#author("2024-02-26T22:19:17+09:00","","") #author("2024-02-26T22:24:04+09:00","","") *クリティカルトリガー/Critical Trigger [#top] [[トリガーユニット]]が持つ[[トリガーアイコン]]の種類の一つ。 トリガーアイコンおよびテキスト中において、[[クリティカル]]と同じ図形を描いた黄色のアイコンで表される。 -[[あなた]]の[[ユニット]]を1枚選び、その[[ターン]]中、[[パワー]]+5000([[Vスタンダード]]以降は10000)。 -[[あなた]]の[[ユニット]]を1枚選び、その[[ターン]]中、[[クリティカル]]+1。 これらの効果の対象は個別に選択する。 すなわち''[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[相手]]の[[ヴァンガード]]に与える[[ダメージ]]量増加''という最高の即効性を持つ効果であり、「すぐに効果の効きが分かる[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]」「直後の決着を狙う[[トリガー>トリガーアイコン]][[効果]]」と言える。 例えば、[[ダメージゾーン]]の[[カード]]が4枚の状態で[[ヴァンガード]]にアタックが[[ヒット]]しても通常は[[ダメージゾーン]]が5枚の状態で踏み止まるが、この際[[ドライブチェック]]によってクリティカルトリガーが出てしまうと([[ダメージチェック]]で[[ヒールトリガー]]が発動しない限り)そのまま試合が終了してしまう。 能動的に満たせる勝利条件が「[[相手]]の[[ダメージゾーン]]に6枚の[[カード]]を置く」しかないこのゲームにおいて、[[アタック]]を[[ヒット]]させねばならない回数が1回減るというのは元より、[[ダメージゾーン]]が4枚の時点、場合によってはそれ以下の状態から、''本来決着しないはずのタイミングで決着してしまう可能性''が生まれるのは、非常に強力であると言える。 このゲームの[[ドライブチェック]]による駆け引きの鍵を握っている存在であり、この[[トリガーアイコン]]を持つ[[カード]]の存在そのものが[[ヴァンガード]]に[[ガード]]強要[[能力]]を付与していると言っても過言ではない。 なおクリティカルトリガーが少ない、または全く採用していない[[デッキ]]だった場合でも影響力は強い。 対戦相手の[[デッキ]]構築がわからない[[相手]]にしてみれば、自身の[[ダメージゾーン]]の許容枚数に余裕がない場合、どんなに[[公開領域]]からの推測によってクリティカルトリガーが出る確率が低いと判断できても、16枚全てが[[公開領域]]に置かれていない限りは、''「敗北」という最大のリスクがある以上、[[ヴァンガード]]による[[ヴァンガード]]への[[アタック]]を警戒せざるを得ない''からである。 また、最終的に与える[[ダメージ]]の数が[[ダメージゾーン]]の枚数と合わせて7以上となる[[ダメージ]]を与える、いわゆる「オーバーキル」を発生させる事もあるが、[[ヒールトリガー]]によって逃げられる可能性を大幅に削ぐことができるため、他のカードゲームとは違い無意味な事象ではない。 何かしら状況を選んだり欠点があるその他の[[トリガーアイコン]]と異なり、[[ヴァンガード]]が[[アタック]]可能な状態であれば最低限機能するという、非常に扱いやすい[[トリガーアイコン]]と言える。 その勝手の良さから公式大会においても、出場者及び上位入賞者の[[デッキ]]も大半が[[クリティカルトリガー]]を8枚以上入れた[[クリティカルトリガー]]主体の構築となっている。 -2020年以前は[[ヒールトリガー]]や[[オーバートリガー]]と異なり、「他の[[トリガーユニット]]と同様に16枚まで入れられる」という点を除いて制限は存在しなかったが、2021年9月24日から[[スタンダード]]でのルール改正に伴い、[[ドロートリガー]]や[[フロントトリガー]]と共に「デッキにはそれぞれ合計8枚まで」の制限が適用されている。 -2020年以前は[[ヒールトリガー]]や[[オーバートリガー]]と異なり、「16枚まで入れられる」という点を除いて枚数の制限は存在しなかったが、2021年9月24日から[[スタンダード]]でのルール改正に伴い、[[ドロートリガー]]や[[フロントトリガー]]と共に「デッキにはそれぞれ合計8枚まで」の制限が適用されている。 **関連リンク [#link] -[[トリガーアイコン]] --[[スタンドトリガー]] --[[ドロートリガー]] --[[ヒールトリガー]] --[[フロントトリガー]] --[[オーバートリガー]] -[[トリガーゾーン]] -[[用語集]]