メガコロニー/Megacolony [編集]

【メガコロニーとは?】
説明しよう!メガコロニーは緑の国家“ズー”の何処かに秘密基地を構えているという、悪の犯罪結社である!
「女王」と称されるボスを最上位として組織されており、その部下に忠実な昆虫型知性体の怪人や
機械化改造昆虫、さらに末端には多数の戦闘員を抱えているのだ!
武装強盗、兵器や麻薬の取引、誘拐、密輸など、ありとあらゆる組織的犯罪を行う、恐怖の軍団なのだ!

各国の警察や警備組織がメガコロニーの本拠地を探っているが、地中に無数の拠点を作ったり、
保護色を利用したりと、虫ならではの隠蔽工作に長けているため、発見は非常に困難。

メガコロニーとインセクト
 メガコロニーは知性ある昆虫を中心とする国際的犯罪結社である。
 構成員、戦闘員および幹部の種族は昆虫または近似種であり、インセクトと呼ばれている。
 メガコロニーといえば民の平和を乱す改造怪人たち、社会を脅かす悪として記憶されているが、実はその歴史は長く、その成立は40億年以上も前、創世竜紀まで遡る。惑星クレイにまだ魔法が無かった頃である。

 天輪聖紀のメガコロニーは、無神紀(惑星クレイから神格の加護が失われた時代)を経て、変質を余儀なくされている。
 現在のメガコロニーは大きく分けると3つ。
 一つは、旧来の流れを汲む悪の組織。これは旅人や町村を脅かすはぐれ(・・・)怪人から大規模な国際犯罪まで手を広げるある意味正統派の集団である。
 二つ目は、各国の法のグレーゾーンを掻い潜る企業型組織。表の稼業はまっとうなものである。
 そして三つ目が、地元密着型の任侠組織。中には政府と契約を結んで防犯に目を光らせる者までいる。
 かつてのメガコロニーを知る者にとっては意外すぎるこの異端の存在は、かなりの勢力となっている。
 というのも、ストイケイア国の誕生から少し前、世界の未来を憂いていた大賢者ストイケイアの高弟の一人(一番弟子という説もある)が大きな勢力を持つ派閥の長であるインセクトであり、ストイケイア師の死後、以前から“必要悪として地域との共生関係”にあったメガコロニーの特性を進めて、地域社会との協調をより強め、「素人衆に迷惑をかけない」「みかじめ料を取るかわりとして縄ばりは守る」といった任侠的な仁義に基づく新たな掟を定めたのである。
 とはいえ、メガコロニー自体は善人の集まりではあり得ないので、何らかの縁があってこの三番目の派閥に関わることがあったとしても、過度の期待や油断は禁物であることは言うまでもない。

概要 [編集]

 昆虫を主とした犯罪結社のクラン国家ズー(後にストイケイア)。

 ブースターパック虚影神蝕」より、クラン統一でデッキ構築可能となっている。

 種族は属するカード全てが〈インセクト〉となっている。
 ボスは団員全ての母、《百害女王 ダークフェイス・グレドーラ》

 「Mega(メガ)」は「大きい」、「colony(コロニー)」は「生き物の群れ」を表す単語。「虫たちの巨大な組織」といった意味合いだろう。

 相手の行動を妨害する継続効果を発生させる能力や、相手ユニットレスト状態を参照する能力を持ち味とする。

 メガコロニーの妨害には相手に不利と不利で選択を迫るという性質の物が多く見られる。
 例えば相手スタンドフェイズ中のユニットスタンドを封じる能力は、カードを消費してユニットの重複処理前提でコールを行うならば、回避できるが、それを行わないならば手数でディスアドバンテージを負うといった性質である。
 相手のミスや手札事故に付け込むと強力であるが、最適なプレイングをされると、かげろうなるかみ退却能力リンクジョーカー呪縛能力に比べ損害を軽減されてしまいやすくなっている。
 おまけに言えばそれらとコストは同程度の査定で、カウンターチャージ能力を初めとするリソース確保持つカードの質に劣るためむしろコスト効率でも見劣りしかねない。
 ただし、それらの単なる劣化というわけではなく、カードの組み合わせで選択肢を狭めたり、処理しきれない程の大量の妨害を持ってこれを封じ込めるという戦法も可能である。
 また、一部の能力にはヴァンガードの動きも封じられるといったものや、インターセプト封じや、リアガードサークルへのコール封じ等、時にはルールにすら干渉する独自性の高いものも存在する。

 リアガードスタンドを封じる能力自体が有効なクランとあまり有効ではないクランで大きく分かれ、例えばバミューダ△シャドウパラディンペイルムーン等に対しては、各クラン特有の動きによってユニットを入れ替えられ、何事もなかったかのように効果を無効化されてしまうことも珍しくない。
 ただし、これについてはカード効果コスト目標として選べなくしたり、リアガードサークルへのコールや自体を封じる継続効果を発生させる能力の追加などである程度補えるようにはなった。
 また、通常なら意味のない相手ダメージチェックで出たスタンドトリガーでも似たような不利益を被る。
 相手ユニットレスト状態に依存した能力についても同様のことが言え、クラン特性そのものが相手との兼ね合いによる部分が大きいという不安定な一面を持つクランである。
 その一方で、リミットブレイク能力を持つ元々のパワー10000のグレード3のカードは存在しない。

 旧シリーズでのクラン能力は、『暗躍』。

 新シリーズのカードVスタンダード)においては、スタンドを封じる能力以外にも、相手デッキの一番上のカードドロップゾーンに送る能力や、暗黒繭マーカーを利用した能力も見られるようになった。

  • 背景ストーリー上においては取りざたされることが少ないが、実はその歴史は長く、首領であるグレドーラは「弐神紀」時代の「弐神戦争」から存命しており、後に公開された世界観コラムの惑星クレイ史においては、惑星クレイにまだ魔法が存在しなかった40億年以上も前の「創世竜紀」から存在していることが判明している(ディメンジョンポリスより後に結成されたと思われる)。
    • 「天輪聖紀」時代以降では、無神紀以前から変質を余儀なくされており、活動が低調気味となっている[1]ようだが、実際には旧来の流れを汲む「悪の組織」や「各国の法のグレーゾーンを掻い潜る企業型組織」、「地元密着型の任侠組織」の3つに分かれており、旧組織を知る者にとってかなりの勢力となっている模様。
      なぜこのような状態になったのかは詳細不明だが、ストイケイア建国以前に大賢者ストイケイアの高弟の一人(一番弟子説もあり)である、派閥の長のインセクト(名称不明)によって、その組織の特性を任侠的な仁義に基づく新たな掟を定められた結果だと思われる。

種類別(新シリーズ) [編集]

グレード3 [編集]

―パワー12000 / シールドなし / クリティカル1

グレード2 [編集]

―パワー12000 / シールドなし / クリティカル1

―パワー9000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー8000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー7000 / シールド5000 / クリティカル1

グレード1 [編集]

―パワー8000 / シールド10000 / クリティカル1

―パワー7000 / シールド15000 / クリティカル1

―パワー7000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー7000 / シールド0 / クリティカル1

―パワー6000 / シールド10000 / クリティカル1

―パワー5000 / シールド10000 / クリティカル1

グレード0 [編集]

―パワー6000 / シールド10000 / クリティカル1

クリティカルトリガー [編集]

―パワー5000 / シールド30000 / クリティカル1 / パワー+10000

―パワー5000 / シールド15000 / クリティカル1 / パワー+10000

ドロートリガー [編集]

―パワー5000 / シールド5000 / クリティカル1 / パワー+10000

―パワー5000 / シールド0 / クリティカル1 / パワー+10000

ヒールトリガー [編集]

―パワー10000 / シールド15000 / クリティカル1 / パワー+10000

―パワー5000 / シールド20000 / クリティカル1 / パワー+10000

種類別(旧シリーズ) [編集]

Gユニット [編集]

―パワー15000+ / シールドなし / クリティカル1

―パワーなし / シールド15000 / クリティカルなし

グレード3 [編集]

―パワー11000 / シールドなし / クリティカル1

―パワー10000 / シールドなし / クリティカル1

―パワー9000 / シールドなし / クリティカル1

グレード2 [編集]

―パワー10000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー9000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー8000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー7000 / シールド5000 / クリティカル1

グレード1 [編集]

―パワー9000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー8000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー7000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー6000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー6000 / シールド0 / クリティカル1

グレード0 [編集]

―パワー6000 / シールド10000 / クリティカル1

―パワー5000 / シールド10000 / クリティカル1

クリティカルトリガー [編集]

―パワー5000 / シールド10000 / クリティカル1 / パワー+5000

―パワー4000 / シールド15000 / クリティカル1 / パワー+10000

―パワー4000 / シールド10000 / クリティカル1 / パワー+5000

ドロートリガー [編集]

―パワー5000 / シールド5000 / クリティカル1 / パワー+5000

―パワー4000 / シールド5000 / クリティカル1 / パワー+5000

スタンドトリガー [編集]

―パワー5000 / シールド10000 / クリティカル1 / パワー+5000

―パワー4000 / シールド10000 / クリティカル1 / パワー+5000

ヒールトリガー [編集]

―パワー5000 / シールド10000 / クリティカル1 / パワー+5000

―パワー4000 / シールド10000 / クリティカル1 / パワー+5000

関連リンク [編集]


[1] 長編小説「クレイ群雄譚」第1章9話にてその言及がある