ライドライン [編集]
ライドデッキに入れて使うユニットカードの俗称。
大まかに言うならば、ライドデッキ向けにデザインされているグレード3からグレード0の4枚1組のユニットカードのこと。
グレード0のユニットカード(ファーストヴァンガード)の能力は(《グリフォシィド》を除いて)基本的に共通であるため、それのカード名が参照されないものに関しては、実質的にはグレード3、グレード2、グレード1のユニットカード3枚で1組である。
ヴァンガードサークルで有効になる能力、ヴァンガードサークルに登場した時かライドされた時に誘発する能力を持つカード4枚で構成されている。
そのため、自由度は低いがその組み合わせ通りにライドを繋げることでシナジーが発揮されるようになっている。
ライドライン対象となるグレード3からグレード1のユニットカードは例外的に変更可能なものも存在するが、それらはごく少数に限られており、特定のユニットカードにライドすることを推奨するグレード3のユニットカードは、ライドラインには含まれない(例:「オーバーロード」における《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》(Dシリーズ)、「ブラスター」における《ファントム・ブラスター・オーバーロード》(Dシリーズ)等)。
また、ライドデッキ向けのカードが存在しても、特定の組み合わせを推奨する専用のカードが基本的存在せず、他のライドラインのカードを流用する必要があるケースも存在する(例:終末のワルキューレにおける「呂布奉先」「アダム」「佐々木小次郎」)。
- モンスターストライクについては、ライドデッキに向けのカードは存在するが、特定の組み合わせを推奨するデザインとなっておらず自由度が高い(モンスターストライクでヴァンガードを始める原作ファンへの配慮と思われる)。
- この特定の組み合わせを意識した記述は、かつてヴァンガード初期に多かった、同クランのカードにライドした時に誘発する能力に近い。
- 当時は、同じクラン内のカードプールが少なく、異なるクランを組み合わせたデッキが少なからず存在していたため、同クランでの構築を推奨するための措置として、あのような記述が必要となっていた。
だが、時が進むにつれて種類が多くなり、同じクラン内で統一することがルールとして認められるようになった。そのため、Vスタンダード(旧スタンダード)でもこの記述が必要となっていた。
- Dシリーズに移行し、主要のレギュレーションがスタンダードに入ってからは、デッキを組む際の種類がクランから国家に改められ、同じ国家でも異なる動きを見せられるよう、この記述は重要となっていった。
該当カード [編集]
グリフォシィド(国家無し) [編集]
関連リンク [編集]