《熱気の刃 アルダート》 [編集]
クイックスタートデッキ ドラゴンエンパイアで収録されるグレード0のドラゴンエンパイア。
《サンライズ・エッグ》の同型再版。
関連カード [編集]
ユニット設定 [編集]
片刃剣を振るうフレイムドラゴンの少年。ヴァルガ・ドラグレスを勝手に「師匠」と呼び武者修行の旅につきまとっている。血気盛んでケンカっ早いが陽気で素直で人懐っこい。人型ドラゴンとしては(まだ子供という事もあるが)背が低く逆にそれを活かした、敏捷な動きで相手を惑わせる戦い方を得意とする。方向音痴。
ドラゴンエンパイアの竜/二足歩行と四足歩行
ドラゴンエンパイアは文字通り「竜の帝国」であり、様々な種類のドラゴンが棲んでいる。
その多様な特性すべてを網羅するにはとても紙面が足りないが、今回は竜の大分類とも言える二足歩行と四足歩行の違いについて触れてみたい。
さて、生物学的にみると陸上で生活する動物は、身体が大きくなるほどしっかりとした支え、つまり強く大きな脚が必要となる。だが竜に関して言えばこれは必ずしも当てはまらない。雲を突くように巨大なドラゴンでも後ろ肢で立つことも珍しくないからだ。
では竜の場合、四足歩行と二足歩行を分かつものは何か。
それは知性と会話の可否、道具・武器の使用だ。
四足歩行の竜は、一般に「手で道具を使わない」。物を運んだり武器を持つ場合でも口でくわえることが多い。彼ら四足歩行の竜に取っての「口」は呼吸し、噛みつき、噛み砕き(食事をし)、時に炎などを吐き、物を扱うもっとも大事な器官なのだ。
ここですでにお察しの通り、口が塞がると会話が困難になる。
つまり四足歩行の竜は、共通語などの人語を喋らないか、または「わかっていても言葉で会話をしない(吠え声や仕草で伝える)」竜だと言える(もちろん竜と一口に言ってもその種類は多く、例外はあるが)。
対するに二足歩行は前肢を「腕」や「武器」として使い、人間などと同じか、あるいはもっと高度な技と力の使い手であることが多い。またこちらは手が使える分、「口」が使えるため、会話する者も多くなる。
そして、ドラゴンエンパイアの場合、竜にも戦闘技術を磨く、武芸者が数多くいる。人間などと同じく厳しい修行を積み、心身を鍛えて達人の域を目指す者たち。軍事国家であり強者が尊ばれるドラゴンエンパイアでは、「最強」は武人として誰もが憧れる称号だが、周りもまた強者ぞろいである此の国でそう呼ばれるには、竜といえども容易なことではない。
なお噂では天輪聖紀の昨今、その「最強」にもっとも近いと言われるドラゴンが放浪の旅に出ており、弟子たちですらその所在は不明だという。おそらく二足歩行であろう武芸者竜はどのような姿なのだろうか。普段から穏やかな性格の森の竜たちに親しみ、武道には縁の無い私でも、これはとても興味がそそられる情報である。
動物学者 C・K・ザカット(レティア大渓谷 在住) 拝
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収録情報 [編集]