《ゼフィロシィド》 [編集]
ノーマルユニット 〈0〉 (ブースト) |
―― - ヒュドラグルム パワー6000 / シールド5000 / ☆1 |
【永】【(V)】:あなたの、ソウルかドロップの福音カード1種類につき、このユニットのグレード+1/パワー+2000。(相手ターンも有効) 【自】【(V)】:あなたのメインフェイズ開始時、あなたのライドデッキから災厄カードを1枚選び、ソウルに置く。 ・グレード1-あなたのライドデッキから「エネルギージェネレーター」を1枚まで選び、クレストゾーンに置く。置いて、あなたが後攻なら、【エネルギーチャージ】(3)。 ・グレード3-あなたの、手札か山札から「降誕の龍樹 ゼフィロギィラ」を1枚まで探し、【スタンド】でライドし、山札から探したら、山札をシャッフルする。ライドしたら、あなたの(R)を1つ選び、龍樹マーカーを1つずつ置く。 |
月牙蒼焔で収録されるグレード0のノーマルユニット。
関連カード [編集]
ユニット設定 [編集]
新たなる種ゼフィロシィド──かつて龍樹の種がもたらしたものと、これから起こり得る変容
ゼフィロシィドとは、龍樹の種グリフォシィドが安息の地で変化した新たな姿だ。
だが変わったのは形だけではない。
龍樹とグリフォシィドについて、ここまでの経緯を振り返ってみよう。
グリフォシィドは天輪聖紀となってから、ひそかに宇宙から惑星クレイに飛来し根付いた、生物としては外来種である。
そしてこの種にはある特質があった。
それは「星の生命力を吸収して成長する」というもの。龍樹の到来を予見していた崇拝者によって付けられたと思われる「掠め奪う種」という名は暗示的でもある。
グリフォシィドはその名の通り、自身の欲求のおもむくままに惑星クレイの運命力を吸い取り始めた。
その影響は世界樹の不調となって現れた。
最初期にいち早くこの変化に気がついたのが、世界樹と心通わす才能を持つストイケイアの『世界樹の音楽隊』指揮者、満開の大行進リアノーンだった。
リアノーンや天輪の巫女リノらの警戒も及ばず、成長したグリフォシィドは「龍樹」として、惑星クレイの運命力を取り込み続け、やがて眷族である水銀様のものと、──クレイの有力者に龍樹の仮面と力を与え幹部として迎えた──マスクスによる軍団を結成。最大の敵となる天輪竜の卵とトリクスタ、焔の巫女たちの一行を時間軸の外に飛ばしている間に、惑星クレイ世界の大半をその支配下においた。
これが龍樹侵攻である。&vr; 結局、天輪と封焔の巫女に率いられたクレイの抵抗勢力によって、最終形態まで進化していた滅尽の覇龍樹 グリフォギィラ・ヴァルテクスは滅ぼされ、惑星クレイ世界も復興へ向かって動き出した。
またこの滅尽の覇龍樹崩壊の際に龍樹が集めた運命力は飛散し、この力を浴びたものが「運命者」となった。
さて、ここからはごく一部の者しか知らない事実だが、龍樹は完全に滅んだわけではなかった。
縮小化し無力化し、記憶のほとんどを失った状態で再びグリフォシィドに戻っていたのだ。
意識もまた幼児に戻ったグリフォシィドが望んだのは「土と水そして太陽」。
つまりは、自らが惑星クレイの一部となる事だった。
その望みに応えたのが希望の妖精トリクスタ、幼いグリフォシィドが既にクレイにとっての害悪ではないと判断したのが天輪竜の卵サプライズ・エッグ(神格ニルヴァーナに通じる存在)、またこの秘密について口を閉ざし、事実を知る者を最小限に留めたのが天輪の巫女リノ。
そして現在、龍樹安息の地に根を張り豊かな楽園を築いていたグリフォシィドが(本編にもあるように)新たな年の始まりに際して、また惑星クレイにその無垢な興味を向け始めたようである。
果たしてこの動きが「新たな始まり」となるのか。
またそれがクレイ世界にとって吉と出るか凶と出るか。
今後の動向を注目していきたい。
FAQ [編集]
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収録情報 [編集]