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ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!) |
ダークイレギュラーズ - デーモン パワー11000 / シールドなし / ☆1 |
【自】【(V)/(R)】:あなたのライドフェイズ開始時、あなたのソウルが8枚以上なら、あなたのグレード3の深闇能力を持つリアガードを1枚選び、手札に戻してよい。 【永】【Gブレイク】(2) 深闇(このターン中、あなたのソウルにカードが置かれているなら有効):このカードが(R)に登場する際、あなたのソウルからグレード2のカードを2枚まで選び、ドロップゾーンに置き、そのターン中、このカードはそれらが持つ能力すべてを持つ。(「登場した時」の能力も発動する) |
竜神烈伝で収録されたグレード3のダークイレギュラーズ。
1つ目の能力は、ライドフェイズ開始時にソウルが8枚以上なら深闇能力を持つグレード3のリアガード1枚を手札に戻せる自動能力。
目標に対応するリアガードを事前に潰されて不発になる場合もあるものの、ライドフェイズ開始時のタイミングでグレード3のカードが手札に加わるので超越スキルや究極超越スキルのコスト確保に繋がる。
効果に対応するカードの中でも、このカードや《グレンツェント・ヴァンピーア》はリアガードサークルにコールすることで使える能力を持つので相性が良い。
2つ目の能力は、リアガードサークルに登場する際にソウルからグレード2のカード2枚をドロップゾーンに置き、それらが持つ能力すべてを得るジェネレーションブレイク(2)と深闇の永続能力。
ジェネレーションブレイク(2)と深闇の制限の都合上、利用可能となるのは中盤以降となるので、能力を得るグレード2のカードのうち、1つは同じ制限でパワーの増加とコール制限が行える《ベイルファル・リプレッサー》が筆頭候補となる。
もう1つはその時々の状況に応じて適宜選択していくことになるが汎用性の高いカードの中では、コストなしでパワー+10000を上乗せできる《ベイルファル・リプレッサー》、ソウルの深闇能力を持つカードの補充と追加のパワーを得られる《デモンテッド・エクセキューショナー》、ソウルと手札の補充が行える《愛着のサキュバス》を辺りが有望な候補となる。
異空間「レリクス」の中心部「神殿」を根城とする邪教の祖。まだダークゾーンが国ですら無かった時代から存命している古の魔王らしく、それが真実であれば世界最古の魔王である可能性が高い。神殿の外に出ることは滅多に無く、「ムジンロード」ら直属の配下に命令を下す時も、最奥の祭壇から声を飛ばすのみで、姿を現したことは無い。普段は温厚で、何者に対しても平常心で接するが、ひとたび逆鱗に触れるようなことがあれば、周囲すべてを強制的に跪かせるほどの凄まじい重圧を発する。なお、彼が祀る「破壊の神」の正体についても一切が謎に包まれており、推測すらままならない状態にある。その謎が明らかになるのは、彼が表舞台に姿を現す時……即ち、世界が新たな脅威に苛まれる時なのだろう。
創世の竜神「メサイア」の対存在――破壊の竜神「ギーゼ」復活を目論む危険な存在。かつては「青の魔王」と恐れられた、伝説の魔王の1人でもある。現在はギーゼを崇拝する大規模な宗教団体「ギーゼ教」の頂点に君臨する大司教。封印されたギーゼの神託を聞くことができる唯一の存在であり、ギーゼから借り受けた邪神の力を行使して、長きに渡り歴史の裏側で暗躍を続けてきた。負ける戦いは決してしない慎重な性格で、何事にも周到に前準備をして挑む。此度のギーゼ復活も綿密な計画の下、気が遠くなるような時間をかけて用意されており、その間に幾度大陸の形が変わったか定かではない。誰よりも用心深い彼が表舞台に現れた――それは即ち、ギーゼ復活の時が近いということに他ならない。
◆「ゾンネグラープ」の魔王伝説
常夜地帯「ゾンネグラープ」から太陽を奪う黒い霧には、とある伝説が残されている。それは、まだダークゾーンが国ですら無かった時代……強大な力を持つ魔王同士の戦いの話。『名もない島であったこの地に、「青の魔王」と「黒の魔王」、2人の魔王が降り立った。闇のエレメンタルに満ちた土地を気に入った魔王たちは、ここに留まって眷属を増やすことにした。月日が流れ、互いの眷属がついに千を数えた頃、事件は起こる。この地を国にする際、どちらが王になるかで口論となったのだ。諍いは口論に留まらず、彼らは自らの眷属を率いて戦を始めた。凄絶な戦は青の魔王の勝利に終わり、敗北した黒の魔王と眷属は塵となって消滅した。しかし、その塵に込められた彼らの怨恨と執念は黒い霧へと変わり、生き続けた。そうして、戦場となった地の空を覆い、太陽を奪ったのである。以来、ゾンネグラープは草木ひとつ育たない、枯れ果てた常闇の荒野となってしまった』