《呪札の魔女 エーディン》 - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

《呪札(じゅさつ)の魔女(まじょ) エーディン/Witch of Cursed Talisman, Etain》 [編集]

　黒輪縛鎖で収録されたグレード３のシャドウパラディン。

　１つ目の能力は、アタックされたバトルのガードステップ開始時にカウンターブラスト(2)とシャドウパラディンのリアガード２枚の退却でアタックかブーストしているユニット以外の相手のリアガード１枚を退却させるリミットブレイクの自動能力。

　効果の割にコストは非常に重く見えるが、レストしていない前列のリアガードを退却させることで相手のバトル回数を１回分減らすことができるため、釣り合いは取れている。
　退却コストはジェネレーションブレイク(1)を有効にしておけば《新鋭の騎士 ダヴィド》か《鬼眼の魔道士 アルスル》１枚で賄うことも可能となり、この能力は相手のターンに誘発するため、Ｇユニットと併用することで、攻防に優れた稀有な能力を発揮することが出来る。

　性質としては呪縛に近く、パワー20000ラインなどを潰すことができればより大きなアドバンテージになるが、アタックかブーストしているユニットは目標にできないため、その縦列に最初にアタックされると止めることができない。
　しかし、その際にもう一方の前列リアガードを退却させることでトリガー効果の活用を難しくすることも可能になるので、致命的な隙とはならない。

　限定的ではあるが、【アクアフォース】に対しては《ストームライダー バシル》等の自動能力の時限誘発を阻害するだけでなく、「そのターンで３～４回目以降のバトル」や「前列のレストしているユニットが３枚」という要件の阻害が期待できる。
　【カイザー】や【ビッグバンナックル】に対してはインターセプトを封じられ前列のユニットすべてにアタックのヒットを狙われても、こちらから前列をコストにすることで退却させられる予定のリアガードを有効活用し、１枚分のカード・アドバンテージを稼ぐことができる。

　状況次第で様々な可能性を秘める能力だが、前述の通りコストが重く、連発を前提にするとカウンターブラストを他に回しにくくなるのが難点となる。
　かと言って、リアガードの枚数を揃える手段が足りなければこちらのバトル回数まで減らしてしまいかねず、元も子もない。

• このカードがアタックされた時でなければならないため、リアガードへのアタックを絡められると自動能力の目論見が崩れる可能性がある。

関連カード [編集]

• 「魔女」
• リミットブレイク

• 《始原の魔道士 イルドーナ》
• 《呪槍の撃退者 ダーマッド》
• 《魔界城 トートツィーゲル》

ユニット設定 [編集]

毎日を自儘に生きるダークエルフの魔法学者。 戦闘に関して普段は消極的に臨んでいるが、研究の邪魔をする不逞の輩には一切容赦しない。 研究に善悪という概念を持ち込まない性格の為、各地で重用される素晴らしい発明品を発表した次の日に、とんでもない事件の発端となった禁呪を試してしまった事などがざらにあったという。 叙勲と同じ数だけ投獄された変わり者として一時は国中を騒がせていたが、ある時ぱたりと消息を絶つ。 しばらくして“シャドウパラディン”に所属していた事があきらかになるが、歴史の表舞台から消える事を選んだ影の騎士団に、彼女がどのような経緯で入団したのかは未だ明かされていない。 しかし、これだけ時代と環境が変わっても、彼女は何も気にせず研究を続けている。 数奇な経歴を持つ者が多いこの団は、彼女にとって案外居心地のいい場所なのかもしれない。

FAQ [編集]

• Q423 （2013-07-05）
  Q. 【リミットブレイク】能力を起動した「ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン」にアタックされたリアガードをこのユニットの【リミットブレイク】能力でコストにしました。バトルはどうなりますか？
  A. そのままバトルは進行します。コストになったユニットはヒット確認時に(R)を離れているので、「ヒットされた時」の能力の誘発回数には数えません。

収録情報 [編集]