(つき)門番(もんばん) ヴェイズルーグ》 [編集]

ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!) (ペルソナライド)
ブラントゲート - ムーンキーパー パワー13000 / シールドなし / ☆1
【起】【(V)】【ターン1回】:【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、あなたのオーダーゾーンから「月の門」を1枚選び、それが元々持つ【起】能力を1つ選び、コストを払わずに発動させる。
【自】【(V)】:このユニットがアタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、あなたのオーダーゾーンから「幻真獣」を含むユニットカードを2枚まで選び、それぞれ同じ縦列の(R)にコールし、そのターン中、あなたの前列のユニットすべてのパワー+5000。
【自】【(V)】:「幻真獣」を含むあなたのユニットが(G)に置かれた時、【コスト】[ドロップから「幻真獣」を含むカードを1枚山札の上に置く]ことで、そのバトル中、そのユニットのシールド+5000。

 月牙蒼焔で収録されたグレード3のブラントゲート

関連カード [編集]

ユニット設定 [編集]

月の門番としてムーンキーパーの頂点に立つ者。月とは元々、本星を守護する存在だ。ヴェイズルーグはその月から生まれ、「幻真獣」という大いなる力を呼び出す「月の門」を管理している。選んだ者に月の試練を課し、幻真獣が認める者か否かを見極める。月の守護者たる彼らは、ある脅威を察知し、惑星クレイの月に現れた。

月の門とヴェイズルーグ、幻真獣(げんまじゅう)──ブラントゲート宇宙軍情報部、初動報告より

 先頃、惑星クレイ第1の月の近くに突如出現した巨大な物体と、それに関連する情報について。
 下記はケテルサンクチュアリの運命者、天使レザエルが水晶玉(マジックターミナル)ネットワーク最高機密チャンネルに共有したものから抄録するものである。
①月の門
:現在、第1の月の軌道上に浮遊している構造物は「月の門」と呼ばれるものらしい。どうやら自在に姿を消すことができる様で、この隠蔽モードとなるとこれほど巨大な質量を持った存在にも関わらず、我々ブラントゲートの光学機器、各種センサーにも感知されなくなる。
 また、後述のヴェイズルーグとムーンキーパーと、月の門は昔からクレイの月に存在していたわけではなく、最近になって転移してきたようだ。そして月の門とは「試練を課す場」であり「乗り越えた挑戦者のみに開かれる扉」、そしてその結果「内部から何かを得られる」のだという。
②月の門番 ヴェイズルーグ
:レザエル医師によれば、月の門の前に立ちはだかる者はヴェイズルーグと呼ばれる存在らしい。
 ヴェイズルーグはムーンキーパーの長であり、月の門(の試練)と幻真獣を管理する者。
③ムーンキーパー
:ムーンキーパーは月から発生した生物。我々の偵察ドローンでもその姿を月面や「月の門」付近で目撃されている。ウサギ型や人型など様々な形状の者が存在しているようだ。偵察で得られた観測データを分析する限り、特に敵意などは見られないが完全に追跡することは難しく、何らかの移動手段によってすでに惑星クレイの地上にも到達していると思われるので要注意。
④幻真獣
:幻真獣はムーンキーパーと同じく、月面や宇宙空間でも生存し活動できる生物(我々の知る生物と同じモノかはわからないが)だが、星ではなく「月の門」から発生したものと思われる。ヴェイズルーグの側近くにも数多く仕え、彼の命に従っている幻真獣は、ムーンキーパーよりも桁違いに強力な存在であり──それは幻真獣と交戦したレザエル医師が身をもって経験している──、特に今回相対したという祖の幻真獣は別格で、ヴェイズルーグの言葉を借りるならば「その一角」という、第一の幻真獣“天戒牙狼”ロズトニルの他にも存在すると予想される。また(ヴェイズルーグの解説によれば)月の門と、課される試練そして試練の先に待つ何かに深い関係がある種族らしい。

 以上が、月の門とヴェイズルーグ、幻真獣(げんまじゅう)についての初期報告である。
 現時点で得られている情報は少ないが、これからの惑星クレイと我々防衛を担う側にとっては、注目すべき存在となる可能性が高い。
 特に幻真獣とムーンキーパーの長、ヴェイズルーグがどこから来たのか、なぜ挑戦者としてレザエルを選び惑星クレイより召喚し試練を課したのか、そもそもヴェイズルーグが惑星クレイの月で今、活動を始めた目的とは?今の所、不明な点は多く我々としても警戒と引き続きの情報収集に努める所存だ。

月の門番ヴェイズルーグの目的について──ブラントゲート宇宙軍情報部、臨時報告書より
 関係各位
 現在、無双の運命者ヴァルガ・ドラグレスの証言とあわせて情報分析中で、取り急ぎの報告となってしまうものの、案件の重要度からあらかじめ共有するものである。
 下記は今回判明した中から、おそらく事実に近いものを抜粋したものである。
 現在、第1の月および月軌道に出現している「月の門」、「ムーンキーパー」、「月の門番ヴェイズルーグ」について。
 以下、便宜上まとめてムーンキーパーと呼ぶ。
 ①彼らムーンキーパーは惑星クレイの強者、月の門が選びし者を呼び寄せて「月の試練」に挑ませている。
 ②奇跡の運命者レザエルに続いて選ばれたのは、
  無双の運命者 ヴァルガ・ドラグレス/無双の魔刃竜 ヴァルガ・ドラグレス “羅刹”。
 ③月の門番ヴェイズルーグは「月の試練」のいわば試験官のような立場らしい。
 ④挑戦者の召喚は、ムーンキーパーを使者とした前回レザエルの時に比べ、
  今回のヴァルガは(声だけとはいえ)ヴェイズルーグが直接接触している。
  往復の時間を短縮させるためか、ヴェイズルーグが惑星クレイ上で
  使える力と範囲を強めているのか。いずれにしても理由はまだ不明である。
 ⑤我々、宇宙防衛を担うものとして最大の関心事であるが、
  ムーンキーパーと月の門、「月の試練」の狙いとは──ヴァルガの得た感触によれば──
  どうやら“何らかの目的のために強者をさらに鍛える”ことにあるらしい。
  侵略でも同化でも変革でも洗脳でもないのだとすると、歴代の惑星クレイに接触してきた種族としては
  かなり変わった部類の来訪者(エイリアン)となるだろう。

 報告は以上。
 無双の運命者ヴァルガ・ドラグレスへの事情聴取はリモートで終了しており、情報と推察の提供にも協力的であった。ヴァルガ氏はこの後、直接面談する必要があるとのことで奇跡の運命者レザエルとも接触するという。
 ただ一点気になるのが、同氏が惑星クレイに帰還した後にもまたヴェイズルーグの“声”と対話したというのだが、その内容については(月の門番ヴェイズルーグとムーンキーパーの目的の推察に参考になりそうなものを除くと)一部に留まり、他の──ヴェイズルーグからヴァルガ宛てに伝えられた内容について──は「個人的なこと」として明かしてもらえなかった事だ。
 今後、運命者と宿命者のネットワーク内で真実が共有されることを願っている。

FAQ [編集]

  • Q11130(2025-02-06)
    Q. “そのターン中、あなたの前列のユニットすべてのパワー+5000”という効果は、この効果の解決後に前列に置かれたユニットに対しても適用されますか?
    A. いいえ、適用されません。この効果の解決時に前列に置かれていたユニットに対してのみ適用されます。
  • Q9728(2024-01-18)
    Q. すでにユニットが置かれているリアガードサークルにもコールできますか?
    A. はい、できます。その場合、もともと置かれていたユニットは退却します。
  • Q9725(2024-01-18)
    Q. 【ターン1回】の能力を持っているユニットが複数枚いる場合、どれか1つしか使えないのですか?
    A. いいえ、使えます。【ターン1回】の能力は、カードごとにそれぞれ各ターンに1回使うことができます。
  • Q9724(2024-01-18)
    Q. 「○○時」に発動する【自】能力は、一度にコストを2回払って2回使用することができますか?
    A. いいえ、できません。【自】の能力は「○○時」のタイミング1回につき1回だけ発動します。コストも1回につき1回しか払えません。

収録情報 [編集]

ブースターパック月牙蒼焔DZ-BT07/007 2025 RRR イラスト/北熊汝、月の試練を乗り越えよ。
DZ-BT07/FFR07 2025 FFR イラスト/北熊(※なし)
DZ-BT07/SR15 2025 SR イラスト/北熊
DZ-BT07/SEC03 2025 SEC イラスト/北熊