荒牙之衆(ヴェナティオール) [編集]

 カード名に「荒牙之衆」を含むカード群

荒牙之衆(ヴェナティオール)──ドラゴンエンパイア竜皇帝とたちかぜの勇者「サベイジ」の系譜
 荒牙之衆(ヴェナティオール)とは竜皇帝直轄領であり恩賜鍛練地ドージオロック・フォールド住む種族。天輪聖紀以前にはサベイジと呼ばれていた者たちである。
 サベイジはドラゴンエンパイア帝国中南部一帯に幾つも部族が分布しており、各々が王(サベイジ・キング)を立て生活している。小規模な交易もするがその生業は「軍人」、つまり全員が生まれついての戦人(いくさびと)なのだ。
 「荒牙之衆(ヴェナティオール)」とは、そんな第3軍たちかぜに属する勇士として名高いサベイジに天輪聖紀となってから、現竜皇帝から下された名前だ。

 ドラゴンエンパイアの竜皇帝は古来、古からの血統を継ぐ高位竜たちによって選出されてきた。
 皇位継承者は「五大高位竜」(天輪聖紀ではいずれも5つの柱軍の退役将軍である)と、遺跡に隠棲する古代竜の末裔「白き高位竜」の6名。
 現在、竜皇帝の座にあるのは無神紀以前より帝位に在り続ける元かげろうの将であった高位フレイムドラゴンであり、その治世は無神紀から続いている。
 その現皇帝がサベイジに対して、古よりの戦勲と忠誠を称えて贈った称号「荒牙之衆(ヴェナティオール)」は名誉とされ、受け入れられている。もっとも古名のサベイジもまた外部の者がつけた名が定着したものであり、荒牙之衆の方が単純に「ふさわしいから」「格好良いから」という理由もあって改称には抵抗がなかったそうである。

 荒牙之衆(ヴェナティオール)の最大の特徴は、その結束と爆発的な攻撃力にある。
 さらにドージオロック・フォールドの岩場や荒地では特に、その神出鬼没の機動力によって荒牙之衆(ヴェナティオール)と、彼らを援護するドラゴンたちは恐るべき脅威となる。
 ドージオロック・フォールドは帝国軍の訓練地であるが、荒牙之衆(ヴェナティオール)とっては住み処でもある。戦いの中に身を投じるのではなく(現在でも)戦場そのものが生活の場だという点にこそ、かつて蛮族として怖れられ、第3軍たちかぜでも勇名を馳せた「サベイジ」の本質があると言っても良いだろう。

関連カード [編集]

―カード名に「荒牙之衆」を含むカード

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