《ブレイドウイング・レジー/Blade Wing Reijy》 [編集]
獣王爆進で収録されたグレード3のダークイレギュラーズ。 永続能力による常時クリティカル+2と強力だが、その有効化に至るまでに大きなラグがある。 自動能力で3枚は増やすことができ、ソウルを増やす能力を持つカードを最大限活用すればライドしたターンですぐ要件を満たすこともできないわけではないが、それには運と無茶なプレイングが必要不可欠である。 かと言って、悠長に15枚溜めるというわけにはいかない。 有効になった後に目を向けると、多大な手間をかけてもあくまでクリティカルしか増加しないので、守護者なしでもシールド20000もあれば大抵は確実にガードできるのも辛いところ。 ヴァンガードサークルに登場した時の自動能力は、単純にソウルを増やし、ノーマルユニットを指定すれば多少ながら山札のトリガーユニット比率も増すことができるが、上記の通り《逢魔ヶ刻の冥界馬車》などのサポートとして極めて優秀。 ただし、このカードをライドするまでにダメージゾーンに置かれてしまったり、手札やフィールドに2枚以上あると、残り3枚すべてのソウルインに失敗してしまうので、確実とは言い切れない。 このカードの特筆すべき点は、相手のダメージゾーンが3枚であれば確実なガード強要ができるため、その状態で相手のヴァンガードをこのカードのみでアタックし続けることにより、《宝石騎士 さばるみー》や《魔界城 シュトライテントゥルム》等の能力を利用されない限りは、リミットブレイク能力の有効化を許さずにゲームを進めることができるという点である。 また、ダメージゾーンを少なく保つことはカウンターブラストの使用を大きく制限することにもなるので、リミットブレイク能力の有効化の阻害以外でも運用に支障を来たさせることはでき、こちらのダメージゾーンが4枚以上であればヒールトリガーによる回復も抑制できる。 ヴァンガードのアタックだけで確実に相手のダメージゾーンを6枚にできる為、こちらのリアガードで相手のリアガードを積極的にアタックすることで継続的に相手のラインを崩すこともできる。 さらにヴァンガードのアタックに対しての常套手段である、トリガー効果1枚分を見越したガードに対峙した際に、1回目のドライブチェックでトリガーユニットが出た場合、安全性を考慮してトリガー効果のパワーの増加効果の目標をリアガードに割り振られる場合が多いものの、このカードでのアタックに限っては通りさえすればそれがそのまま勝利となる状況が頻繁に発生し得る。 リミットブレイクの有効化を防げるというのが利点の1つとして上げられるものの、《爆発科学者 ぶんた》や《宝石騎士 さばるみー》等の能力による有効化は防げない。 相手のダメージゾーンを少なく保ちカウンターブラスト等の利用を妨害という戦術においても、ダメージゾーンが3枚あればそれなりに機能するデッキも珍しくないものとなっているので非常に厳しい立場にいると言わざるを得ない。 上述のヒールトリガーの回復の抑制という点では活用できないことはないものの、「相手の動きを封殺しながら戦う」という点で期待しづらいという点には留意しなければならない。
関連カード [編集]
ユニット設定 [編集]滅びの力を宿した刃の翼を持つ青年。 無法地帯ダークゾーンで生まれ育ち、自身を守る力を得る為に望んで異能の移植手術を受けた。 FAQ [編集]該当するQ&Aはありません 収録情報 [編集]タグ:
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