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Gユニット 〈4〉 (トリプルドライブ!!!) |
ギアクロニクル - ギアコロッサス パワー15000+ / シールドなし / ☆1 |
【超越】 - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。 【起】【(V)】:[バインドゾーンからそれぞれ異なるカード名の表の〈十二支刻獣〉を12枚選び、ドロップゾーンに置く] ドロップゾーンから12枚選び、山札の上に好きな順番で置き、そのターン中、このユニットは『【自】【(V)】:このユニットがアタックした時、そのバトル中、相手はグレード1以上のカードを自分の手札から(G)にコールできない。』を得る。 |
バインドゾーンからそれぞれ異なるカード名の表の〈十二支刻獣〉12枚をドロップゾーンに置くことで、ドロップゾーンから12枚をデッキトップに置き、『アタックした時に相手はグレード1以上のカードを手札からコールできなくなる自動能力』を得る起動能力を持つ。
コストでそれぞれ別名の表の〈十二支刻獣〉が12枚も必要となるので手間も時間もかかりやすいが、ドロップゾーンから12枚をデッキトップに置くという効果はそれに見合った強力なものとなっている。
デッキトップから12枚を固定することにより、ドローやドライブチェックは勿論、次のターンのダメージチェックも山札をシャッフルさせられない限り制御することができる。
デッキトップに置くカードの内容はドロップゾーンのカードを依存するので、その性能を発揮するにはコストで要求されるバインドゾーンの表の〈十二支刻獣〉12種類を揃えるのと並行してドロップゾーンにトリガーユニット等のデッキトップに置きたいカードも稼ぐことが求められる。
ドロップゾーンの質を高めた状態でプレイすることができれば、例えクリティカルトリガーかスタンドトリガー3枚分のトリガー効果を駆使してもフィニッシュに至らなかったとしても、ドロートリガーで守護者等を手札に確保したり、ヒールトリガーで回復を狙う等、次のターンを守りを万全にした状態で迎えることができる。
その場合、実質的にパワー+15000の増加が確定していることに近く、基本的に守護者を始めとした強力なガーディアン要員を擁するグレード1以上のカードの手札からのコールも封殺できるので、十分にフィニッシャーとして運用が期待できる。
利用を狙う場合はメインデッキをバインド手段を除いて可能な限り多く種類の〈十二支刻獣〉が入るように構築した【十二支刻獣】での運用が望ましく、特に〈ギアコロッサス〉と〈十二支刻獣〉の2つの種族に属する《超刻龍 オルタード・ドラゴン》と《刻将 ドラスティック・コロッサス》を軸に〈ギアコロッサス〉をサポートする能力を持つ各種〈十二支刻獣〉を多用する構築なら効率良くバインドゾーンやドロップゾーンの枚数を稼げるので、早期利用や複数回の利用も不可能ではない。
超越スキルのコストの支払いでバインドゾーンの〈十二支刻獣〉の枚数を増やせる《クロノジェット・ドラゴン・Z》や《クロノファング・タイガー》を主軸とするようなこのカードの利用に特化してないその他の【十二支刻獣】でも、《超刻龍 ミステリーフリーズ・ドラゴン》や《スチームテイマー アルカ》等の他のバインド手段も利用しておくと終盤辺りに利用が狙える可能性がある。
また、〈十二支刻獣〉に属さない〈ギアコロッサス〉との混合型の【ギアコロッサス】での運用も可能だがそちらの場合、主なバインド手段となる〈ギアコロッサス〉とバインドしたい〈十二支刻獣〉を滞らないようにバランスを考えて入れなければならない等の要因でデッキ構築の難易度が高めとなっているので留意したい。
はるか昔、「時」のメカニズムを解き明かした科学者たちが、時空を超えて点在するすべての世界を侵略するために創り上げた理想の兵器。現代では、虎の刻の力を最後に取り込んだ影響か、開発時には存在しなかった虎の顔を模した胸部装甲が追加されている。「デミウルゴス」は「時」そのものを超越しており、ひとたび起動すれば、あらゆる次元・時空・時代を問わず存在することができる。その驚異の力の源は、歯車状のバックパックに組み込まれた「時を司る12の要素」であり、これを励起させることで、「時」という絶対不可侵の領域を、意のままに侵すことができたと記録されている。ある研究者が率いる派閥によってデミウルゴスが強制封印された後、12の要素は分割され、派閥の重鎮が管理する運びとなった。これが「十二支刻獣」の始まりであるとされている。賢者に始まり愚者に終わった者たちによる、狂気の所業の集大成。其の手は過去を握り潰し、其の足は今を踏み潰し、其の牙は未来を喰らう――偽りの神が再び、「時」を食みにやってくる。
【時空の魔神「デミウルゴス」】
かつて、あらゆる次元の宇宙において、最も進んだ時空技術を持つ世界があった。彼らは「時」と「時空」のメカニズムを完全に解き明かした唯一の存在だったが、その研究はやがてかかわった者たちを狂気へと導いた。自分たちだけが時を自在に扱えると知った彼らは、傲慢にも時空を超えて点在する世界すべての支配者となろうと画策した。そのために、あらゆる次元・時空・時代を問わず侵略を行える理想の兵器――後に「デミウルゴス」と称される災厄を生み出したのである。最終的に、ある勇敢な研究員が率いる派閥によって、デミウルゴスは強力な封印を施され、自力では2度と這い上がれない時空の狭間へと投棄された。しかし、その間に滅ぼされた世界の数は数えきれないほどだったという。なお、封印を行った者たちは、自分たちの世界が時空間に混乱をもたらしたことへの贖罪として、時空を調律するための組織を創設した。これが、“ギアクロニクル”の始まりとされている。
【時空の狭間で観測された謎の惑星】
「デミウルゴス」の破壊には成功したものの、破壊に至るまでの過程で再び大きく歪んでしまったクレイの時空。これまで以上に修復作業に勤しんでいた“ギアクロニクル”だったが、あの戦い以降、奇妙な報告が相次ぐようになった。各所で修復を行う団員たちが総じて不思議な現象を体験しているというのである。それは、各地の時空の裂け目に、クレイによく似た惑星が映し出されるという現象。時にはその惑星の表層で生活する知的生命体の姿が映ることもあり、この不思議な現象が一体何なのか、団内にも不安が広まっている。しかし、何か被害があった訳ではなく、ただ「見えるだけ」ということから、この現象に関する調査は保留とされ、実害に発展する可能性が明白な時空修復が優先されることになる。この現象の影響が目に見える異変となるのは、もうしばらく先の話となる。
クランブースター | 運命の歯車 | G-CB04/001 GR イラスト/大張正己(STUDIO G-1NEO) | 神は苦痛を取り払う。自由なき幸福な未来によって。 |
G-CB04/001 SGR イラスト/大張正己(STUDIO G-1NEO) | 世界を救う 完全なる未来を! τελειος παράδεισος |