ヒールトリガー/Heal Trigger [編集]

 トリガーアイコンの種類の一つ。

 トリガーアイコンおよびテキスト中において、「」の字を描いた緑色のアイコンで表される。

 ダメージゾーンカードが少なくなるということは、ガードを1回少なくできるということであり、終盤を考慮すれば手札2枚以上のアドバンテージに繋がり得る。
 その上、既にカウンターブラストコスト等で裏向きになっているカードであれば、そのカード回復で取り去ることでさらにコスト1枚分の余裕を作ることが出来る。

 この回復効果の発動は大きなアドバンテージになるため、ダメージゾーンカードの枚数差によって回復が不発する事態はできれば避けたい。
 ダメージゾーンカードの枚数が相手と同等以上になるようにしてターンの開始を迎えたり、リアガードで先にアタックする場合、その結果ダメージゾーン相手より少なくなることを避けるなどといった工夫が明暗を分ける場合もある。

 逆に、ダメージゾーンの枚数に依存した能力を使用する場合はこの回復効果の発動がマイナスになる場合があり得る。
 永続能力またはヴァンガードバトル後に誘発する自動能力である場合、その効果を当てにしていたのにドライブチェックダメージゾーンカードが4枚から減ったこと利用に制限がかる可能性があるからである。

 条件さえ満たしていればダメージチェックでも有効なトリガーアイコンの一つである。
 特にダメージゾーンに6枚目のカードが置かれることを避けられない場面においては、ヒールトリガーが出るか否かが最後の望みとなる。

 また、このトリガーユニットGガーディアン能力を持ったGユニット登場のためのコストになるため、ガードをする際は可能な限り他のカードを優先的に使用したい。

 新シリーズ(Vシリーズ)においてはVスタンダード向けのグレード0に限り、基本のシールド値が20000となり、グレード3はシールド値こそ15000だが相手の速攻に備えやすい能力の「ヒールガーディアン」が登場し、防御の要と言える存在となった。
 Dシリーズにおいては、グレード0もクリティカルトリガーフロントトリガーと同じシールド値が15000となっている。

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