暗黒大魔道士(あんこくだいまどうし) バイヴ・カー/Dark Great Mage, Badhadh Caar》 [編集]

ノーマルユニット 〈3〉 (ツインドライブ!!)
シャドウパラディン - エルフ パワー11000 / シールドなし / ☆1
【自】【(V)/(R)】【Gブレイク】(1)(あなたの(V)かGゾーンに表のGユニットが1枚以上で有効):[【カウンターブラスト】(1)] このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札からグレード1以下のカードを1枚まで探し、(R)にコールし、その山札をシャッフルする。

 The Dark “Ren Suzugamori”で収録されたグレード3のシャドウパラディン

 アタックヴァンガードヒットした時にカウンターブラスト(1)で山札からグレード1以下のカードを1枚までスペリオルコールするジェネレーションブレイク(1)の自動能力を持つ。

 スペリオルコールできるのはグレード1以下のカード限定という制限から、誘発に成功しても疑似スタンド相手シールドを削れるのは《ナイトスカイ・イーグル》等の一部のカードに限れられてしまうのが難点となる。
 《ギャングアサルト・ドラゴン》《スウィフト・オウル》との組み合わせでシールド10000要求が狙える単体パワー16000での疑似スタンド狙うことも一応可能であるが、ジェネレーションブレイク(1)の制限付きのアタックヴァンガードヒットした時能力としては役割が少々狭い。

 《シャドウブレイズ・ドラゴン》のようなリアガード退却コストにする能力《黒翼のソードブレイカー》《禁書を読み解く者》等と併用し、ユニットの重複処理を発生させずスペリオルコールする等して2枚分のアドバンテージを得る目的での運用も検討しておきたいところ。

 《メイデン・オブ・フリルドロッド》等と同様に、このカード自体が超越スキルコストに向いているのでどうしてもリアガードサークルに置きづらい。
 その上アタックヴァンガードヒットした時という厳しい誘発条件を考えると安定性して使いにはそれなりの工夫が必要となってくる。

関連カード [編集]

ユニット設定 [編集]

魔法と科学の融合について、探求を続ける稀代の魔道士。主に王都の研究者が関わる事を許されない禁呪や邪法、呪物などの研究を行っており、これらを戦いに有効活用する手立てを日がな一日考え続けている。面倒事が人一倍嫌いであり、厄介な案件が来る予感がすると、いち早く姿をくらますらしい。

【大魔道士の朝】
「あふぁ~~~……」

日も差し込まないような地下研究室で、「バイヴ・カー」は大きく欠伸をした。
無理もない。 もう3日も寝ていないのだ。

「魔道士!頼んでたヤツは完成したか!?」

ドアが吹き飛ぶ音と、それを凌ぐ声を上げて、黒い大男が室内に入ってきた。

「マクリール。 いちいちドアを壊すのはやめてくれよ」
「ハッハッハッ! 問題ない、今日も直して帰るからな!」
「たてつけは直せるかもしれないけど、ドア本体は痛むんだよ」

ほぐすようにグルグルと首を回しながら、バイヴ・カーはマクリールに向かってある物を見せた。

「おお! コイツが新しいシールド・コアか!」
「結構ヤバめの魔法を使ってる曰くつきの代物だけどね。 いわゆる外法ってヤツ」
「外法でも外道でも何でも結構! それで躊躇うような心はとうの昔に捨てたわ!」
「聖騎士たちがいるところではあまり本気を出すなよ。 アイツら、この手のアイテムに噛みつくから」
「うむ、心得た!」

そう告げると、燦々たる有様の研究跡を片付ける事も無く、バイヴ・カーは椅子にもたれかかる。
そして、また別の何かを弄りはじめた。

「礼を言うぞ、魔道士バイヴ・カー!」
「わかったわかった。 出る時は静かに頼むぞ」

「ああ、それと次から私の事を『魔道士』なんてチンケな単語では呼ばないように」
「もっと偉大で大仰な、そうだな――」
「大魔道士様と呼んでもらおうか」

FAQ [編集]

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収録情報 [編集]

レジェンドデッキThe Dark “Ren Suzugamori”G-LD01/002 イラスト/伊咲ウタ大魔道士様と呼んでもらおうか。