フォース・マーカー [編集]

 イマジナリーギフト・フォースによって、指定されたサークルに配置されるマーカー。
 配置するサークルヴァンガードサークルリアガードサークルであるなら基本的にその位置は問われないが、イマジナリーギフトアイコン以外の能力によって獲得したイマジナリーギフト・フォースの場合はそれを配置する位置が制限される場合がある。

 配置されるマーカーは処理する際に選択したギフト種別によって異なり、「フォース・マーカーI」と「フォース・マーカーⅡ」の2種類が存在する。

 どちらのマーカーもサークルに配置されている限り、そのサークルにいるユニットパワークリティカルの値を補正する処理を適用し続けるので、バトルフェイズ中のスタンドないし同一のサークルユニットを複数回登場させることによって疑似スタンドを狙う戦術と相性が良い。
 ただし、その処理はあくまでフォース・マーカーがあるサークルにいるユニットに対してのみ適用されるため、ユニットやフォース・マーカーの移動等でフォース・マーカーがあるサークルにいるユニットでなくなった場合はパワークリティカルの値の補正処理は失われる。

 また、クランタイプ「フォース」に属するクランの内、ロイヤルパラディンシャドウパラディンジェネシスディメンジョンポリススパイクブラザーズバミューダ△には、このマーカーを参照する能力を持つカードが存在する。

  • 基本的にイマジナリーギフト処理で配置するマーカーは「カード状」ものであればよいとされているが、ファイターズルールによりレベル2以上の大会では必ずギフト種別に対応したギフトマーカーを使用する必要がある。

フォース・マーカーⅠ [編集]

 このマーカーがあるサークルに「あなたのターン中、このサークルにいるあなたのユニットのパワー+10000。」を適用する。

 パワーの値を「修正をする」処理として適用されるため、同じサークルに複数回配置すればその数だけ処理が重複する。
 そのため、1つのサークルに2つ以上置いた場合、その数1つにつき、「パワー+10000」を重複して適用する。

 同じく「あなたターン中、このサークルにいるパワー+10000。」を適用するアクセル・マーカーⅠと比較すると追加のリアガードサークルの生成こそ行えないが、元々あるヴァンガードサークルリアガードサークルに置くすることが可能なので、中央列の強化やブーストとの併用が可能な他、同一のサークルに置くことで重ねがけも行える利点もある。

 ジェネシススパイクブラザーズには複数のフォース・マーカーを1つにサークルに集約して配置することを前提としたカードが存在しており、それらのカードを扱う場合は処理を重複して適用できるこちらを利用した方が基本的には有利である。

フォース・マーカーⅡ [編集]

 このマーカーがあるサークルに「このサークルにいるあなたのユニットの元々のクリティカルを2にする。」を適用する。

 元々のクリティカルの値を「変更をする」処理として適用されるため同じサークルに複数配置しても処理が重複しない。
 そのため、同じサークルに複数配置してもその数に関わらず、そのサークルにいるユニットの元々のクリティカルの値は「2」で固定される。

 《ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート》《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》(フォース)などのスタンド能力を持つユニットと組み合わせれば、2回にわたりガード強要のあるアタックが可能になる。
 また、敢えてリアガードサークルに置く場合はリアガードスタンドパワーの増加を同時に行える《幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム》(フォース)との強力なコンボが狙える。

 バトルによって相手ヴァンガードに与えるダメージの数値が増えるのは単純に強力ではあるが既に配置したサークル後列サークルに配置してもあまり意味がないため、ライド効果によってイマジナリーギフトを獲得する能力を多用して4つ目以降を配置しても無駄になりやすいといった注意点がある。
 また、複数のフォース・マーカーを1つにサークルに集約することを前提とする能力を持つカードと併用する際、それらの能力を利用すると2つ目以降のマーカーが適用している処理を無駄にしてしまう場合があるという欠点もある。

関連カード(新シリーズ) [編集]

―フォース・マーカーに関する能力を持つカード

関連カード(旧シリーズ) [編集]

―フォース・マーカーに関する能力を持つカード

関連リンク [編集]