ガスティール（ディフライダー） - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

ガスティール [編集]

　ガスティールはアニメ「カードファイト!!ヴァンガードＺ」の登場人物。

概要 [編集]

　使徒の一人にして、そのリーダーである男。
　惑星クレイから降り立った異世界からの憑依者(ディフライダー)で、クレイにおける真の姿はダークイレギュラーズに所属する「ギーゼ教」の伝道師《邪神司教ガスティール》。

経歴 [編集]

　生と死を繰り返す生命の営みそのものに強い虚無感を覚え、そこからこの世の全てが無価値であり、滅ぶべき存在だとする思想を抱いていた。
　その中で、メサイアによる法則改変に伴い生じた「かつてないほど巨大な虚無」に魅入られ、その力をユニットとしてクレイに召喚。かくして顕現したギーゼを前に心服、彼を神として祭り上げる宗教を作り上げた。
　その後、ヴァレオスらと共にギーゼとメサイア」による大戦「弐神戦争」に馳せ参じ、惑星クレイに破滅をもたらすため戦ったものの、敗北した。
　
　「カードファイト!! ヴァンガードＧＺ」開始以前に日比野アルテに「ディフライド」しており、その肉体を掌握している。また、その状態を維持する限りユニットとしての本来の力を一切使えないディフライダーの中にあって唯一、ギーゼからメサイアへの呪詛をかける能力を与えられている。
　
　使徒の中ではヴァレオスと並んでリーダー格であり、周囲に指示を出しつつ、レリクスに囚われたクロノ達に事態を説明するなどして状況を整えていた。
　その後、ギーゼと敵対するメサイアの先導者である伊吹コウジを抹殺すべく、ギーゼより授かった呪いの力により命をかけたファイトを挑むが、事態を察知して駆け付けたクロノが盤面を引き継いだことで敗北。
　しかし、それでも全てが目論見通り進むことを確信しながらディフライドを解かれ、惑星クレイに帰還した。
　その後の消息は不明だが、ギーゼ滅亡とレリクス崩壊を待たずにして本編における彼の出番はここで終えることになった（おそらくは「惑星クレイ物語」と同様の末路を辿ったと見られる）。