グリフォギィラ/Griphogila [編集]
カード名に「グリフォギィラ」を含むカード群。
このカード群に属するユニットカードは基本的に「龍樹」にも属している。
英雄激突で追加された《侵蝕の烽烟》によってサポートを受けられるようになった。
- 設定上では、別の星から飛散した《グリフォシィド》が惑星クレイに根張りついて成長した姿にして、龍樹の親玉。
- 設定的には、「聖竜紀」時代における襲来当時のリンクジョーカーと似た部分が多いが、グリフォギィラそのものは全くの真逆であり、その手段は存在を気づかせずに「浸透」するという狡猾なものである。
- 「龍樹」の名の通り、モチーフはカバラにおける概念「クリフォト」を図式化した「邪悪の樹」だと思われる。更にヒュドラグルム(hydrargyrum)の種族名の由来も踏まえて、ギリシャ神話の怪物「ヒュドラ」を彷彿とさせる要素も見られる。
- 「クリフォト(Qliphoth)」とは、ユダヤ教神秘主義カバラの影響を受けたオカルティズムにおける思想の1つ。その名はヘブライ語で「皮」、「殻」を意味する「クリファ(qlipha、קליפה)」の複数形に由来し、13世紀のカバラの文献「ゾーハル」によると神聖なるものを覆い隠す「外殻」とされている。
- 西ヨーロッパの非ユダヤ人社会で発達した「ヘルメティック・カバラ」の流れを汲む魔術思想においては、生命の樹セフィロトと逆の概念として「クリフォトの樹」としてシンボル化されており、「逆さまの樹」や「邪悪の樹」等とも呼称される。
- 「ヒュドラ(Hýdrā)」とは、ギリシア神話に登場する怪物。テュフォンとエキドナの子で、多頭の大蛇(または竜)の姿をしている。中央の首は不死であり、それ以外の首も傷口から二つの頭が生えてくるという再生能力を持つ。また体内には強力な猛毒を持ち、激しい苦痛を与える上に決して癒えることがなかったとされる。ヘラクレスと戦うが中央以外の首は切断面を焼かれて再生を封じられ、最後に不死である中央の首も巨大な岩の下敷きにされ倒された。
- アニメにおいては「カードファイト!! ヴァンガード will+Dress」の向江ジンキやギィがこのカード群に属するカードを使用している。
関連カード [編集]
―カード名に「グリフォギィラ」を含むカード
―「グリフォギィラ」を含むカードに関する能力を持つカード
―「グリフォギィラ」を含むカードに関する能力を持つトークン
関連リンク [編集]