引き直し [編集]
ゲーム開始前に必要のない手札を山札に戻し、新たに引く行為のこと。
俗称の「マリガン」と呼ばれることが多い。
総合ルール [編集]
- 5.4.ゲーム前の準備
- 5.4.3.4.各ファイターは、自身の山札からカードを5枚引き、それを最初の手札とします。その後 、先攻ファイターから順に各ファイターともに1度ずつ、自身の手札から任意の枚数のカード山札の一番下に置き、置いた枚数に等しい枚数のカードを引き、これにより1枚以上のカードを置いたファイターは山札をシャッフルします。
マリガン [編集]
カードゲーム「Magic:the Gathering」のルール用語。
様々な方式があり、基本は「初めの手札を全て戻して1枚少ない枚数のカードを引く」処理を行う。
このゲームの引き直しは「任意の枚数のカードを山札に戻し、戻した枚数だけカードを引く、その後山札をシャッフル」という「パリ式マリガン」と呼ばれる方式に当たる。
ただしマリガンは本来何回でもできるルールであり1回しか行えない引き直しとは大きく異なる。
- この由来を知らずにこの用語を使用するファイターも多数いるため、この用語だけが一人歩きしている節がある。
また、元はゴルフ用語で"最初の1打目のミスをやり直す"ルールに由来し、その由来の由来ではマリガン氏が1打目のショットのやり直しを必ずしていたことである。
ゲームにおいて [編集]
「カードファイト!! ヴァンガード」における引き直しの考え方の基本として
手札にグレード1からグレード3までのカードをそれぞれ1枚以上になるように揃える、'山札に'トリガーユニットを戻す''
というものがある。
前者はライドをスムーズに行うため、後者はドライブチェックやダメージチェックにてトリガーユニットが出る確率を高めるためのコツとされる。
トリガーユニットは原則的にグレード0のカードなので、どちらかを行おうとすると必然的に両方行う形になる。
- 2018年5月1日より施行された総合ルールver.2.0以前のルールでは、引き直しは「任意の枚数のカードを山札に戻し、その山札をシャッフルし、戻した枚数だけカードを引く」という順番を行う。
- この変更以前、引き直しによる山札に戻したカードを引くという可能性がある。
- 一応、後攻ファイターは先攻ファイターの「引き直した枚数」という僅かばかりの情報アドバンテージを得た後に引き直すことができる。
- 雑誌「GAME JAPAN」6月号におけるカードファイト!!ヴァンガード開発チームへのインタビューにて「ゲーム開始時の手札の入れ替えを取り入れた件については?」
という質問に対して「プレイヤーは知恵比べをしたいんであって、どうでもいいところのストレスはゲームとしてできるだけ軽減してあげたほうが楽しめるだろう、ということですね。」との返答がされていた。
- アニメにおいても、時々描写されることがある。初めて登場したのは第5話で、このルールの存在自体を知らなかった先導アイチに対して葛木カムイが基本的なカード選択も含めて説明した。この言葉が初めて使われたのもこのシーン。
関連リンク [編集]