れる。それ以外の方法で解除するには封印がある程度弱ったところで力ずくで突破するしかなく、このためにセラは聖域内でわざと敗北している。

 ラウル・セラの離反により、最終メンバーはオリビエ・ガイヤールフィリップ・ネーヴラティ・カーティの3人となったが、アイチはその後の櫂との決戦で勝利した場合、櫂、レン、レオン、ナオキの4人を新たなカトルナイツとしてメンバーを入れ替えることを考えていた(アイチを眠らせる封印はファイターが4人必要だが、ガイヤール達の力でかけた封印は外された上、セラが離反したことで掛け直しができなくなっていた)。
 最終的には櫂が勝利したことにより、3人とも「覚悟と寛容を持ったファイター」として分割されたリンクジョーカーのシードを受け入れ、アイチの帰還に伴いそれぞれが元の人生に戻ったことで組織としては自然消滅している。

 なお、櫂たちの前に現れたのは敗北の絶望を与えることでアイチの捜索を断念させるという目的のためだったが、実際には「アイチを守る集団がいる=彼らの動きを追えばアイチにたどり着く」という手掛かりを得て行動を加速したため、結果論ではあるが姿を現して警告を行ったのが裏目に出ることになった。
 

メンバー [編集]

関連リンク [編集]