Gレギュレーション [編集]

 かつての公式大会・公認大会における構築条件の1つ。

概要 [編集]

 2015年3月より実装された、「カードファイト!! ヴァンガードG」シリーズから始めるファイターが大会参加しやすくするために生まれた構築条件である。

 通常のクランファイト同様の構築条件に加えて、使用できるカードは、「カードファイト!! ヴァンガードG」シリーズのカード(厳密に言えば、「2014年11月21日(覚醒の時空竜及び明星の聖剣士2セットの発売日)以降に使用可能、もしくは再録されたカード」)に限られる。

 大雑把に言えば、「表側の右下に国家アイコンが入っているデザインのカード(及び再録前の同一カード)、クレイエレメンタル刀剣乱舞に属するカード、及び《ハーモニクス・メサイア》のみのクランファイト(当時)」という事である。

  • 《タイダル・アサルト》など、再録時に国家アイコンを与えられた再録カードは、国家アイコンを持たない再録前の同一カードも使用可能。
  • 2015年4月24日に再販されたネオンメサイアは、再録として扱わず、引き続き「カードファイト!! ヴァンガード」のセットとして扱われる。よってGレギュレーションで使用できるとは限らない。
  • 初期のルールでは、ファイターズルールの【カードの使用に関する追加ルール】と【特殊構築条件】が適用されなかったが、2016年2月29日より、前述のルールはGレギュレーションにも適用される。

 しかし、「カードファイト!! ヴァンガードG」のアニメ展開の都合からか、実装初期ではカードプールの追加が特定クランに偏っていた為、通常公認ショップファイトで採用できる2015年12月(覚醒の時空竜・明星の聖剣士発売約1年後)時点で、一部のクランでトリガーユニット(数クランでノーマルユニットまでも)不足により構築できないという事態が発生していた。
 この影響の故か「ファイターズロード2016」以外の全国大会ではこの構築条件が採用されることは殆どなかった。

  • Gレギュレーションを採用された唯一の全国大会である「ファイターズロード2016」では、使用可能なトリガーユニットの種類が非常に少ない一部のクランへの救済措置のため「発売・配布済みのトリガーユニットは全て使用可能」という特例が追加された。

 大会レギュレーションの再編を伴に、2018年5月1日に廃止となった。同日より開催された事実上の後継構築条件である「スタンダード」(現在の「Vスタンダード」)は上記の反省を踏まえて、カードのデザイン刷新と使用可能のアイコンを追加した上で、実装初期では本編アニメでの出番が少なかった(できなかった)クランが積極的にブースターパック及びエクストラブースターで1年ごとに追加を行う措置が取られた。この方針によって、刀剣乱舞を除いた全24クランが実装から約10ヶ月程で無事「スタンダード」(当時)への移行を果たした。

関連リンク [編集]