矢作キョウ - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

矢作(やはぎ)キョウ [編集]

　矢作キョウ（やはぎ きょう）は「カードファイト!!ヴァンガード」の登場人物。声優は渡辺明乃。

　名前の由来は、愛知県岡崎市矢作町から。

概要 [編集]

　「壊し屋（クラッシャー）」という異名を持つ「フー・ファイター」の一員であり、「AL4」の一人。
　中学２年生[1]。

　フー・ファイターの一員でありながらリーダーの雀ヶ森レンに忠誠を誓っておらず、それどころか「チームのトップに立つ」と公言して憚らない強気な自信家である。[2]

経歴 [編集]

　春の全国大会予選で櫂トシキに[3]敗北を喫したことがきっかけでフー・ファイターから追放される。
　一介のファイターとして再起を図ろうとするものの、「元フー・ファイター」という経歴が原因で各地のショップからも締め出されてしまう。

　そして、復讐のために同じ境遇の人間と共に「チームアヴェンジャーズ」を結成し、関東第三地区大会へ出場。
　チーム男前を一蹴し、決勝戦でチームQ4と激突するが、PSYクオリアを発現させた先導アイチに精神的に圧倒され敗北。
　大会後にブリリアントスターズが率いるフー・ファイターの部隊に取り囲まれて消息を絶った……と思われたが、全国大会で客席に姿を現して敗北したブリリアントスターズを嘲笑していた。

　「アジアサーキット編」ではアヴェンジャーズの二人（枇杷島ジョー、栄生アキラ）と共に雪山に居を構えて、自身が扮する「雪男」の噂でファイターを呼び集めて腕を磨き、櫂を倒して雪辱を果たし、その上でVFサーキットで優勝するという計画を立てるが、思惑通り現れた櫂との対戦で敗北してしまう。
　その後は３人で孤島で修行を積み「アナコンダ男」になったり、転移してきたDAIGOと遭遇したり、日本を訪れたチームドレッドノートが乗る飛行機を格納庫へ誘導して蒼龍レオンに勝負を挑むがやはり敗北している。
　総じて、敗北と再起を繰り返すコメディリリーフ的な役回りとして独自に活躍している。
　しかし、櫂やレオンといった実力者を後一歩まで追い詰めるなど実力は非常に高く、その櫂からも「（俺が戦い続ける限り）いずれまた戦うことになる」とその実力を認められている（実際「世界の名だたるファイターを倒した」という実績はある）。

　「リンクジョーカー編」ではリバースファイターに乗っ取られた福原高校に現れ、突入を図っていたレンをアシストした。この時一応レンから名前を呼ばれており、どうやら実力を認められた模様。　

　「カードファイト!!ヴァンガードＧ」では「ギアースクライシス編」で登場。経緯は不明ながらチームAL4に復帰している。リレーファイトでは先鋒として安城トコハと対戦、突撃を活かした攻撃的な戦法でトコハと互角の勝負を繰り広げるがチームとしての戦略を優先しあえて敗北、手札を残したうえで鳴海アサカに繋げる。

　漫画では行きつけのショップからフー・ファイターを追い払おうとした葛木カムイを一蹴、同行していた先導アイチをも追い詰めるが、PSYクオリアによって形勢逆転され敗北、その場でフー・ファイターとしての資格を失う。
　しかし、アイチの前例から「自分もPSYクオリアを手に入れられるかもしれない」と考え、アイチに「フー・ファイター狩り」を持ちかけるなどしてPSYクオリアの詳細を探ろうとする。

　立凪レッカに敗北してPSYクオリアゾンビとなってからは、彼女の命令でPSYクオリアゾンビを増やしていたが、伊吹コウジに敗れてユニットとの絆を絶ち切られた。

　また、レンに実力を認められておらず、名前すら覚えられていなかった[4]。

人間関係 [編集]

• 雀ヶ森レン
  • チームFFAL4のチームメイト。
  • 初期からレンに軽く扱われており、彼を打倒することを目標としている。ただし、レンからデッキ自体は良くできていると評価されている。
  • 「リンクジョーカー編」以降はレンにわざと名前を忘れたフリをされている。“Я”ファイターの巣窟と化した福原高校を奪還する為にレンに協力する。

• 新城テツ
  • チームFFAL4のチームメイト。
  • 初期ではキョウが櫂トシキの実力を見誤り、レンに対して尊大な態度をとっていたことからキョウをフー・ファイターから破門した。
  • 「アジアサーキット編」では、テツの「ジョーカーＸ」の仮面を奪ってサーキットに出場しようとしたが、返り討ちにあった。

• 鳴海アサカ
  • チームFFAL4のチームメイト。
  • 物語開始以前からフー・ファイターとして招待されたアサカを敗ったうえ、アサカが崇拝するレンに対して尊大な態度をとっていたことから仲が悪い。

• 枇杷島ジョー、栄生アキラ
  • チームアヴェンジャーズのチームメイト。
  • 見た目はチンピラだが、奇天烈なキョウの計画に付き合っていたり、彼の面倒を見ていたりと善人である。

• 美童キリヤ
  • チームFFAL4の末席を巡ってしばしば競っている。[5]

• 櫂トシキ

• 蒼龍レオン

デッキ構成 [編集]

• 【スパイクブラザーズ】
  • アニメ初期の櫂とのファイトでは《スカイダイバー》と《ジャガーノート・マキシマム》をメインにしていたが、アイチとのファイトでは《将軍 ザイフリート》を採用した。
  • 「アジアサーキット編」での櫂とのファイトでは黒鋼の戦騎仕様の《魔王 ダッドリー・エンペラー》軸になった。スパイクブラザーズ特有の連続攻撃戦術を「クラッシュラッシュ」と呼称する（《魔王 ダッドリー・エンペラー》使用時は「アバランチ・クラッシュラッシュ」）。
  • 「リンクジョーカー編」ではファイト描写はないが《グレイトフル・カタパルト》を使用している描写があった。
  • 「ギアースクライシス編」では《逸材 ライジング・ノヴァ》を主軸にしたデッキを使用している。
  • 3DS版「ライドトゥビクトリー」では、《ジャガーノート・マキシマム》と《スカイダイバー》軸と《魔王 ダッドリー・エンペラー》と《ジャガーノート・マキシマム》軸を使用。
  • 3DS版「ロックオンビクトリー」では、上記２種類に加えて《グレイトフル・カタパルト》と《バッドエンド・ドラッガー》軸も使用。
  • 3DS版「ストライドトゥビクトリー」では、《魔王 ダッドリー・ルシファー》と《魔王 ダッドリー・エンペラー》軸の【ダッドリー】を使用。

• 【メガコロニー】
  • ジャングルを彷徨っている最中に昆虫の強さを知って感化されて使用した。
  • 「アジアサーキット編」で《武神怪人 マスタービートル》軸を使用。

• 【むらくも】
  • 漫画ではこちらを使用（厳密にはぬばたまのカードという扱いで使用している）。
  • 《決闘龍 ZANBAKU》と《レフト・アレスター》、《ライト・アレスター》の能力で相手のヴァンガードを封じ込める戦法を得意とする。[6]
  • 3DS版「ライドトゥビクトリー」では、《夢幻の風花 シラユキ》と《隠密魔竜 マンダラロード》を主軸としている。

主な使用カード [編集]

• 《スカイダイバー》
• 《将軍 ザイフリート》
• 《魔王 ダッドリー・エンペラー》
• 《武神怪人 マスタービートル》
• 《メカ・アナライザー》
• 《逸材 ライジング・ノヴァ》
• 《撃墜王 ミラクル・エース》
• 《大悪党 ダーティ・ピカロ》
• 《決闘龍 ZANBAKU》（漫画版）
• 《レフト・アレスター》（漫画版）
• 《ライト・アレスター》（漫画版）
• 《決闘龍王 ZANGEKI》（漫画版）
• 《大戦士 ダッドリー・ジェロニモ》（3DS版）
• 《神速 フラッシュ・ブルース》（3DS版）
• 《魔王 ダッドリー・ルシファー》（3DS版）

戦績 [編集]

アニメ「カードファイト!!ヴァンガード 初期」 [編集]

アニメ「カードファイト!!ヴァンガード 初期」通算成績:2戦0勝2敗

アニメ「アジアサーキット編」 [編集]

アニメ「アジアサーキット編」通算成績:2戦0勝1敗

劇場版「ネオンメサイア」 [編集]

劇場版「ネオンメサイア」通算成績:1戦0勝1敗

アニメ「ギアースクライシス編」 [編集]

アニメ「ギアースクライシス編」通算成績:1戦0勝1敗

漫画版 [編集]

漫画版通算成績：3戦1勝2敗

関連リンク [編集]

• 登場人物
• チームFFAL4
• チームアヴェンジャーズ