ファントム - カードファイト!! ヴァンガード Wiki

ファントム/Phantom [編集]

　カード名に「ファントム」を含むカード群。

• 「ファントム(Phantom)」とは幻、幽霊を意味する英単語。

• 英語版では、<Pale Moon>に属する《Masked Phantom, Harri》がこのカード群に加わっている。

• 主にユニット設定で「奈落竜」と呼ばれている《ファントム・ブラスター・ドラゴン》やその系譜に連なるシャドウパラディンが属するカード群である。ただし、分岐した悪意の集合体である《ガスト・ブラスター・ドラゴン》と守護竜時代の《探索者 シングセイバー・ドラゴン》は含まれていない。
  • かつてはシングセイバー・ドラゴンとして３体存在するユナイテッドサンクチュアリの守護竜の１体であり、高潔な魂を持っていたが、長い歴史の中、人々の心に潜む幾千幾万の暗い感情を見たことで、その魂は穢れ、世界に絶望し、 仲間を計画の為の道具としか考えられない残忍な性格となり、ツインランサー型のブラスター兵装を手に《ファントム・ブラスター・ドラゴン》と名乗る様になった。
    • 因みに《封竜 テリークロス》によると守護竜が正常ではない事は（彼の年月の概念にも依るが）そこまで珍しくはない事らしい。
  • 奈落竜に堕ちてからは、かつて自分に仕えていた偉大な騎士に闇の力を放ってアビスドラゴンへと変貌させた上でロイヤルパラディンから失踪、その後、ロイヤルパラディンの一部に渦巻いていた負の感情を支配し、ブラスター・ダークらと共にシャドウパラディンを創設した。ロイヤルパラディンを打倒するために騎士王を屠る目的で生まれながら騎士王への憎しみを埋め込まれた最強の戦士を生み出し、「無常の騎士」と謳われた名高き戦士を傀儡として洗脳、配下の大魔道士に善良な戦士を悪鬼変化(オウガシフト) で凶暴な鬼に変えさせるなど、数々の非道を行って遂に反旗を翻し内乱を引き起こした。更に聖域中に繁殖した絶望を喰らい、より強大な闇の力を取り込み全てを滅ぼすだけの存在と化し、 クレイを混乱に陥れようと本性を現したが、《ブラスター・ブレード》と和解した《ブラスター・ダーク》が自らの命とも言える剣を《ブラスター・ブレード》に一時託して覚醒した《マジェスティ・ロードブラスター》の前に敗れ死亡した。
  • しかし、「奈落竜」としての悪意と「守護竜」としての聖なる魂は消えることはなく、「奈落竜」としての悪意は人々の悪感情を糧に肉体を創り始め、悪意の集合体として独自に意思を持って動き始める。
    一方、「守護竜」としての聖なる魂は深手を負ったエルフの騎士と融合し、「モルドレッド」と名乗り、シャドウパラディンに復帰。以降は正史世界では「ブラスター兵装」は所持していない。黒馬団らとは別行動でブラスター・ダークら英雄を未知の敵から解放する為に暗躍していた。
    解放されたブラスター・ダーク(当然、彼の正体を知っていると思われる)の委任によりシャドウパラディン及び《撃退者》の長に就任し、リンクジョーカーを討つ為に行動を開始する。相変わらずのカリスマ性を発揮し、決戦にあたって《撃退者 ドラグルーラー・ファントム》に変身した際にも仲間達の結束は揺るがず、曲者揃いのシャドウパラディンを纏めていた。
    • 「星輝大戦」後、自身の悪意の集合体である《ガスト・ブラスター・ドラゴン》との決着を着ける為に、シャドウパラディンの団長の座をブラスター・ダークに譲って失踪し、単独で決闘に向かうが、それ以降の消息は不明。失踪する前に、モルドレッドはブラスター・ダークに対して自分を「逃げ出した臆病者」と罵る様に提案したが、ブラスター・ダークはモルドレッドの名誉を守る為に真実を隠した結果、団員の不満を掌握したクラレットソード・ドラゴンの台頭を許し、意図せずにシャドウパラディン崩壊の原因となってしまった。「時空混線」後は、何者かの超越によって青き両剣の黒竜と白き双剣の黒竜として度々召喚され、超越の暴走やクラレットソード・ドラゴンらシャドウパラディンの分派が起こす事件を治めていたが、オーラガイザー・ドラゴンとクラレットソード・ドラゴンとの直接対決にて惨敗、それ以降、分派がユナイテッドサンクチュアリに宣戦布告してからは姿を表さない様になり、分派の処理を次代を担う者達に丸投げする形になった。

• 改変世界では、シングセイバー・ドラゴンがロイヤルパラディンから失踪してから《ファントム・ブラスター・ドラゴン》がシャドウパラディンを立ち上げて反旗を翻す間に過去の世界からシングセイバー・ドラゴンとしてゼノンによって召喚され、ブラスター・ブレード率いる探索者の旅に同行する。しかし、《星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン》ら《星輝兵》の罠にかかり、ブラスター・ブレードを誘拐されてしまう。
  それ以降は直接戦闘に参加できなかったが、同じくゼノンに召喚されたパーシヴァルに聖なる力を授け、竜化させる等、陰ながらブラスター・ブレード奪還に尽力した。
  • 現代のシングセイバー・ドラゴンは正史世界同様に《ファントム・ブラスター・ドラゴン》に堕ち、ロイヤルパラディンに反旗を翻すが、アルフレッドに敗北して瀕死の重傷を負う。彼を救うべく、ブラスター・ダークが互いの魂を結び、永久に生命力と魔力の供給を行い続ける儀式を受けたことにより一命を取りとめ《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》となる。《ファントム・ブラスター・ドラゴン》と姿こそ変わらないが、その魂は守護竜時代の高潔なものに戻っており、リンクジョーカーを討つ為に団長となった《ブラスター・ダーク・撃退者 “Abyss”》と共にシャドウパラディンを率いて奮闘した。また、《ファントム・ブラスター・ドラゴン》と外見が変わっていないということなので、改変世界では、《ファントム・ブラスター・オーバーロード》には進化しなかった可能性がある。

• 漫画「カードファイト!! ヴァンガード外伝 光の剣士」では、ユナイテッドサンクチュアリの３柱の守護竜の内の一柱、シングセイバー・ドラゴンとして登場。
  作中以前の戦いにて、ある町の救援に向かうために駆けつけるが、ブラスティッドの恋人を救えず、彼から逆恨みされた。
  次元獣鬼(ユビキタスオーガ)と手を組んでいたらしいブラスティッドの襲撃からロイヤルパラディンを守る為に奮闘したが、物量戦術の前に敗れた。
  力を求めたシングセイバー・ドラゴンはブラスティッドの甘言に乗ってツインランサー型の「ブラスター兵装」を手にして《ファントム・ブラスター・ドラゴン》として復活。それ以降、特に目立った活躍は無いが、《ザ・ダーク・ディクテイター》の下僕としてシャドウパラディンの一員として働いているらしい描写がなされている。
  尚、ロイヤルパラディンの面々からは捜索されている描写はなく、死亡扱いされているものと思われる。
  ただし、この物語は惑星クレイ物語等のユニット設定と大きく食い違っている部分が多いので正史ではない可能性もある。

関連カード（新シリーズ） [編集]

―カード名に「ファントム」を含むカード

• 《ファントム・ブラスター・オーバーロード》（フォース）
• 《ファントム・ブラスター・ドラゴン》（フォース）
• 《幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム》（フォース）
• 《撃退者 ドラグルーラー・ファントム》（フォース）

―「ファントム」を含むカードに関する能力を持つカード

• 《玄妙の騎士 ゴルマーク》

関連カード（旧シリーズ） [編集]

―カード名に「ファントム」を含むカード

• 《暗黒竜 ファントム・ブラスター “Diablo”》

• 《ファントム・ブラスター・オーバーロード》
• 《ファントム・ブラスター・ドラゴン》（ブレイクライド）
• 《幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム》
• 《撃退者 ドラグルーラー・ファントム》
• 《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》
• 《ファントム・ブラスター・ドラゴン》

• 《ファントムブリンガー・デーモン》

• 《ダッドリー・ファントム》

• 《ファントム・ブラック》

―「ファントム」を含むカードに関する能力を持つカード

• 《雄弁の撃退者 グロン》

• 《ジャッジバウ・撃退者》

―「ファントム」のサポートを扱うデッキ

• 【ファントム・ブラスター】
• 【撃退者】

関連リンク [編集]

• 「撃退者」

• カード群