龍樹(りゅうじゅ)/Dragontree [編集]

 カード名に「龍樹」を含むカード群

龍樹の落胤/グリフォシィドと龍樹
 ※下記は、グリフォシィドと龍樹についてここまでの情報をまとめたものである※
 星降る夜(流星雨)にまぎれて、地表に降りてきた「グリフォシィド」は《種》であり、現在は幼体らしい。
 そして惑星クレイのどこかの地面に広がっているのが「龍樹」。
 これはどうやら植物でいう《根》あるいは《茎》であるらしい。そしてその中心にあるのがグリフォシィドと思われる。
 さて、ここで今回登場した龍樹の落胤について。
 落胤とは落とし(だね)のことだが、これは通常、血族の関係性を示すもので植物には使われない。(グレートネイチャー総合大学発行の『惑星クレイ植物便覧』による)
 実際、今回登場した「龍樹の落胤ビスト・アルヴァス」は水牛に近い形の四足獣であり、分類としては動物とされる。これは“落胤”、落とし(だね)という名称にヒントがありそうだ。つまり龍樹の生物としての直系(宇宙?から降り来たった植物)ではなく、傍系(惑星クレイに棲息する動物)の形を借りているという説である。さらに特筆すべきはその能力で、母体であるグリフォシィドと根を張る龍樹と、龍樹の落胤は強い繋がりがあるらしく、惑星クレイの上であれば時差なしで空間的・感覚的・情報的に直結/共有できるようだ。
 これはいわば瞬間移動/空間跳躍の力だが、天輪聖紀では今のところ《世界の選択》の際の封焔の巫女バヴサーガラが使った「時空の歪み」や、ケテルサンクチュアリの地上の都セイクリッド・アルビオンやドラゴンエンパイアのヴァーテブラ森などで稀に自然発生する「時空間の穴」、オルフィスト率いる柩機(カーディナル)が戦う宇宙の戦場“夜”で使われる「空間転移」しか似たものがない。グリフォシィドが惑星クレイに根を広げつつある“龍樹のネットワーク”は、敵にまわすと非常に厄介な能力を持っていると言えるだろう。

 複数の国家にまたがって存在している。

 「グリフォギィラ‎」以外の該当のユニットカードでは、リアガードサークルから登場した際、コストを払うことにより龍樹マーカーを置くという自動能力を持つ特徴がある。

  • 属するカードに統一性が無いのは、「Я」と同じように見えるが、このカード群では「Я」と違い、サポートカードもそれぞれ異なる国家に属しているという点がある。
  • 英語版ではそのまんま「Dragontree」で、それを転じると「リュウケツジュ」になる。樹脂が竜の血のように赤いことからこの名(竜血の採れる木)が付いているが、この竜の血を水銀(ヒュドラグルム)とも解釈できるものとすれば、相応しい存在とも言えるだろう。
  • アニメにおいては「カードファイト!! ヴァンガード will+Dress」の向江ジンキがこのカード群に属するカードを使用している。

関連カード(overDressシリーズ) [編集]

―カード名に「龍樹」を含むカード

―「龍樹」を含むカードに関する能力を持つカード

―「龍樹」を含むカードに関するテキストを持つマーカー

関連リンク [編集]