メサイア/Messiah [編集]
【メサイア】
創世神メサイアのこと。
「調和」を司る惑星クレイの神格。
かつて科学しか存在していなかった惑星クレイに新たな法則・魔法を誕生させた。
ギーゼとは対となる存在であり、ギーゼの消滅した現在、メサイアはその役目を終え、より大いなる神格「クレイズイデア(イデア)」の一部へと還っている。
背景設定上では「弐神紀」以降に出現した、調和を司る神格である創世神《ハーモニクス・メサイア》のことを指す。
- 資源の枯渇への解答として、かつて「創世竜紀」時代に科学文明として栄えていた惑星クレイに新たな法則「魔法」をもたらしたとされている。しかし、彼が魔法を齎したことによってクレイの法則の歪みが拡大し「かつてないほど巨大な虚無」から対となる破壊神《破壊の竜神 ギーゼ》が召喚されてしまった。これは「新聖紀」まで続く2つの神格の争いをもたらすことになる。
- 弐神戦争時には、世界各地で天災が如き被害をもたらしつつ、なんとか勝利を収めギーゼを封印し、その分身〈ゼロスドラゴン〉も宿敵を呼び戻さない為に「生命力に満ち溢れていた世界」(惑星E/地球)に封じた。終戦後は、歪みを抑えていた末に力尽き眠りについたが、「聖竜紀」で「メサイア・スクランブル」の際に再び覚醒し、かつて惑星クレイを襲撃していたリンクジョーカーをその母星と融合させ、新たな子を守るための化身を顕現させる。
- 「新聖紀」以降は、次世代のリンクジョーカーを庇護する為に新たな姿へと変化させ、スターゲートの山地で次世代のリンクジョーカーと共に穏やかな日々を過ごしていたが、対存在であるギーゼの復活を感じ取り、創世を司る竜神としての本能へ再び覚醒。だが、この時点で既に対抗できる十全の状態では無かった。
ギーゼの復活によって、弐神による二度目の戦闘がもう一つの世界(地球)にまで広がる中、その破壊神に対抗できる可能性を持ち得る可能性がある「クロノジェット」に残りの力を託した。
- ギーゼが滅び去った後、自らも神格としての役割を終えてイデアへ還り、長きに渡る2つの神格の争いが終幕した…が、彼らの消失によって惑星クレイでは神格を喪失、「祈り無き時代」と呼ばれる時代(無神紀)に突入し、古代から暁紅院に祭られてきた聖なる太陽の竜の覚醒まで3000年の間、長い暗黒期を迎えることになってしまう。
自身は消滅直前、遊星ブラント(後のブラントゲートの月)に『メサイアの碑文』なる警告を遺しており、これが後の「天輪聖紀」時代におけるユニット達の道標に繋がっていくことになる。
- 誕生経緯は特に描かれていない。ただし、後に公開された「解説!惑星クレイ史」にて「始祖創世竜」というメサイア・ギーゼ以前の最初の神格と神格の源「クレイズイデア」なる存在の諸設定が若干程度に追加、補元された。
- 「クレイズイデア」とは、惑星クレイの誕生と共に生み出された存在で、歴史を通じて幾度となくその姿を変え、時代ごとに異なる性質を持つエネルギーの根源とされており、メサイアやギーゼなどといった神格の元にもなっている。
- 中でも「始祖創世竜」は、最古の神格とされており、惑星クレイにドラゴンを始めとした様々な生命と進化をもたらしたとされる。
- 余談だが、「始祖創世竜」は、正式な名前や姿を含めて詳細不明の存在であり、カード化もされていない。
- 種族の一つとされるが、実際にはどの種族の枠組みには収まらない特別な存在(他TCG作品で例えるなら『遊⭐︎戯⭐︎王』の「三幻神」?)としての意味合いが強い(ギーゼも同様)。
- 「メサイア(messiah)」とは、主にユダヤ教やキリスト教における救世主のことである。ヘブライ語で「油を注がれた者」という意味。「メサイア」は「メシア」の英語読みであり、ヘブライ語では「マシアハ(מָשִׁיחַ mashiach)」となる。
ユダヤ教では、イスラエルを再建し世界に平和をもたらす者とされており、キリスト教では「イエス」が「メシア(救世主)」であると考えられる。
- キリスト教においてはイエスが神であるという教義が存在するが、イエスを神とする場合、神が複数存在することになってしまう(そもそもキリスト教は唯一神である)問題が生じる為、この表現は正しく無い。
国家別(overDressシリーズ) [編集]
ブラントゲート [編集]
―Gユニット
―グレード3
―グレード2
―グレード1
―グレード0
クラン別(新シリーズ) [編集]
リンクジョーカー [編集]
―グレード3
―グレード0
―トリガーユニット
クラン別(旧シリーズ) [編集]
リンクジョーカー [編集]
―Gユニット
―グレード3
―グレード2
―グレード1
―グレード0
―トリガーユニット
無所属 [編集]
―Gユニット
関連リンク [編集]
メサイア/Messiah [編集]
カード名に「メサイア」を含むカード群。
《創世竜 トランスエルス・メサイア》や《アレスター・メサイア》等の要件を満たしたり、《デスティニー・ディーラー》、《ネオンメサイア》等の自動能力の効果で、山札から手札に加えることができる点でのみ共通するカード群であるため、ハーツ化することができないカードやグレード3以上ではないカードはこのカード群には含まれない。
こちらのリアガードを呪縛したり、呪縛カードを解呪することを起点に様々なアドバンテージを得る戦術を得意とする。
関連カード(overDressシリーズ) [編集]
―カード名に「メサイア」を含むカード
―「メサイア」を含むカードに関する能力を持つカード
―「メサイア」を含むカードに関する能力を持つクレスト
―「メサイア」を含まないカードに関する能力を持つクレスト
関連カード(新シリーズ) [編集]
―カード名に「メサイア」を含むカード
―「メサイア」を含むカードに関する能力を持つカード
関連カード(旧シリーズ) [編集]
―カード名に「メサイア」を含むカード
―「メサイア」を含むカードに関する能力を持つカード
―「メサイア」のサポートを扱うデッキ
関連リンク [編集]