臼井ガイ [編集]
アニメ「カードファイト!! ヴァンガード」の登場人物。
概要 [編集]
チームカエサルの一員であり、臼井ユリの実弟。
名前の由来はカエサルのフルネーム「ガイウス・ユリウス・カエサル」の「ガイウス」からと思われる。
皇帝の光定ケンジと実姉の臼井ユリを守る戦いぶりから「剣闘士(グラディエイター)」と呼ばれる。
ただ油断しやすい性格が災いし度々臼井ユリから説教されている。
2018年版でも「高校生編」に登場しており、チームカエサルのメンバーである。
ただし、殆どモブに近い扱いで晴海高校?に通っているかどうかも不明。
経歴 [編集]
元々は姉の臼井ユリと二人でチームを組んでおり、姉が見込んだ光定ケンジと共にチームカエサルを結成。
チームQ4が結成するより前に行われた春の全国大会にて、チームは優勝を果たす。
本編では全国大会の予選会場でチームQ4と出会う形で登場し、すぐにメンバーと仲良くなる。
続く本戦まで勝ち抜き、決勝戦でチームFFAL4に敗北し準優勝止まりとなってしまった。
秋の全国大会でのチームFFAL4への雪辱に向けて、同じくチームFFAL4から一勝をもぎ取ったチームQ4を始めとするカードキャピタルのメンバーと海へ合宿に参加した。[1]
合宿中は臼井ユリや戸倉ミサキらと一緒に居ることが多く、カードキャピタルのメンバーとファイトしていた。
臼井ユリに負け続ける先導アイチのプレイング自体にミスが無い事を見抜き、姉と共にデッキの方に問題点があると判断した。
翌日、アイチがPSYクオリア?で見たイメージを元に完成したデッキの実力に驚き、先導アイチが櫂トシキに並ぶチームQ4のエース格になりつつあることを感じ取っていた。
秋の全国大会でも難無く本戦へと駒を進め、準々決勝でチームQ4と激突。
先鋒戦にて葛木カムイと対戦し、ファイトを通じてお互いに認め合い、互角の実力を見せ付けるも僅差で敗北した。
敗北後、ユリに詰めの甘さをギャグ調ながら、こっぴどく叱られていた様で、観客席から光景を見ていた井崎ユウタ曰くあまりの恐ろしさに泣いていたらしい…。
その後、合宿の際に目を付けていた先導アイチが光定を凌駕する成長を見せ、チームは敗北。妥当AL4の夢をチームQ4に託し、以後は観客席から彼等を応援していた。
「アジアサーキット編」では、チームカエサルもアジアサーキットに出場する事になり、ファーストステージが行われるシンガポールへ向かった。
シンガポールのカードショップでチームQ4のメンバーと再会し、彼らと共にSIT(シンガポール工科大学)を見学。
途中でサーキット優勝候補のチームSITジニアスと遭遇し、光定を中心に悪口を言われるも腹立てる様な事は無く、冷静な態度を示していた。
シンガポールステージでは決勝まで勝ち進め、チームSITジニアスのファジル・アリと対戦するも敗北。チームも全敗し帰国した。
続くセカンドステージも参加し、ソウルステージのチームカエサルとして決勝まで勝ち抜くが、チームNAL4の櫂トシキに敗北し、チームとしても2敗してしまい優勝を逃す。
その後のステージにも参加できたが、光定の留学が決定してしまった為にサーキット出場を取り止め、彼を見送り、その後は目立った活躍は無かった。
「リンクジョーカー編」では、ストーリー中盤でチームSITジニアスのメンバーらと共に光定のシンガポールからの帰国を出迎える為、姉とタクシーで空港に向かうが、交通渋滞に遭ってしまい姉に徒歩で空港へ向かう様に進言し、自らは姉と光定を二人きりにさせてあげたいという気づかいから「足が痛い」と嘘をつき、タクシーに残った。
結局、空港には、蒼龍レオンの活躍で空港でのЯ事件が終息した頃に到着し、再会は喜んでいた。
その後は他の有力チームの仲間達と共にリバースファイター達の撃退に尽力していた。
「レギオンメイト編」では、最終回のショップ大会にチームの二人と共に参加し、大文字ゴウキと対戦していた。ゴウキからユリの事を「男前」と評価されたときは、姉の恐ろしさを語っていた。
ヴァンガードGでは、光定を追うように姉と同じくSIT(シンガポール工科大学)へ進学しており、ヴァンガードの面白さを伝えるためB級特撮の「地球防衛組織カエサル」を制作していた。
特撮の中では、《次元ロボ カイザーグレーダー》を操縦する協調性の低いツンデレ役をやっており、ミサイルはやたらと撃ちたがる癖があった。(「科学忍者隊ガッチャマン」に登場する「コンドルのジョー」のパロディと思われる。)
2018年版は「高校生編」に登場しており、チームカエサルのメンバーとアジアサーキットを観戦していた。
人間関係 [編集]
- 葛木カムイ
- ライバル。全国大会準決勝で戦った際には、お互いの実力を認めあい互角に張り合うが、カムイに敗北してしまう。
- 小中学生時代のカムイは、年上の男性に対して生意気な態度をとることが多かったが、ガイに対しては先導アイチ同様に敬意を抱いており口調も丁寧だった。
- チームSITジニアス
- SITで最初に出会った時は無礼な振る舞いをされたが、チームQ4との関わりで彼らの態度が軟化したせいか、「リンクジョーカー編」以降は彼らとも非常に仲良くなっている。
- 大文字ゴウキ
- 「レギオンメイト編」で対戦した際に臼井ユリを褒めたゴウキに対して、自身は姉に恐怖を感じている事を伝えた。
- 新導クロノ
- 自主制作のB級特撮の「地球防衛組織カエサル」に出演した自分の配役に感動していたらしく、カードキャピタル2号店に訪れた際にはサインを求められていた。
デッキ構成 [編集]
主な使用カード [編集]
関連リンク [編集]
描写こそ無いが、春が全国大会にて臼井ユリか臼井ガイのいずれかは、新城テツか鳴海アサカのどちらかに勝利している筈だが、テツとアサカがキョウと違いチームを除名されていないので、レンを決勝戦に出場させる為に故意にテツ又はアサカが敗北したものと思われる。