スタン落ち [編集]

 「スタンダードから落ちる」の略称。要するに発売・配布から数年以上立ったカードをまとめて使用不能にすること。
 この用語は、元々「Magic:the Gathering(MTG)」におけるフォーマット(レギュレーションのこと)の一つから生まれたものである。
 なお、この用語はあくまでブシロード公式から言及されたものではない。

 ユーザーにとってはかなりリスキーな行為と言えるが、このようなルールを設けるには一応の理由が存在する。
 具体的には、

  • 使用制限のない状況下に、ゲーム歴の長いプレイヤーであれば過去の優秀なカードを保持している
  • 長年展開していくとルールが複雑化し、初心者プレイヤーが参入しづらくなる

 などといった要因が挙げられる。

  • なおスタン落ちすると、それまでの古いカードは特定のレギュレーションで使用することができなくなる。本ゲームにおける現行の環境では「スタン落ちあり」と「過去のカード使用可能」というの2つルールが存在しても、ショップの大会では基本的に「スタン落ちあり」のみ扱う場合が多いため、再びヴァンガードを始める人にとって敷居は高めである。
  • 良くも悪くも、ショップ側も売り上げやコスト的な問題を孕んでおり、スタン落ちしたタイトルを取り扱い中止にする場合もあり得る。
    ただし、これらはヴァンガードに限らずTCG全般にもあることであり、展開が長期化するにつれてインフレを避けられかねず、スタン落ちが無くとも作品そのものに悪影響を与えかねないのが問題である。
  • このゲーム最初にスタン落ちが行われたのは、「スタンダード(旧)」などが導入された、2018年5月1日の大会環境再編(ただし公式・公認イベントでの採用は同年5月12日)から。

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