《蝕滅の龍樹 グリフォギィラ》 [編集]
ノーマルユニット 〈10〉 (ツインドライブ!!) (ペルソナライド) |
―― - ヒュドラグルム パワー13000 / シールドなし / ☆1 |
【永】【(V)】:あなたのターン中、あなたの(R)の龍樹マーカー1つにつき、このユニットのパワー+5000。3つ以上なら、このユニットのクリティカル+1。 【自】【(V)】【ターン1回】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、あなたのライドデッキから表の災厄カードを1枚選び、除外する。除外しなかったら、ライドデッキから【超】トリガーを1枚選び、公開し、そのトリガー効果と追加効果すべてを発動させ、除外し、龍樹マーカーのあるあなたの(R)のリアガードすべてを【スタンド】させる。 |
龍樹侵攻で収録されたグレード10のノーマルユニット。
グレード10であるため通常の方法ではノーマルライドできず、運用するには《グリフォシィド》の自動能力によるスペリオルライドが前提となる。
その《グリフォシィド》共々特定の国家に属さないため、各国家の戦術を取り込みながらの幅広いデッキ構築が可能。
ただし、それぞれの能力は龍樹マーカーを参照するため、その性能を引き出すには追加の龍樹マーカーを配置する能力を持つ他の「龍樹」を含むユニットカードを擁する五大国家のいずれかのデッキでの運用が推奨される。
1つ目の能力は、自分のターン中、リアガードサークルの龍樹マーカー1つにつきパワー+5000し、3つ以上ならばさらにクリティカル+1する永続能力。
このユニットカードをライドするためには《グリフォシィド》の自動能力で龍樹マーカー2つは確保されるため最低でもパワー23000、追加の龍樹マーカーを1つ配置するだけでパワー28000/クリティカル2となる。
リソース消費は大きいので容易ではないがリアガードサークルの龍樹マーカーを5つ揃えることができたなら、最大パワー38000/クリティカル2となり相手に対して大きなプレッシャーをかけることが可能。
2つ目の能力は、ヴァンガードにアタックした時に、ライドデッキから表の災厄カードを1枚除外し、それが出来ない場合はオーバートリガーを1枚公開して除外し、そのトリガー効果と追加効果を発動させ、龍樹マーカーの置かれたリアガードサークルのリアガードを全てスタンドさせる自動能力。
普通に進めた場合、オーバートリガーを使用できるのはライドしてからさらに4回のアタックが必要となるため、最速でも11~12ターン目となるが、強烈な効果を持つオーバートリガーを能動的に発動することができる数少ない方法の一つとなる。
災厄カードとオーバートリガーがなくなった場合でもリアガードをスタンドさせる処理は行えるため、積極的にアタックを狙いたい。
この能力の都合上、本領発揮は従来のデッキよりもかなり遅い。
そのためカウンターブラストを消耗させる、相手のリアガードを減らしておくなど、ファイトを長期戦に持ち込むプレイングが望ましい。
なお、追加の龍樹マーカーを配置可能な5大国家で使用できる各オーバートリガーが適用された場合は以下のようになる。
- 本ゲームにおいて、ヴァンガード史上初のグレード10、国家に属しない規格外のカード。
- ルールの都合上、ノーマルライドで他のユニットにライドする形でヴァンガードサークルに出すことも他のカードをノーマルライドすることも不可能だが、ライドそのものへの制限はないため同一カード間のノーマルライドでペルソナライドを行うことは問題なく可能。
- アニメでは「will+Dress」において向江ジンキが使用するユニット。
- ライド時の台詞は「種は根付き、芽吹くは災厄。来臨せよ、破滅の申し子! デッキから、《蝕滅の龍樹 グリフォギィラ》にライド!」。
- ライド時にはジンキのイメージにおいて、惑星クレイに《グリフォシィド》が着弾し、巻き起こった爆発の中からこのユニットが出現する様子が描かれている。
関連カード [編集]
ユニット設定 [編集]
このユニットは今日のカードで紹介されていません
- 「ヒュドラ(Hýdrā)」と思わせる複数の首(?)のようなものを持っているのが特徴的だが、ヒュドラグルムの種族名の由来を踏まえると、カード名は「クリフォト」とラテン語で「銀」を意味する単語「gyrum」を合わせたものか。
- 「クリフォト(Qliphoth)」とは、ユダヤ教神秘主義カバラの影響を受けたオカルティズムにおける思想の1つ。その名はヘブライ語で「皮」、「殻」を意味する「クリファ(qlipha、קליפה)」の複数形に由来し、13世紀のカバラの文献「ゾーハル」によると神聖なるものを覆い隠す「外殻」とされている。
- 西ヨーロッパの非ユダヤ人社会で発達した「ヘルメティック・カバラ」の流れを汲む魔術思想においては、生命の樹セフィロトと対をなす概念として「クリフォトの樹」としてシンボル化されており、「逆さまの樹」や「邪悪の樹」等とも呼称される。
- 背景ストーリーにおいては惑星クレイに別の星から飛散した種の一つが根付き成長した姿とされる。「龍樹の落胤」を冠するユニット達を通じて各国家のユニット達をマスクスに引きずり込んでいるが、目的は不明。
- 「クレイの外から現れた侵略者」「ユニット達を自らの属性に引きずり込み力を与える」など、新聖紀における襲来当時のリンクジョーカーと似た部分が多い。
FAQ [編集]
- Q8537(2023-02-02)
“龍樹マーカー”とは何ですか?
龍樹マーカーとは、サークルに置くことで効果を発揮するマーカーです。マーカーはカードと異なり、ユニットやカードとして選択できず、カードに対する指示の影響を受けません。
龍樹マーカーが置かれているサークルにいるユニットは、自分のターン中、自分のヴァンガードが「龍樹」か「マスクス」を含むなら、パワー+5000されます。
- Q8482(2023-02-02)
グレード10のこのカードをライドデッキに入れることはできますか?
いいえ、できません。
- Q8481(2023-02-02)
グレード10のこのカードから、別のこのカードにノーマルライドすることはできますか?
また、ノーマルライドできる場合、ペルソナライドは発動しますか?
「蝕滅の龍樹 グリフォギィラ」から、「蝕滅の龍樹 グリフォギィラ」にノーマルライドすることはできます。
また、その場合、ペルソナライドは発動します。
- Q8480(2023-02-02)
このカードの“このユニットがアタックした時”を条件とする自動能力により、“あなたのライドデッキから表の災厄カードを1枚選び、除外する”という効果が実行される状況です。
ライドデッキに表の災厄カードが1枚以上置かれている場合でも、その災厄カードを選ばず、除外しないことはできますか?
いいえ、できません。
“~まで”とない場合、それが可能な限りその数になるまで目標を選ぶ義務があります。
選ぶことのできる場合に、選ばないことを選択することはできません。
- Q8479(2023-02-02)
すでにライドデッキから災厄カードや【超】トリガーを除外しているため、このカードの“このユニットがアタックした時”を条件とする自動能力により、ライドデッキから災厄カードや【超】トリガーを選べない状況です。
この場合“龍樹マーカーのあるあなたの(R)のリアガードすべてを【スタンド】させる”効果は解決できますか?
はい、できます。
能力の効果は可能な限り実行されます。
そのため、“ライドデッキから【超】トリガーを1枚選び、公開し”という効果が実行できない場合でも、“龍樹マーカーのあるあなたの(R)のリアガードすべてを【スタンド】させる”効果は可能な限り実行されます。
- Q7951(2022-07-21)
【ターン1回】の能力を持っているユニットが複数枚いる場合、どれか1つしか使えないのですか?
いいえ、使えます。【ターン1回】の能力は、カードごとにそれぞれ各ターンに1回使うことができます。
収録情報 [編集]