双翅(そうし)(おう) ベルゼバブ/King of Diptera, Beelzebub》 [編集]

ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
ダークイレギュラーズ - デーモン パワー10000 / シールドなし / ☆1
【永】【(V)】:あなたのソウルの《ダークイレギュラーズ》が8枚以上なら、このユニットのパワー+1000。
【自】【(V)】:[【カウンターブラスト】(2)] このユニットがアタックした時、あなたのソウルの《ダークイレギュラーズ》が6枚以上なら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの《ダークイレギュラーズ》のリアガードを2枚まで選び、そのターン中、パワー+3000。

 双剣覚醒で収録されたグレード3のダークイレギュラーズ

 ヴァンガードサークルでは永続能力によりパワー11000になることができるが、いくら【ダークイレギュラーズ】でもリアガードからのみでソウルダークイレギュラーズを8枚以上揃えるのは手間がかかる。
 どうしてもある程度遅れてしまいため、元々のパワー11000のグレード3は勿論、同能力に加えて自力でソウルチャージを行う能力を内蔵する《ノーライフキング デスアンカー》にも見劣りするのは否めない。

 自動能力ではバランス良くパワーラインを上げることができる。
 目標として選べるのはダークイレギュラーズリアガードのみだが、同じ縦列後列目標にすれば自身も間接的に強化できる。
 こちらもソウルの枚数を参照するものの、永続能力より緩く、そもそも終盤に間に合えばいい能力なのでそれほど問題にはならない。

 しかし、他の特徴が限定的なパワー11000のみであることも鑑みると、今一つ爆発力には欠ける。
 また、アタックした時というタイミング故に融通が利かない面もあり、リアガードパワー増加としてはスタンドトリガーとのシナジーも形成しにくい。

 さらに、要求するソウル枚数が増加している上に双戦しているならという追加の要件があるものの、コストなしで最大で自身を含むユニット3枚にパワー+5000を与える自動能力を持つ《灰塵の異能者 ハダル》の存在も向かい風となっている。
 あちらにない利点としては、要件で要求されるソウルの枚数が少なく、ソウルの枚数とコストを用意できれば5ターン目でも利用可能な点が挙げられる。

  • アニメでは、第60話(VS葛木カムイ)にて新城テツが使用。再ライドし、能力で自身とリアガードパワーを上げてフィニッシャーとなった。
    • ライド時の台詞は『闇の繁栄を祈りし、罪深き王よ……その腕に、光の絶望を抱きし王よ……目覚めの時が来た! ライド、《双翅の王 ベルゼバブ》!!』
    • アタック時にはBT05/S07版のフレーバーテキストを台詞として使っていた。

関連カード [編集]

ユニット設定 [編集]

五枚一対の禍々しく巨大な翅を持つ悪魔族の統率者。体内・体外の各所に多数の武器・装具を移植している。
闇の眷属たちを狂暴化させる「ディーペスト・コラプション」を使用することで、対象の力を飛躍的に増大させることができる。
ダークイレギュラーズは全ての大陸・クランの中で最も争いの多い地域であり、
主に種族単位で集団を結成して互いを牽制しあってきた。
彼もまた頂を目指す野心ある王の一人として、この大陸を数多の闘争に巻き込んでいくことになるのだろう。

  • 「ベルゼバブ(Beelzebub)」は聖書などに登場する悪魔の王。「蠅の王」の呼び名で知られ、巨大な蝿の姿がイメージとして一般的。「ベルゼブブ」「ベールゼブブ」とも表記される。
    • 本来はカナン地域を中心に各所で崇められた嵐と雨の神であるバアル・ゼブルであり、その信仰を嫌ったヘブライ人によって侮蔑をこめてつけられた存在である。神教の都合で悪魔に貶められた神としては、アモン等も挙げられる。
    • キリスト教の「七つの大罪」においては「暴食」を司る悪魔とされている。

FAQ [編集]

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収録情報 [編集]

ブースターパック双剣覚醒BT05/007 RRR イラスト/結城遼也奮い立て魔の眷属! ディーペスト・コラプション!
BT05/S07 SP イラスト/結城遼也永遠の堕落に震えよ! ディーペスト・コラプション!