使徒 [編集]

 アニメ「カードファイト!! ヴァンガードGZ」及び小説「惑星クレイ物語」に登場する敵勢力。

概要 [編集]

 破壊の竜神「ギーゼ」復活を企む「ギーゼ」の信奉者達。
 指導者はガスティール
 ダムジッド以外は「メサイア」からの加護を断ち切り、人間側からの同意なく体を乗っ取っている。

 構成メンバーの殆どが、かつて初代・剣聖フィデスによって地球に封印されていた6枚のゼロスドラゴンをそれぞれ切り札として使用している。
 様々な国家ユニットで構成されているが、《覇道竜 クラレットソード・ドラゴン・リヴォルト》ディフライドに失敗したこともあり、現在ユナイテッドサンクチュアリユニットのみ地球で活動しているメンバーに居ない。ギーゼの器となった東海林カズマが偶然ユナイテッドサンクチュアリデッキを使用していた為、《極天のゼロスドラゴン ウルティマ》はギーゼ本人が使用している。

 また、シラヌイは「カードファイト!! ヴァンガードG NEXT」の時点では使徒の尖兵として活動していたが、U20の決勝で新導クロノに敗れたことで、自らの過ちを認めディフライドを自ら解除、使徒を脱退する。
 本来彼が使う予定であった《獄炎のゼロスドラゴン ドラクマ》は傭兵として新たに使徒の一員となったダムジッドの手に渡された。

 「U20」でディフライダーを破った新導クロノ東海林カズマ明日川タイヨウ羽島リン早尾アンリの5人を魂の牢獄「レリクス」に幽閉し、それぞれが絆を結んだ惑星クレイユニットとの繋がりを断ち切り、「ギーゼ」の器にする事を目的としている。 
 この計画はリーダーのガスティールを中心に行われ、ギーゼの器候補の内、4人はレリクスへ堕とすことに成功したが、アンリだけは彼を守る為にやってきた雀ヶ森レンが突然現れた事で、カオスブレイカーがファイトをせずに撤退した為、失敗している。

 その間に櫂トシキチームQ4の助力でレリクスからクロノら器候補が脱走してしまい、その報復としてカードキャピタル2号店へ近づいたダムジットは安城トコハとのファイトに敗れた末にディフライドが解除されクレイへ帰還[1]
 その遅れをとったガスティールも、伊吹コウジを抹殺する為にカードキャピタル2号店へ襲撃し伊吹にファイトを挑むも、事態を察して駆け付けたクロノの返り討ちに遭い、送還されてしまう。彼が伊吹(と、その盤面を引き継いだクロノ)に敗北し送還されてからは、ヴァレオスがその代行を務めていた。

 皮肉にもギーゼの器になりかけていた新導クロノを誘き寄せる為の撒き餌にしようとしたカズマでもギーゼの器にできる事が判明し、ギーゼがディフライドする形で復活に成功。
 が、残りのメンバーも物語の進行と共に綺場シオンチームQ4の気勢に圧迫され、禁断の切り札であるゼロスドラゴン超越に失敗して次々と敗北、脱落して行き、最後は星崎ノアに憑依したカオスブレイカーが敗北したことで、全員がディフライド強制解除後に惑星クレイへ送還されてしまった(カオスブレイカーはレリクスの生贄となって消滅)。
 だが、カオスブレイカーは消滅する直前に霊体化した状態でレリクスを起動させ(この少し前にグレドーラ西沢アラタ撃破後に《死苑のゼロスドラゴン ゾーア》を召喚して、カオスブレイカーの殺害を試みたが失敗している)、更にダークフェイスも送還される前に予め作っておいた二重のウイルストラップ装置により、伊吹らに奪われたゼロスドラゴンをギーゼの下に転送したことで、ギーゼの完全覚醒に成功した。

 アニメでは惑星クレイ送還後の動向は一切描かれずに出番が終わっているが、小説「惑星クレイ物語」では、帰還後の決戦で、ほとんどがメサイア側の陣営に敗北し、そうでなくても戦わず規約を破棄して脱退する者が続出したことで、全滅(自然消滅)している。

メンバー [編集]

※(→[人物名])はディフライドされた人物。

関連リンク [編集]


[1] 「惑星クレイ物語」では、帰還後にシラヌイの説得でメサイア側の陣営へ寝返っている。