《髑髏の魔女 ネヴァン》 - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

《髑髏(どくろ)の魔女(まじょ) ネヴァン/Skull Witch, Nemain》 [編集]

　虚影神蝕で収録されたグレード２のシャドウパラディン。

　リアガードサークルに登場した時にカウンターブラスト(1)で１：２交換のドローが行える。

　アドバンテージを得られるドロー能力としては優秀だが、パワーは極端なまでに低い。
　単身はおろかブースト込みでもヒットするかどうかのパワーであり、アタック要員としては期待しづらい。

　ドローだけ行ったら、各種退却コストや、インターセプトに利用して早々に処理させたい。
　早々に退却コストとしてしまうのであれば、あえて後列にコールすることも考えられるだろう。

　また、パワーの低さからヒットされやすい欠点も目立つ。
　場合によっては、パワーの低さから相手にアタックがヒットした時の能力を誘発させるための対象になりかねない。

　中でも最も危険なのがこのカードをライドせざるを得なくなった場合である。
　ヴァンガードサークルに登場した時では能力を使うことすらできず、致命的な状況に陥ることも考えられるので採用する枚数は最小限に止めたい。

　とはいえ、カード・アドバンテージ上では１枚分止りでも、超越スキルのコスト要員や守護者等といった手札に欲しいカードの確保が期待しやすい２枚のドローが行える利点は十分に大きいと言える。

　似たような１：２交換のドローが行えるグレード２のシャドウパラディンとしては他にも《黙殺の騎士 ギーヴァ》や《竜刻魔道士 ガウナン》等がいる。
　元々のパワーではそれらに劣るが、序盤から使えるのでライド事故回避等にも利用でき、コストはシャドウパラディン全般に対応しデッキや手札の内容に依存しにくいといった点ではこちらの方が優れていることからそれらとの差別化は十分に可能である。

• 発売当時はグレード２としては極端に低いパワー3000ということで話題を呼んだが、その対価に見合うだけのコスト効率のドローから人気の高いカードであった。

• アニメでは第43話にて初登場。先導アイチに能力使用後、インターセプトで退却という理想的な動きを魅せた。

関連カード [編集]

• 「魔女」

• 《黙殺の騎士 ギーヴァ》
• 《竜刻魔道士 ガウナン》

• 《髑髏の魔女っ娘 ネヴァン》

• 《髑髏の魔女 ネヴァン》（グレード１）

ユニット設定 [編集]

死者の遺骨を兵器として利用する背徳の魔女。
強い魔力を持つ者の頭蓋から、残った魔力を抜き取り倍化する邪法を用い、労することなく大容量の魔力を蓄えることができる。
邪法の研究が発覚して聖騎士団に追われていたが、何処からともなく現れた奈落竜の誘いに乗り、半ば賓客の様な形でシャドウパラディンに入団することになった。

• 同じシャドウパラディンの《秘薬の魔女 アリアンロッド》の姉である。

• 「ネヴァン（Nemain,Neamhain）」は、ケルト神話に登場する戦いの女神「バイヴ・カハ」の内の一柱。名は「毒のある女」の意。烏の姿で戦場を渡り、その恐ろしい声によって戦士を狂わせ同士討ちをさせるという。死をもたらすという点から妖精バンシーや騎士デュラハンのルーツと言われ、アーサー王伝説の「湖の乙女」の前身とも言われる。
  • ちなみに他の二柱の女神の名は「モリガン」と「ヴァハ」。片方は《月光の魔女 ヴァハ》としてカード化されている。

FAQ [編集]

• Q116 （2011-10-25）
  Q. 『［【カウンターブラスト】(1)，あなたの手札から《シャドウパラディン》を1枚選び、捨てる］』とありますが、コストは『【カウンターブラスト】(1)』か、『あなたの手札から《シャドウパラディン》を1枚選び、捨てる』のどちらか片方だけ行えば能力を使えますか？
  A. いいえ、使えません。コストは[　]の中に書かれた行動をすべて行わないと支払えません。

収録情報 [編集]