()(せき)(うん)(めい)(しゃ) レザエル》 [編集]

ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
ケテルサンクチュアリ- エンジェル パワー13000 / シールドなし / ☆1
【自】【(V)】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、あなたのドロップから、グレードの合計があなたのダメージゾーンの枚数以下になるように、それぞれ異なるグレードを2枚まで選び、(R)にコールする。
【ディヴァインスキル】-【起】【(V)】:【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、あなたのドロップから【クリティカル】すべてを山札に戻してシャッフルし、そのターン中、このユニットのドライブ+1。このファイト中、あなたは「レザエル」を含まないユニットにライドできず【治】以外のあなたのトリガーユニットがダメージチェックで出た時、あなたのダメージゾーンが5枚以上なら、あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う。』を得る。(ディヴァインスキルはあなたの他のカードも含めてファイト中合計1回だけ使える)

 運命大戦で収録されたグレード3のケテルサンクチュアリ

関連カード [編集]

ユニット設定 [編集]

治癒の術に優れ『救世の使い』と謳われる大天使。かつて恋人が内乱に巻き込まれ命を落とす。彼の力をもってしても大切な人を助ける事ができなかったレザエルは深い悲しみに落ち込んだ後、世界の人々を救うことを志して故郷を離れ、どの集団にも属さず治癒の力の向上に人生を捧げ、放浪の旅を続けてきた。

調査報告書 初号 救世の使い、仮称「奇跡の運命者 レザエル」について
 ケテルサンクチュアリ防衛省長官 殿
 同報送信CC 円卓会議 各位

 捜索を続けていた「救世の使い」を発見。この報をもって小官からの調査報告の初号とする。
 結論から言うと、一部推測にあった通り彼は無神紀に活躍したエンジェルフェザー、レザエルと特定された。(但しレザエルは現在、エンジェルフェザーの正式隊員ではない)

 本案件は「救世の使い(レザエル)が“運命者”である可能性がある」という仮説が前提としてある。
 確かに小官がドラゴンエンパイア国ベクトア・バザールにて目撃している彼の力は、並の救護天使とは比較にならないほど強く、知の探求者セルセーラから報告があった龍樹消滅の際に散った運命力の落ちた先のひとつ(つまりは賢者達が“運命者”と呼ぶ者の一人)がレザエルである可能性は高い。
 以後、彼のことは「奇跡の運命者レザエル」と仮称する。
 レザエルは国境を問わず、姿を見せぬままに人知れず、病める者や負傷者を癒やしてきた。
 彼を呼ぶ名は他に『救世の使い』または『奇跡の翼』ともされる。
 各位ご諒解の通り、本件調査は賢人会議よりの提言を受けたもので、“運命者”が惑星クレイの今後に大きな影響を及ぼすというオラクルの予言に基づいている。
 レザエルについては引き続き、慎重に監視・調査を続行する。

 なお上記の特定については、エンジェルフェザー見習い(現在の立場としては「天使レザエルの弟子」と呼ぶべきかもしれない)である大望の翼ソエルが調べた情報に拠る所が大きい。
 見習いソエルについては捜索願が出されており現在「家出中」である。両親からの依頼を受けた(第5騎士団所属の)風巻の斥候ベンテスタもまた、ソエルの監視と保護任務を拝命している。小官はベンテスタと協働して、引き続き「救世の使い」レザエルと、今回現れたもう一人・・・・の運命者と思われる武芸者竜(ドラゴン)についての調査も続ける所存である。

 報告、一旦終了。

ロイヤルパラディン第4騎士団所属 国土防衛調査官 躍進の騎士 アゼンシオル

運命力の均衡(バランス)について
 ケテルサンクチュアリ防衛省長官 殿
 同報送信(CC) 円卓会議 各位

 以下、小官アゼンシオルと騎士ベンテスタより定期報告と考察である。
①大望の翼ソエル、奇跡の運命者レザエル
 防衛省とオラクルから拝命した援護任務対象、ソエルならびに師レザエルは現在、ドラゴニア海を横断してストイケイア国グレートネイチャー総合大学に滞在中。なおこちらの監視は風巻の斥候ベンテスタが担当しており、ソエルとも接触、協力を要請し快諾済みである。その情報によれば大学教授らとともに“運命者”についての討議を進めているとのこと。クリスレインからの情報も重要な検討材料であるらしい。
②無双の運命者ヴァルガ・ドラグレス、熱気の刃アルダート
 ドラゴンエンパイアの武芸者竜一行は、小官が追っている。やや手間取ったが弟子アルダートにはソエルと知り合いであると告げて協力を取り付けた(よって近くで野営を続けていてもいきなり斬られることは無いだろう)。彼らはダークステイツ国を歩行(かち)としては異様なほどの早さで縦断中。行く先々で立ち塞がるこの闇の国の悪魔や機械獣、魔獣、魔竜やならず者までをなぎ倒しつつ、無人の野のように南進する様子から、この国においても剣客ヴァルガが「無双」と呼ばれる日も遠くないと思われる。
③万化の運命者クリスレイン
 前述のクリスレイン、リリカルモナステリオ導きの塔の主であるが彼女もまた運命者であることが判明した。水晶玉マジックターミナルの上位チャットを通した当方の問い合わせにも(極秘情報に留めることを条件として)クリスレインはそれを認め、各国上層部の協調を促す親書を預かっている。バスティオン殿宛て添付別紙を参照のこと。
④ブリッツCEOヴェルストラ
 オラクルよりの観測情報から「ブリッツ・インダストリーCEOのヴェルストラに運命力増大の兆しあり」とのこと。増援として派遣され既に活動しているシャドウパラディン、トレランス・ウィザードと小官、騎士ベンテスタで共有済み。ヴェルストラについてはクリスレインと併せ、今後なんらかの動きがあれば対応していく。

 続報待たれたし。

ロイヤルパラディン第4騎士団所属 国土防衛調査官 躍進の騎士 アゼンシオル

奇跡と零の旅──(ゼロ)(うろ)の後始末

 歴史をさかのぼれば古代より、未曾有の災害や侵略者、世界征服の野望に燃える存在の脅威にさらされてきた惑星クレイ世界だが、世間を騒がせた当事者自身がその後の処理を行う例はほとんど聞かない。
 その稀な例のひとつが今回語る「ブラグドマイヤーの後始末」である。

 先に行われた運命大戦とは『“何らかの目的”のために“何者か”に選ばれ、それぞれ膨大な運命力を付与された運命者同士が邂逅し、その運命力を互いに傾け合う』ことだったが、その終盤、惑星クレイ全体を危うく(文字通り)無に帰するところだったのが零の運命者ブラグドマイヤーと、彼が生み出した(ゼロ)(うろ)だ。
 (ゼロ)(うろ)はあらゆる物を取り込む「運命力の渦」。ブラグドマイヤーの誕生(ダークステイツにある世界中の悲しみが降り積もる沼から彼は生まれたのだ)以来、その規模と力を増大させ続けてきた。
 運命者の運命力を集めたレザエルと彼を待ち受けたブラグドマイヤーの決戦(そして未来からやってきた時の運命者リィエル゠アモルタの出現と消失)をもって運命大戦は終結、(ゼロ)(うろ)は停止し、騒動は終息を迎えることとなった。

 当然ながらここで問題になったのが、ブラグドマイヤーと(ゼロ)(うろ)をどう扱うか、という事だ。
 ブラグドマイヤーは生まれてからの単純な時間計算ではまだ“幼児”であり、本人は飢えを満たしたいという衝動のままに振る舞ったにせよ、確かに大きな被害は及ぼしたのだから。
 そして結果から言うと、ブラグドマイヤーはレザエルの保護下におかれ、その償いと教育をかねて彼の旅に加わることになった。
 この解決法を提示したのはレザエルと、彼を強く支持する運命者たちだった。
 レザエルはブラグドマイヤーとの邂逅(と勝利)の際に、生まれてから沼と(うろ)しか知らなかったブラグドマイヤーを現実世界へと引き上げることを約束し、それを実行したことになる。
 一方で、ブラグドマイヤーに対する懸念を解消するために、各国政府や有力者に働きかけたのが他の運命者たちである。幸い、ストイケイアの至宝ワイズキューブにも通じ実質リリカルモナステリオの先導的な立場でもあるクリスレインや、自身が有力者の一人でもあるヴェルストラ、各国に隠然とした影響力をもつゾルガも運命者であり、何より「惑星クレイの歴史でも稀な運命力の持ち主である運命者たちが協力して責任を負う」という事で、奇跡と零の旅が決定となった。

 こうして始まった旅は現在、閉じ込められた生物を元の住み処へと返還する作業がようやく終了した段階である。そして(ゼロ)(うろ)自体もまたその活動を停止している。
 旅のもう一つの目的であるブラグドマイヤーの(現実世界と共に生きる仲間に対する)学びについて、良き教師であり良き医師として長い年月、実績を重ねてきたレザエルの監督の下、順調に進んでいるようだ。

奇跡の運命王と《在るべき未来》

 これまでも繰り返し述べられているように、奇跡の運命者レザエルは運命大戦で、真に願うもの、《在るべき未来》を選択できていなかった。
 それは時の運命者リィエル゠アモルタの消滅と引き換えとなった苦い勝利のためであったかもしれないし、(時の宿命者リィエル゠オディウムが指摘したように)ただ一つの未来を叶えるのにレザエルという人物は優しすぎたのかもしれない。
 しかし今回、2度目となったリィエル゠アモルタ消滅の危機、リィエル゠オディウムの惑い、さらにレザエル自身が忘れさせられていたガブエリウスとの記憶を取り戻したことによってどうやら《在るべき未来》への準備は調(ととの)ったようである。
 なお奇跡の運命王とその力については、ここからの本編の続きをお待ちいただきたい。

  • ライドライン解説で触れられているかつての「恋人」の名は「天使リィエル」。
    彼女の身に起きた悲劇は、《レザエル》の心に大きな影響を及ぼしており、運命者となった今でも、彼にとって大きな試練として立ちはだかることとなる。
    詳細は、《時の運命者 リィエル=アモルタ》にて。

FAQ [編集]

  • Q9894(2024-02-08)
    【ディヴァインスキル】とは何ですか?
    【ディヴァインスキル】を持つ能力はファイト中に合計で1回だけ使用できます。
    このファイト中、すでに自分が【ディヴァインスキル】を持つ能力を使用している場合、自分の【ディヴァインスキル】を持つ能力は(別のカードが持つ能力であっても)使用できません。
  • Q9804(2024-02-08)
    自身のダメージゾーンの枚数が3枚の状況です。
    このカードの自動能力の“あなたのドロップから、グレードの合計があなたのダメージゾーンの枚数以下になるように、それぞれ異なるグレードを2枚まで選び、(R)にコールする”という効果では、ドロップからどのようにコールすることができますか?
    例えとして、グレード1とグレード2のカードを1枚ずつの合計2枚や、グレード0とグレード3のカードを1枚ずつの合計2枚や、グレード0とグレード1のカードを1枚ずつの合計2枚のように、コールすることができます。
    また、グレード1のカードを1枚のみ等、合計1枚のみコールすることもできます。
  • Q9803(2024-02-08)
    このカードの【ディヴァインスキル】の“【ソウルブラスト】(1)”というコストでドロップに置かれたクリティカルトリガーを、続く“あなたのドロップから【クリティカル】すべてを山札に戻してシャッフルし”という効果で山札に戻すことはできますか?
    はい、できます。
  • Q9802(2024-02-08)
    このカードの【ディヴァインスキル】の“あなたのドロップから【クリティカル】すべてを山札に戻してシャッフルし”という効果が、自身のドロップにクリティカルトリガーが存在しない等、実行できない状況です。その場合でも、この起動能力をプレイすることはできますか?
    はい、できます。
    またプレイした場合、効果は可能な限り実行されます。
    そのため、“山札に戻してシャッフルし、そのターン中、このユニットのドライブ+1”という効果や、“このファイト中、あなたは「レザエル」を含まないユニットにライドできず、~を得る”という効果は可能な限り実行されます。
  • Q9801(2024-02-08)
    “【治】以外のあなたのトリガーユニットがダメージチェックで出た時、あなたのダメージゾーンが5枚以上なら、あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う”という能力を得ており、かつ自身のダメージゾーンが5枚の状況です。
    その状況で、ヒールトリガー以外の自身のトリガーユニットがダメージチェックで出ました。
    その際の処理の手順はどうなりますか?
    まずはトリガーゾーンに置かれているトリガーユニットのトリガー能力をプレイし、“パワー+10000”等の効果を実行してください。
    その後に、この能力をプレイし、“あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う”を実行してください。
    この処理の後、他に待機状態の自動能力や、行うべき処理がないのであれば、トリガーゾーンのカードをダメージゾーンに置きます。
  • Q9800(2024-02-08)
    “【治】以外のあなたのトリガーユニットがダメージチェックで出た時、あなたのダメージゾーンが5枚以上なら、あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う”という能力を得ており、かつ自身のダメージゾーンが5枚の状況です。
    その状況で、ヒールトリガー以外の自身のトリガーユニットである、オーバートリガーがダメージチェックで出ました。
    その際の処理の手順はどうなりますか?
    まずはトリガーゾーンに置かれているオーバートリガーのトリガー能力をプレイし、“トリガーゾーンのこのカードを除外する”や“カードを1枚引く”や“自分のユニットを1枚選び、そのターン中、パワー+100000000”を、ファイターの任意の順番で実行してください。
    その後に、この能力をプレイし、“あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う”を実行してください。
    なお、この処理の後、他に待機状態の自動能力や、行うべき処理がないのであれば、本来はトリガーゾーンのカードをダメージゾーンに置きますが、この時点でトリガーゾーンのオーバートリガーは除外されているため、ダメージゾーンに置く処理は実行されず、結果としてダメージゾーンは4枚となります。
  • Q9799(2024-02-08)
    “【治】以外のあなたのトリガーユニットがダメージチェックで出た時、あなたのダメージゾーンが5枚以上なら、あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う”という能力を得ており、かつ自身のダメージゾーンが5枚の状況です。
    その状況で、クリティカル2のユニットのアタックが自身のヴァンガードにヒットしました。
    1回目のダメージチェックでヒールトリガー以外の自身のトリガーユニットが出た場合、以降はどのように処理を行いますか?
    まずはトリガーゾーンに置かれているトリガーユニットのトリガー能力をプレイし、“パワー+10000”等の効果を実行してください。
    その後に、この能力をプレイし、“あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う”を実行してください。
    また、この処理の後、他に待機状態の自動能力や、行うべき処理がないのであれば、トリガーゾーンのカードをダメージゾーンに置き、2回目のダメージチェックを行ってください。
  • Q9798(2024-02-08)
    “【治】以外のあなたのトリガーユニットがダメージチェックで出た時、あなたのダメージゾーンが5枚以上なら、あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う”という能力を得ており、かつ自身のダメージゾーンが4枚以下の状況です。
    その状況で、ヒールトリガー以外の自身のトリガーユニットがダメージチェックで出ました。
    その際、“あなたのダメージゾーンが5枚以上なら”は満たされていないため、“あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し”という効果は実行されませんが、この能力は失われますか?
    いいえ、失われません。“あなたのダメージゾーンが5枚以上なら”という要件を満たし解決された場合にのみ、“あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う”という効果は実行されます。
  • Q9797(2024-02-08)
    “【治】以外のあなたのトリガーユニットがダメージチェックで出た時、あなたのダメージゾーンが5枚以上なら、あなたのダメージゾーンから1枚選び、回復し、この能力を失う”という能力は、プレイした【ディヴァインスキル】を持つ「奇跡の運命者 レザエル」がヴァンガードとして存在する間のみ有効ですか?
    いいえ。この能力はファイターが得ているため、プレイした【ディヴァインスキル】を持つ「奇跡の運命者 レザエル」の有無は関係しません。
  • Q9728(2024-01-18)
    すでにユニットが置かれているリアガードサークルにもコールできますか?
    はい、できます。その場合、もともと置かれていたユニットは退却します。
  • Q9724(2024-01-18)
    「○○時」に発動する【自】能力は、一度にコストを2回払って2回使用することができますか?
    いいえ、できません。【自】の能力は「○○時」のタイミング1回につき1回だけ発動します。コストも1回につき1回しか払えません。

収録情報 [編集]

ブースターパック運命大戦DZ-BT01/010 RRR 2024 イラスト/タカヤマトシアキ奇跡の翼が舞い降りる。あらゆる傷を癒さんと。
DZ-BT01/FFR10 FFR 2024 イラスト/タカヤマトシアキ(※なし)
DZ-BT01/SR10 SR 2024 イラスト/タカヤマトシアキ
DZ-BT01/SEC03 イラスト/タカヤマトシアキ
DZ-BT01/DSR01 イラスト/CLAMP?