(きん)()(うん)(めい)(しゃ) ゾルガ・ネイダール》 [編集]

ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
ストイケイア-ゴースト パワー13000 / シールドなし / ☆1
【永】【(V)】:あなたはノーマルオーダーをプレイする際、あなたのバインドゾーンから別名のノーマルオーダーを1枚選び、魔合成できる。
【起】【(V)】【ターン1回】:【コスト】[【エネルギーブラスト】(2),ドロップからノーマルオーダーを1枚バインドする]ことで、あなたのドロップから2枚まで選び、(R)にコールし、あなたのバインドゾーンのノーマルオーダー1種類につき、そのターン中、パワー+5000。そのターン終了時、それらを退却させる。
【ディヴァインスキル】-【自】【(V)】:このユニットがグレード3以上にアタックした時、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]こすることで、縦列を1つ選び、その縦列のあなたのリアガードすべてを【スタンド】させる。そのターン終了時、それらを退却させる。

 無幻双刻で収録されるグレード3のストイケイア

関連カード [編集]

ユニット設定 [編集]

空飛ぶ幽霊船(フライングゴーストシップ)リグレイン号の船長ゾルガが、生と死の境界を侵す禁断の実験に臨む際にとる姿。ゾルガはゴーストであり、もともとその身体には通常の人間ではないことを示す特徴があったものの、今回その「本気」を見せたネイダールでは下半身がイカやタコのような頭足類を思わせるものに激変している。

デザイアデビルの名称についての追記と、ゾルガ船長の動きについて
 こちらへの配信はかなり久しぶりの事になるが、水晶玉(マジックターミナル)ネットワーク各位に於かれては益々ご清栄のこととお慶び申し上げる。
 さて、強欲魔竜グリードン配下のデザイアデビルについて追加情報がまとまったのでご報告する。
 なお名称の考察については前回同様、空飛ぶ幽霊船(フライングゴーストシップ)リグレイン号副長 継承の乙女ヘンドリーナからの情報提供を元に、悪魔化した本人が生前(厳密に言えば“変化”であり“死亡”してはいないが)正せなかった悪行や悪癖に由来するものという前提で、私ゲイドの推測も含んでいることをお断りしておく。

モウシーン(猛進。猪突と並べられる事も。何ごとも時には立ち止まって大局を見つめ直すことが大事である)
ゴウツーク(業突。頑固で強引に押し通すこと。業突張りとなると強欲も含まれる。いずれも過ぎれば悪癖だ)
ゴージョー(強情。頑なに過ぎると悪魔に身を落としたりもするということか。騎士も他人事とは思えない)
アラークレイ(荒くれ。抑制のきかない乱暴者がふるうのが暴力。故に騎士には厳しい規律が求められるのだ)
ドクセーン(独占。我欲は悪魔に通じる道。騎士は相身互(あいみたが)い、という言葉を改めて肝に銘じたい)
 デザイアデビルについての調査報告と推察は以上となる。
 各位ご存じの通り、元々はごく一部の限られたメンバーのための連絡・情報共有手段として始められた本ネットワークも各国各機関の協調宜しく、各チャンネルごとに細分化し、惑星クレイの危機予測機構の一部として順調稼働中である。
 ネットワークに流れる情報も緊迫感を増している昨今、本案件について取り上げるのはやや場違いと見られる向きもあろうが、我々調査部は「小なれども見逃すまじ」が基本方針である。こうした些細な名称にも今後活かされる暗示や兆候が隠れているかも知れぬ。
 例えば、オルーク・パラダイスの一件以来、秘密主義をやめたとされるゾルガ船長。今回はドン・グリードンにある調査を依頼したのだというが、このような我欲集団を率いるダークステイツ暗黒街のボスと怪物満載の幽霊船の主とが手を組むその真意と目指すところとは果たして何なのか。我々シャドウパラディンも目を離す事なく、動向を追ってゆく所存である。
シャドウパラディン第5騎士団副団長/
(マジックターミナル){水晶玉};特設チャンネル管理配信担当チーフ
厳罰の騎士ゲイド 拝

※註.漢字と読みの関係については、惑星クレイにおける文字・発音を累次の地球の表記に置き換えてある。※

(ゼロ)(うろ)
 惑星クレイ、ダークステイツ国の暗黒地方のどこかにある謎の穴のことである。ただし、報告者である私にも現在この穴がどこにあるか、正確な位置はわからない。
 とはいえ今回の《零の虚》の位置特定は暗黒街のボス、グリードンの貢献によるもので(一口に暗黒地方と言っても瘴気たちこめるドラゴニア大陸南部、ダークステイツ全域に現ドラゴンエンパイア領と現ブラントゲート領をも含む広大な範囲のため)、この短い期間で成功に至ったのは配下の勢力と情報網の力、グリードンの影響力の大きさを改めて示すものと言えるだろう。

 《零の虚》の見かけは台風あるいは海の渦潮を思わせる。
 海水にあたるのが、闇よりも暗く濃い瘴気(運命力)の大気だ。
 この《零の虚》はただの暗黒の渦ではなく、あらゆるものを飲み込む底なしの穴である。ドラゴンエンパイア中南部で発生している、ハイビーストや魔獣をその鋭敏な野生の方向感覚や本能を狂わせて、この穴めがけて暴走に追い込んでいるその原因もおそらくこれ・・なのだ。
 さらに、この渦は移動する。
 ドラゴニア海に棲むクラーケン──筆者はそれと遭遇・交戦したことがあるが──を思い浮かべると想像しやすいだろう。クラーケンはその巨体と剛力によって渦を発生させ、船を絡め取って沈没させる。同様に《零の虚》は生物/非生物に関係なく引きつけ、全てを飲み込んでゆく。
 しかも恐ろしいことに、その大きさは生者の目からも死者の目からも、世界の理の境界を超えながら刻一刻と増しているように視えた。

 だが《零の虚》最大の問題は、貪欲な吸引力や巨大化を続ける渦の大きさよりも、その中心にいる存在だ。
 中心にある暗黒の穴、その中に潜んでいる者は「零の運命者」と名乗っているようだ。
 私が──冥福の妖精の霊体に間借りして──ゾルガから聞いた所によれば、彼「零の運命者」の目的は、今のところ“あらゆるものを吸い込むこと”にあるらしい。単純な破壊衝動ではなく、何らかの欲求を満たすために無限に惑星クレイのものを飲み込み、その穴(虚)と瘴気/運命力の渦を発生・増大させているのだ。※遭遇とゾルガ負傷については上記レポートを参照のこと※
 これこそ封焔の巫女バヴサーガラが警戒を呼びかけている、無秩序な力を振るう運命者ではないかと思われ、水晶玉(マジックターミナル)を通じ、各国に最大限の警戒と対策、協調を呼びかけるものである。

追伸.
 上記レポート記載の次第で大変残念ながら、取り急ぎ報告は最小限に留め、船長が回復するまでリグレイン号はこの対・零の運命者の戦線から離脱せざるを得なくなりました。
 後のことは何卒よろしくお願いします。

水晶玉(マジックターミナル)ネットワークメンバー 各位
 cc トランス商館ギルド長 殿

ネオネクタールエージェント/空飛ぶ幽霊船(フライングゴーストシップ)リグレイン号副長
継承の乙女ヘンドリーナ

  • 「ネイダール」とは、古代タミル語で「海岸平野」地域を意味する。

FAQ [編集]

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収録情報 [編集]

ブースターパック無幻双刻DZ-BT02/013 RRR 2024 イラスト/増田幹生禁忌を犯す。永年に亘る宿願を今、果たす為に。
DZ-BT02/FFR13 FFR 2024 イラスト/増田幹生(※なし)
DZ-BT02/SR13 SR 2024 イラスト/増田幹生
DZ-BT02/SEC03 SEC 2024 イラスト/増田幹生