《無限の宿命者 レヴィドラス》 - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

《無(む)限(げん)の宿(しゅく)命(めい)者(しゃ) レヴィドラス》 [編集]

　宿命決戦で収録されたグレード３のストイケイア。

一つ目の能力はカウンターブラスト（1）を支払うことでお互いのリアガードサークルにひとつづつ無限鱗粉マーカーを置く能力。後述の自動能力により、自分のリアガードサークルに置かれた無限鱗粉マーカーはフォース・マーカーのような働きをするが、重ねることに意味はないので、別々のリアガードサークルに配置するようにしたい。一方、相手のリアガードサークルに置く無限鱗粉マーカーは逐次除外されるため、同じリアガードサークルに重ねておいても問題なく機能する。

二つ目の能力は、無限鱗粉マーカーが置かれているリアガードサークルのユニットがアタックやブーストした時、そのパワーを増減させる自動効果。この能力により、自分のリアガードサークルの無限鱗粉マーカーはフォース・マーカーのような働きをするほか、相手のリアガードサークルの無限鱗粉マーカーにより、シールド要求値を下げることもできる。

ディヴァインスキルは、ソウルブラスト(1)を支払うことで、リアガードサークルにひとつづつ無限鱗粉マーカーを置き、自身にパワー+10000/クリティカル+1する能力。相手のヴァンガードのグレードが3であればいつでも使用可能であるので、使えるタイミングで積極的に使ってしまおう。

関連カード [編集]

• 「レヴィドラス」

• ディヴァインスキル
• 無限鱗粉マーカー

• 《マンティサイス・ドラゴン》
• 《スコルピアサー・ドラゴン》
• 《スタグニッパー・ドラゴン》

ユニット設定 [編集]

ストイケイアの奥深くに棲んでいる100億歳を超える太古の生物。秘境の森ヴェルミスムにたちこめる朱色の霧の正体は、レヴィドラスの羽から放出される「無限鱗粉(インフィニット・アイズ)」。永い時間をかけ、惑星クレイの隅々にまで散ったインフィニット・アイズはいわゆる昆虫の鱗粉とは別物で、レヴィドラスの感覚器官であり、最大の武器でもある。そのため何処にいてもクレイで起こるほぼ全ての事に通じ、圧倒的な情報と知識の優位を誇る。それ故に自分が知らないこと、感知できないものがあると追求せずにはいられない。

朱霧森(しゅのきりのもり)ヴェルミスムと無限鱗粉(インフィニット・アイズ)
　ストイケイア国の北方、ズーガイア大陸はその面積のほとんどが森林となっている。
　これは超巨大穀物商社組織(メジャー)ネオネクタールの耕地として豊かな水や植物の供給源になっているわけだが、一方で「森」というものは古代より神秘の領域として畏れられてもいる。

　まさにその森によって外界から隔絶され、謎とされてきた最も有名な存在がストイケイアの「ワイズキューブ」だ。大賢者ストイケイアの最高傑作にして未来の世代へと贈られた偉大なる遺産、意志を持つ予知装置である。ワイズキューブが安置されている祭壇は、その所在を知る者も接触できる権限を持つ者もごくわずかだ。それはワイズキューブがもたらす予知が（例えばケテルサンクチュアリケテルエンジンと占術によって下されるオラクルシンクタンクの「予言」とはまた別に）、科学がもたらす未来予測でありその影響力と暗示する真実が、あまりに大きい影響力を持つことから来る措置だ。
　そして森そのものによって隠され守られた領域として有名なのが、樹角獣王マグノリアが治める「レティア大渓谷」である。悪意・害意をもった侵入者を拒絶するマグノリア王の力により、レティア大渓谷は近年に至るまで地理学、動物学、植物学上の謎だった。ある動物学者（かく言うこの私のことだが）がここの住民となって以来、外部とのつながりも緩やかながら認められるようになった現在はそうした研究対象としても注目されている。

　最後に、ズーガイア大陸でもっとも謎めいた地として「朱霧森(しゅのきりのもり)ヴェルミスム」を紹介しておこう。
　ヴェルミスムはズーガイア大森林のどこかにあると言われる伝説の森だ。
　この森はその名の通り朱色の霧が濃くたちこめているとされ、その所在はまったく誰にも知られていない。
　実在すら疑う者も多いヴェルミスム森にはある伝説がある。
　それはこのヴェルミスムの中心にはこの地の主として「全てを知り、無限の知識を蓄える隠者」がいるというもの。そしてフォレストドラゴンと噂されるヴェルミスムの隠者の目（正しくは五感全て）から逃れられるものはなく、世界の隅々までどんな些細なことでも見過ごされる事はないというものだ。
　所在不明の森の奥にあってそのような「世界を見透す五感」を持つ、というのは生物学上からいっても疑わしいが、一説ににはこの濃く立ちこめる霧こそがレヴィドラスを名乗る隠者の感覚器官なのだという。
　なお関連することとして、この霧は「無限鱗粉(インフィニット・アイズ)」と呼ばれていること。
　そして、この無限鱗粉(インフィニット・アイズ)がごく薄い濃度ながら北極や南極を含む惑星クレイ中で観測され、グレートネイチャー総合大学が最近、その濃度と分布の広がりについて本格的な調査を始めたという科学ニュースとしてご存じの方も多いと思う。　
　ごく低濃度の無限鱗粉(インフィニット・アイズ)は透明で（色彩が変化することから虹色と表現される事もあるが）、その侵入を防ぐ手立てはない。
　今のところ“世界を隈なく覆い、どこにでも入り込んでくる”という以外、害は無いとされている無限鱗粉(インフィニット・アイズ)だが現在、運命者と対立する存在として噂される宿命者と合わせて、警戒しておくに越したことはないのかもしれない。

動物学者／大渓谷の探究家C・K・ザカット 拝

FAQ [編集]

• Q10483（2024-08-08）
  Q. 無限鱗粉マーカーとは何ですか？
  A. 無限鱗粉マーカーとは、サークルに置かれるマーカーです。マーカーはカードと異なり、ユニットやカードとして選択できず、カードに対する指示の影響を受けません。
  無限鱗粉マーカー自体には能力や効果はありませんが、無限鱗粉マーカーの枚数や、無限鱗粉マーカーがあるサークルのユニットを参照する能力等があります。

• Q10416（2024-08-08）
  Q. このカードの起動能力の“あなたと相手の、(R)を１つずつ選び、無限鱗粉マーカーを１つずつ置く”という効果で、既に無限鱗粉マーカーが置かれているリアガードサークルを選ぶことはできますか？
  A. はい、できます。
  またその場合、無限鱗粉マーカーが重複して置かれる状況となります。

• Q10415（2024-08-08）
  Q. “あなたの無限鱗粉マーカーのある(R)”という効果では、“あなたの無限鱗粉マーカーのある相手の(R)”も参照できますか？
  A. はい、参照できます。

• Q10414（2024-08-08）
  Q. 自身の無限鱗粉マーカーがある相手のリアガードサークルの相手のユニットが、アタックかブーストした状況です。
  このカードの“あなたの無限鱗粉マーカーのある(R)の、いずれかのユニットが、アタックかブーストした時”を条件とする自動能力は発動しますか？
  A. はい、発動します。
  また、この自動能力を“そのバトル中、そのユニットのパワー－10000”して解決したのであれば、続く“相手のユニットのパワーを－10000したなら”という要件は満たされるため、“その(R)からあなたの無限鱗粉マーカーを１つ除外し、あなたは１枚引く”という効果は実行されます。
  なお、“相手のユニットのパワーを－10000したなら”という要件が満たされた際に、“その(R)からあなたの無限鱗粉マーカーを１つ除外し、あなたは１枚引く”という効果を実行しないことはできません。

• Q10413（2024-08-08）
  Q. 自身の無限鱗粉マーカーがある自身のリアガードサークルの自身のユニットが、アタックかブーストした状況です。
  このカードの“あなたの無限鱗粉マーカーのある(R)の、いずれかのユニットが、アタックかブーストした時”を条件とする自動能力は発動しますか？
  A. はい、発動します。
  また、この自動能力を“そのバトル中、そのユニットのパワー＋10000”して解決することはできます。
  なお、その状況で“相手のユニットのパワーを－10000したなら”という要件は満たされないため、“その(R)からあなたの無限鱗粉マーカーを１つ除外し、あなたは１枚引く”という効果は実行されません。
  自身の無限鱗粉マーカーがある自身のリアガードサークルに、無限鱗粉マーカーは置かれ続けます。

• Q10412（2024-08-08）
  Q. 自身の無限鱗粉マーカーが複数置かれているリアガードサークルのユニットが、アタックかブーストした状況です。
  このカードの自動能力の“そのバトル中、そのユニットのパワーを、＋10000か－10000してよい”という効果は、置かれている無限鱗粉マーカーの数分、重複して適用されますか？
  A. いいえ、重複して適用されることはありません。
  置かれている無限鱗粉マーカーの数に関わらず、“そのバトル中、そのユニットのパワーを、＋10000か－10000してよい”という効果は１回実行されます。

• Q10411（2024-08-08）
  Q. 自身の無限鱗粉マーカーがある自身のリアガードサークルの自身のユニットが、相手の“支配し～相手の他のユニットにアタックする”という効果で支配され、アタックする状況です。
  その場合でも、このカードの“あなたの無限鱗粉マーカーのある(R)の、いずれかのユニットが、アタックかブーストした時”を条件とする自動能力は発動しますか？
  A. はい、発動します。
  また、この自動能力を“そのバトル中、そのユニットのパワー－10000”して解決することはできます。
  またその場合、続く“相手のユニットのパワーを－10000したなら”という要件は満たされるため、“その(R)からあなたの無限鱗粉マーカーを１つ除外し、あなたは１枚引く”という効果は実行されます。
  なお、“相手のユニットのパワーを－10000したなら”という要件が満たされた際に、“その(R)からあなたの無限鱗粉マーカーを１つ除外し、あなたは１枚引く”という効果を実行しないことはできません。

• Q10410（2024-08-08）
  Q. 自身のターン中において、自分と相手の無限鱗粉マーカーがあるリアガードサークルのユニットが、アタックかブーストした状況です。自身のこのカードの自動能力と、相手のこのカードの自動能力は、どのように解決されますか？
  A. 先に自身のこのカードの自動能力を解決します。
  その後に、他に自身の待機状態の自動能力がないのであれば、相手のこのカードの自動能力を解決します。
  また、この自動能力を“そのバトル中、そのユニットのパワー－10000”して解決することはできます。
  またその場合、続く“相手のユニットのパワーを－10000したなら”という要件は満たされるため、“その(R)からあなたの無限鱗粉マーカーを１つ除外し、あなたは１枚引く”という効果は実行されます。
  なお、“相手のユニットのパワーを－10000したなら”という要件が満たされた際に、“その(R)からあなたの無限鱗粉マーカーを１つ除外し、あなたは１枚引く”という効果を実行しないことはできません。

• Q9894（2024-02-08）
  Q. 【ディヴァインスキル】とは何ですか？
  A. 【ディヴァインスキル】を持つ能力はファイト中に合計で１回だけ使用できます。
  このファイト中、すでに自分が【ディヴァインスキル】を持つ能力を使用している場合、自分の【ディヴァインスキル】を持つ能力は（別のカードが持つ能力であっても）使用できません。

• Q9725（2024-01-18）
  Q. 【ターン1回】の能力を持っているユニットが複数枚いる場合、どれか１つしか使えないのですか？
  A. いいえ、使えます。【ターン1回】の能力は、カードごとにそれぞれ各ターンに１回使うことができます。

収録情報 [編集]