ヴァンガード普及協会(ふきゅうきょうかい) [編集]

 ヴァンガード普及協会は「カードファイト!! ヴァンガードG」に登場する組織。

概要 [編集]

 「Federation International Vanguard Association」、それぞれの頭文字を取って「FIVA(ファイバ)」[1]とも呼ばれる。[2]
 VGネットワークを通して、ヴァンガードファイター達を様々な形でサポートしてくれる組織。
 全国、全世界の各地区ごとに支部があり、クロノの町には、本部の他、6つの支部が存在し、[2]それぞれ惑星クレイの国家が由来している。
 作中に登場する主要な施設には「Grand Image Reality System」(通称「GIRS(ギアース)」)の設備もある。

 ファイターの証にもなる「ファイターズカード(通称:ファイカ)」を発行している組織でもある。

 ヴァンガ郎くんは、FIVA公認のマスコット。

 組織自体は前身である「ヴァンガード交流クラブ」として古くからあったが、当時の規模は小さく、「リンクジョーカー編」のリンクジョーカーによるリバース事件の影響でヴァンガードの是非が問われた際にヴァンガードの存続に尽力し、それまでヴァンガード界の覇権を握っていた立凪財閥の力が衰えていたたことが組織の発展に繋がった様だ。

 劇中では他の地区の支部は未登場ではあるが、「ギアースクライシス編」までの間に本部と惑星クレイの国家の名を冠した6つの支部が登場している。

  • 本部では「ジェネレーションマスター」の称号を獲得したチームの表彰式、全支部で優勝を唯一果たしたトライスリーチームQ4とのエキジビションマッチである「Gクエスト・エキジビション・アルティメットステージ」が行われた。
  • 「ユナイテッドサンクチュアリ支部」は神崎ユウイチロウ前支部長の下、「強化プログラム」と称される過酷なトレーニングが行われていたが、神崎が辞任してから伊吹コウジを主導に支部の方向性が見直され、「ギアースクライシス編」では後任の雀ヶ森レン新支部長や新城テツによって改善されていた。だが、「ストライドゲート編」で守山ヒロキエースによって破壊された。
  • 「ドラゴンエンパイア支部」は大山リュウタロウ支部長が掲げる「楽しいファイト」をモットーに様々なイベントを企画する方針にある。また、支部長と安城マモルの他にも、クランリーダーのたちかぜの恐竜風の衣装の女性、ぬばたまの忍者風の衣装の男性、むらくもの歌舞伎風忍者の衣装の男性の3人の職員が存在が確認されている。
  • 「スターゲート支部」は少々ズレたインテリ系の支部長が率いている。Gクエストはシンプルながらも非常に難易度の高い内容であった(手抜きとも言えるが)。支部長曰く、いつもはゆっくりとヴァンガードができる支部とのこと。
  • 「ダークゾーン支部」は最年少で支部長となった江西サトルが率いている。ただし、「ストライドゲート編」にて支部長が失踪、事件後は支部長の座を降りていた。
     「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」最終話にて、伊吹コウジの指名により、江西サトルが支部長に復帰することとなった。
  • 「メガラニカ支部」は木谷氏似の支部長が率いている。因みに大文字ゴウキがいつも世話になっているとのこと。
  • 「ズー支部」は豊満な体型(筋肉も凄い)の熟年の女性が支部長を務めている。ドラゴンエンパイア支部に対抗心を持っていて、こちらもエンターテイメントに富んだイベントが多い。また、ネオネクタールに合わせてか野菜を栽培する施設がある。
     余談だが人口ごとに地区を分けているのでズー支部は全体の面積の40%近い範囲となっている。ちなみに、惑星クレイの食料の40%以上を支配しているのが、ネオネクタールである。

 「ギアースクライシス編」では、明神リューズによってクリストファー・ロウが設計したファイカに細工をしてファイターに配り、「ディペンドカード」を覚醒するための「ストライドフォース」を回収することが目的であることが判明した。

 「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」ではパリ支部が登場。ドラゴンエンパイア支部に在籍していた清洲アカネが所属している。

所属する人物 [編集]

  • ダークゾーン支部
    • 江西サトル(ダークゾーン支部長、「ストライドゲート編」最終話で辞職の後、「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」最終話で復帰)

関連リンク [編集]


[1] 現実世界の「国際サッカー連盟」こと「Fédération Internationale de Football Association」通称「FIFA」がモデル
[2] 週刊ヴァンガ情報局第10回より
[3] 戸籍上は死亡扱いになっている。