《威圧する根絶者 ヲクシズ》 - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

《威圧する根絶者(ドーンティング・デリーター) ヲクシズ/Daunting Deletor, Oksizz》 [編集]

　凶星の根絶者で収録されたグレード３のリンクジョーカー。

　起動能力のコストは質も量も要求されるかなり重いものだが、相手のヴァンガードすべてのデリートに加えてパワー＋10000を得られるため、ブーストなしでも単体でシールド25000を要求することができる。
　ただし、６ターン目以降なら《終末根絶者 アヲダヰヱン》を超越してそちらでデリートとパワーの増加を行った方が全体的な要求シールド値を稼げるため、こちらは主に５ターン目での利用を狙うことになる。

　５ターン目であればＧガーディアンで守られる心配がなく自動能力により直後のターンで相手の手札に負担をかけられるが、そのタイミングだと他でカウンターブラストを行っていなくてもダメージゾーンの枚数が足りず使えない場合がある。
　使えてもその後のカウンターブラストの利用に差し支えやすいため、《享受する根絶者 ヰゴール》や《喰い千切る根絶者 ギヰバ》等によってダメージゾーンの表のカードを補充して補うのが望ましい。
　特に前者はファーストヴァンガードとして採用することで安定して確保することができる。

　自動能力ではノーマルライドによるデリートの対処に手札１枚のドロップを要求でき、ノーマルライドにかかるカード消費に加えてさらなる負担をかけることができる。

　しかし、６ターン目以降だと相手はノーマルライドではなくともノーマル超越を行うことによってデリートに対処することができるので、相手がどうしても手札にあるグレード３のカードをライドしたい場合を除いてほとんど活用できない。
　基本的には《禁ずる根絶者 ザクヱラド》によるライドフェイズ中の超越封じと併用したり、最速の５ターン目のタイミングで相手のヴァンガードをデリートした際に再ライドと同等のディスアドバンテージを与えたり、《探索者 セイクリッド・ういんがる》や《ルインディスポーザル・ドラゴン》等の再ライドでも１：１交換になるカードのライドを牽制する能力として見るのがいいだろう。

• アニメにおいては「劇場版 カードファイト!! ヴァンガード ネオンメサイア」で伊吹コウジが使用。
  • 全てのファイトで起動能力でデリートを行い、雀ヶ森レンをはじめ、多くのファイターを倒すフィニッシャーとなった。
  • ライド時の台詞は「穢れし愚者の魂を、消去せよ！ ライド・ザ・ヴァンガード！ 《威圧する根絶者 ヲクシズ》！」
  • 起動能力名は「エターナル・ギルト」。
• 遊星ブラントが使役する尖兵のリーダー格であり、伊吹に接触してヴァンガードに関するポジティブな記憶をすべてデリート、ヴァンガードの負の面にしか目が向かなくなった伊吹を事実上操ってクレイのユニットの全滅を狙っていた。しかし、アイチを介して覚醒した《ハーモニクス・メサイア》によって記憶のデリートが解除されたことで、真実に気づいた伊吹を操れなくなり敗北。最後には彼の手によって自らがデリートされ、カードは放棄された。

関連カード [編集]

• 「根絶者」
• エスペシャルカウンターブラスト

• 《咀嚼する根絶者 ボロヲ》

• 《絆の根絶者 グレイヲン》

ユニット設定 [編集]

遊星「ブラント」に寄生する謎多き存在《根絶者》を束ねる者。
かつてブラントに呑まれた折、その環境に適応した者の一人。《根絶者》の邪魔をする者、即ちブラントの進行の妨げになる者を排除する為だけに行動し、進路に知的生命体を有する星が存在した場合は、自ら降り立ち排除する。
次なる餌はブラントに仇為す可能性を秘めた、危険な存在が眠る星、「クレイ」。いち早くクレイに降り立った彼は、この惑星と繋がるもう一つの青き星をも巻き込み、「救世主」の奪取と、その覚醒を担うだろう芽を刈り取るべく、行動を開始する。

• 同じく凶星の根絶者に収録されている《享受する根絶者 ヰゴール》、《速攻する根絶者 ガタリヲ》、《慢心する根絶者 ギヲ》はいずれもイラストレーターが同じであり、各々の外見にも共通点がある事から、このカードの成長前の姿だと思われる。
  • これらのカードのイラストには背景に《根絶者》の母星である遊星「ブラント」と思わしき赤い惑星が、グレードが上がるにつれて近づいている様子が描かれている。

FAQ [編集]

• Q855 （2014-09-12）
  Q. このカードが対戦相手の(V)にある時、自分のグレード3をライドしたい場合、手札を捨てるのは誰ですか？
  A. 自分です。
• Q856 （2014-09-12）
  Q. 双闘しているヴァンガードがデリートされるとどうなりますか？
  A. 双闘は維持され、ユニットは(V)に残ります。
• Q857 （2014-09-12）
  Q. デリートされているヴァンガードがさらにデリートされました。どうなりますか。
  A. デリートされているユニットをデリートしようとした場合、そのデリートでは何も行いません。
• Q858 （2014-09-12）
  Q. デリートされたヴァンガードをブーストできますか？
  A. はい、できます。
• Q859 （2014-09-12）
  Q. デリートされたヴァンガードはバトルを行えますか？
  A. はい、行えます。ヒットした場合、クリティカルの分だけダメージをあたえ、ヒットされた場合は相手のユニットのクリティカルの分だけダメージを受けます。
• Q860 （2014-09-12）
  Q. デリートされた「騎士王アルフレッド」がヴァンガードとしてアタックしました。ドライブチェックは何回ですか？
  A. 2回です。デリートされるとテキストは失いますが、【ツインドライブ！！】等のスキルアイコンは失われません。
• Q861 （2014-09-12）
  Q. ダメージが4枚の時、デリートされている「孤高の解放者ガンスロッド」に「解放者モナークサンクチュアリ・アルフレッド」がライドしました。「孤高の解放者ガンスロッド」の【リミットブレイク】能力は使えますか？
  A. いいえ、使えません。ライドした時に、「孤高の解放者ガンスロッド」のテキストは失われているからです。
• Q862 （2014-09-12）
  Q. ヴァンガードがデリートされるとどうなりますか？
  A. デリートされると、そのユニットをそのままの向きで裏向きにし、「デリートされているユニット」になります。持ち主のターンのエンドフェイズの初めに、そのファイターの「デリートされているユニット」をすべてそのままの向きで表にもどります。「デリートされているユニット」はパワーが0になり、表面に書かれたテキストのみを失い、スキルアイコン、グレード、カード名など他の情報は維持します。デリート前に受けたパワー修正、能力の追加や喪失効果は維持されます。デリートされたユニット自身に書かれていた永続能力によるパワー修正、能力の追加および喪失効果は維持しません。

収録情報 [編集]