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ノーマルユニット 〈2〉 (インターセプト) |
シャドウパラディン - デーモン パワー5000 / シールド5000 / ☆1 |
【自】:[【カウンターブラスト】(1)] このユニットが(R)に登場した時、あなたの《シャドウパラディン》のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から1枚をダメージゾーンに裏で置き、2枚引く。 |
リアガードサークルに登場した時にカウンターブラスト(1)で、デッキトップから1枚をダメージゾーンに裏で置き、2枚ドローする自動能力を持つ。
同じドロー能力を持つ《髑髏の魔女 ネヴァン》と比べると得られるアドバンテージが1枚分多く、パワーの低さも適当なブーストをつければヒットを狙える程度の数値にはなっている。
しかしダメージゾーンにカードを置いてしまう効果があり、《魔界城 シュトゥルムアングリフ》等のようなターンの終了時にダメージゾーンのカード1枚を山札に戻す時限誘発がないため、ただ一方的にダメージゾーンを増やすことになる。
ダメージゾーンが増えたままになるリスクは大きく、さらに裏で置くことからコストが疑似的なカウンターブラスト(2)になってしまうのも気になる。
低パワーについてはインターセプトや退却コストで消費すれば気になりにくいが、他の能力とのコストの競合が懸念されるカウンターブラストを行うリスクは大きい。
《漆黒の乙女 マーハ》や《黒衣の撃退者 タルトゥ》などの同等のコストで1枚分のアドバンテージを得られるカードも存在しているため、瞬間的なアドバンテージの大きさ、ダメージゾーンに表のカードが1枚あれば使用できる、ダメージゾーンの増加でリミットブレイクの有効化や相手のヒールトリガーの回復効果の不発が狙える等といった諸々の要素を活かすようにして上手く差別化したい。
侵略者の魔手より聖域を守護する事を誓った戦士「撃退者」。 かつてあらゆる生物の生き血を吸う事を生きがいとした元ヴァンパイア。 しかし、彼の悪行は聖域に渡ると同時に終焉をむかえる。 その所業を見かねた当時の王が、彼の入国を確認した後、大規模な討伐隊を編成した為である。 間もなく彼は捕えられ、吸血鬼としての力を魔術による枷で弱体化。 ただの魔族にされ、国の僻地に追放となった。 その後、長年の研究の成果で、すでに封印は消えかけていたが、この地にとどまり続けた彼は、驚くことに聖域に愛着を持ち始めていた。 血も吸わず、ひたすら研究に明け暮れた日々を、心地よいとすら感じていた。 “シャドウパラディン”に所属したのは、表立って国へ力を貸すのが癪だったからに他ならない。 曰く「あのような不味い血の連中(“リンクジョーカー”)に、私の庭を奪われてたまるか」らしい。