ヴァレオス [編集]
ヴァレオスはアニメ「カードファイト!!ヴァンガードG Z」の登場人物。
概要 [編集]
惑星クレイから降り立った異世界からの憑依者で、アクアフォースの初代元帥《蒼波元帥 ヴァレオス》。
力こそ正義と信じる性格で、自らを破ったギーゼに絶対の忠誠を誓っている。
普段は冷静沈着で海軍元帥としての風格を保っているが、その心と誇りはギーゼに対する恐怖と絶望により粉々に打ち砕かれており、ギーゼが復活した際には病的かつ狂信的なほどにギーゼに傾倒する姿を見せた。
その忠誠心はガスティールからも高く評価される一方、敵やそれに関連する者には容赦が無い性格で、「フィデス」を受け継ぐ綺場家を襲撃した際には、シオンのみならずSPや執事に至るまで執拗に痛め付ける程である。
経歴 [編集]
かつてメガラニカの海を荒らしていたギーゼに単身で挑むも返り討ちに逢い、片眼を失った。
その戦いで力の差を思い知って心を砕かれ、その恐怖と絶望から逃れたいあまりに全てを投げ捨てて目の前のギーゼに縋り付く形で帰依した。
弐神戦争が始まってからはガスティールらと共に、遥か昔に行われたギーゼとメサイアによる大戦に馳せ参じ、惑星クレイの破滅に尽力するものの、初代の「フィデス」である「剣聖 フィデス」に敗北し、そのまま形勢が崩れてギーゼ側が敗北した事に多大な責任を感じている。
なお、ギーゼに与した責任を問われてメサイアによりアクアフォースごと封印されてしまったが、結果的にこれは2011年版において蒼龍レオンら「蒼龍の民」が滅亡に瀕し、「虚無」の誘いに乗る結果を生んでしまっている。
その後のメサイアによる浄化を忠誠心と精神力によって乗り切り、使徒としての己を守り切ってからはギーゼ復活のため暗躍を開始し、姿をくらましていた。
「カードファイト!! ヴァンガードG Z」開始以前に海津ルウガに「ディフライド」しており、その肉体を掌握している。
ダムジッドによる陽動作戦を行っている際に、とっての脅威となりうる聖剣フィデスを破壊する為に綺場家を襲撃。当主にして《光輝の剣 フィデス》を持つ綺場シオンに挑み、彼を下した。
更に《絶海のゼロスドラゴン メギド》を実体化させ、フィデスを破壊し、シオンと岩倉を生き埋めにし、岩倉に重傷を負わせた。
その後、ギーゼの器候補である明日川タイヨウに新導クロノを賭けて挑み勝利し、その才覚を垣間見てレリクスに転移させた。
その後は目立った活動は控え、ガスティールの副官的存在として行動し、ユナイテッドサンクチュアリのディフライダーの器候補の捜索に尽力するも、ガスティールのクレイ送還を受けて使徒のリーダー代行となり、残るダークフェイスとカオスブレイカーを率いる様になる。
半ば偶発的に東海林カズマがギーゼの器にしてユナイテッドサンクチュアリのゼロスドラゴンの担い手となったことでギーゼの復活に成功し、それ以降は顔面を大きく歪ませて興奮する様になる。
ギーゼの器となったカズマをダークフェイスとカオスブレイカーに託し、ギーゼと自身を追っていたシオンとのファイトを受けるが、以前よりも力と精神力を高めたシオンは破壊した筈の聖剣フィデスを復活させ、新たな切り札《不滅の聖剣 フィデス》が誕生、それにより敗北した。
ゼロスドラゴンを使用して敗北したため、ディフライドが解除されかけ、Gユニットが焼失するも、壁に掛けられていた武器で直接シオンの殺害とフィデスの破壊を試みるが、寸での所でディフライドが完全に解除され失敗。シオンに呪詛めいた声で迫りながら惑星クレイに送還された。
クレイ帰還後の動向は描かれていないが、おそらくは「惑星クレイ物語」と同様、他のアクアフォース軍勢やアルトマイルとの戦いで討伐されたと思われる。
人間関係 [編集]
- 「剣聖」フィデス
- 宿敵。
- かつて「メサイア」の側に就いたユナイテッドサンクチュアリの英雄であった彼に敗れたことから戦局が傾き「ギーゼ」側が敗北に陥ったことで、彼を強く憎んでいる。それは本人亡きあとも家宝として「聖剣フィデス」を受け継いだ綺場家を襲撃し、欠片も残さぬように「フィデス」を破壊する程である。
- 綺場シオン
- 家宝として「フィデス」を受け継ぎ、《光輝の剣 フィデス》を使用する彼を激しく憎んでおり、綺場家を襲撃した。彼を下した後は一度もディフライダーに勝てたことがないことを罵り、召喚したメギドによって「フィデス」を粉々に破壊し、彼と執事の岩倉を生き埋めにした。
- 明日川タイヨウ
- 過去にディフライダーを破り、自分を追い詰めたこともあって高く評価している。自分が負けた場合はクロノの解放を条件にタイヨウと対決し勝利し、レリクスに転移させた。
デッキ構成 [編集]
主な使用カード [編集]
アニメ「カードファイト!!ヴァンガードG Z」通算成績:3戦2勝1敗 勝率66%
関連リンク [編集]