#author("2018-10-25T23:15:04+09:00","","") #author("2021-08-17T18:33:32+09:00","","") *【ライザー】 [#top] #contents **概要 [#abstract] 「[[ライザー]]」の[[カード]]を中心とした[[【ノヴァグラップラー】]]。 テーマ[[デッキ]]として確立したの[[《パーフェクトライザー》]]が追加された[[コミックスタイルvol.1]]からとなるが、当初は[[ソウル]]の「[[ライザー]]」の[[カード]]の枚数に応じて[[パワー]]の増加が図れ、当時としては破格とも言える[[パワー]]が出力可能という、さながら[[【ダークイレギュラーズ】]]のような[[デッキ]]であり、その特異性から[[【ノヴァグラップラー】]]の中で異彩を放つ[[デッキ]]として認知されていた。 その後[[リミットブレイク]]環境期を経たのち、[[竜剣双闘]]にて[[双闘]][[デッキ]]のテーマとして選出され、奇しくも前述した[[コミックスタイルvol.1]]にて収録されていた[[《ネコ執事》]]が[[双闘]]というシステムと噛み合っていた事により注目を集める、という非常に特殊な変遷を経た[[デッキ]]となっている。 前述したように基本的に【ライザー】は[[《パーフェクトライザー》]]軸と[[双闘]]軸の2種に大別されており、それぞれの大まかな特徴は以下の通り。 [[《パーフェクトライザー》]]軸は基本的に[[能力]]の[[要件]]あるいは有効化そのものに関わる[[キーワード能力]]の制限に持たないという、非常に速効性の高い[[デッキ]]で、[[メインデッキ]]に入れる[[グレード]]2以下の[[カード]]を全て「[[ライザー]]」の[[カード]]に統一する事で、[[《パーフェクトライザー》]]の益となる全ての[[能力]]の[[要件]]をほぼ確実に満たす事により、[[Gユニット]]や[[シークメイト]]が行えないタイミングでの急襲を目的とした速攻型の戦術を得意とする。 [[双闘]]軸は基本的な特性自体は他[[クラン]]の[[双闘]]軸の[[デッキ]]と同様であるが、前述したように[[《ネコ執事》]]が特筆すべき存在であり、[[シークメイト]]で[[山札]]から[[グレード]]2の[[カード]]を[[双闘]]行い、2枚の[[パワー]]を合計し高[[パワー]][[ユニット]]となった[[双闘]]状態の[[ヴァンガード]]が、非常に軽量の[[コスト]]で[[スタンド]]が行える事が最大の特徴であり、特に[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が4~5枚時における圧力は非常に高い。 [[双闘]]軸は基本的な特性自体は他[[クラン]]の[[双闘]]軸の[[デッキ]]と同様であるが、前述したように[[《ネコ執事》]]が特筆すべき存在であり、[[シークメイト]]で[[山札]]から[[グレード]]2の[[カード]]を[[双闘]]し、2枚の[[パワー]]を合計し高[[パワー]][[ユニット]]となった[[双闘]]状態の[[ヴァンガード]]が、非常に軽量の[[コスト]]で[[スタンド]]が行える事が最大の特徴であり、特に[[相手]]の[[ダメージゾーン]]が4~5枚時における圧力は非常に高い。 また、共通した特徴として、どちらの軸も基本的に運用自体に[[カウンターブラスト]]が必須ではない点が挙げられ、[[コスト]]管理に関しては余裕が出やすいという利点がある。 デッキ構築上の注意点としては、[[《パーフェクトライザー》]]軸はほぼ「[[ライザー]]」の[[カード]]で統一しなければならないので自由度はほぼ無く、一方で[[双闘]]型は[[双闘]]状態の[[ヴァンガード]]2枚だけでほぼ完結している為、汎用的な[[【ノヴァグラップラー】]]に更に[[双闘]]サポートの[[カード]]が追加で利用になっただけと言っても過言ではない程の自由度の高さを持っている。 総じて、どちらの軸も[[ヴァンガード]]単体の性能を活かす事に特化した[[デッキ]]であり、本来[[リアガード]]の存在が重要となる[[【ノヴァグラップラー】]]らしからぬ[[デッキ]]と言えよう。 **構築について [#introduction] ***「ライザー」を含むカード [#raiser_card] ***「ライザー」を含むカード [#raizer_card] ―グレード3 -[[《アルティメットライザー・GH》]] [[パワー]]11000。 [[シークメイト]]の指定カードは[[パワー]]9000の[[《アルティメットライザー・DF》]]か[[《アルティメットライザー・SS》]]。 [[カード]]の[[効果]]で他の「[[ライザー]]」の[[ユニット]]が[[スタンド]]した時に[[双闘]]しているなら、その[[ユニット]]に[[パワー]]+5000を与える。 [[ソウルブラスト]](1)で、[[中央列]]に他の[[ユニット]]がいるなら[[パワー]]+2000を得る。 [[スタンド]]を起点に[[パワー]]の付与が行える。 -[[《アルティメットライザー・MF》]] [[パワー]]11000。 [[シークメイト]]の指定カードは[[パワー]]9000の[[《アルティメットライザー・DF》]]。 [[ヴァンガード]]に[[アタック]]した時に[[双闘]]していて[[レスト]]している[[ユニット]]4枚以上なら[[クリティカル]]+1を得る。 [[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[中央列]]に他の「[[ライザー]]」の[[ユニット]]がいるなら[[リアガード]]1枚を[[スタンド]]する。 [[双闘]]している[[ヴァンガード]]以外の他に[[レスト]]状態の[[リアガード]]を2枚以上揃えることで[[クリティカル]]を得られる。 -[[《パーフェクトライザー》]] [[パワー]]11000。 [[ソウル]]の「[[ライザー]]」の[[カード]]1枚につき[[パワー]]+3000を得て、4枚以上あるなら[[クリティカル]]+1を得る。 [[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時に「[[ライザー]]」の[[リアガード]]すべてを[[ソウルイン]]する。 [[ソウル]]や[[フィールド]]次第では、[[コスト]]なしで[[パワー]]23000以上/[[クリティカル]]2の維持が可能になる。 適当な[[ブースト]]要員さえ用意してやれば[[パワー]]が下がった状態でも[[パワー]]31000[[ライン]]を超えることも珍しくない。 [[ソウル]]の枚数によっては[[再ライド]]を考慮にいれたいが、[[自動能力]]で強制的に「[[ライザー]]」の[[リアガード]]を消費してしまうため、枚数上の[[ディスアドバンテージ]]の塊のような[[カード]]。そのため少々扱いが難しい。 [[ソウル]]の枚数によっては[[再ライド]]を考慮にいれたいが、[[自動能力]]で強制的に「[[ライザー]]」の[[リアガード]]を消費してしまうため、枚数上の[[ディスアドバンテージ]]の塊のような[[カード]]。 そのため少々扱いが難しい。 -[[《フェニックスライザー・DW》]] [[パワー]]11000。 [[シークメイト]]の指定カードは[[パワー]]9000の[[《フェニックスライザー・FW》]]。 [[ヴァンガード]]に[[アタック]]した時に[[双闘]]しているなら[[カウンターブラスト]](2)で同じ[[縦列]]の[[後列]]に[[ユニット]]がいる[[前列]]の[[リアガード]]を2枚まで[[スタンド]]する。 [[ヴァンガード]]に[[アタック]]した時に[[中央列]]に他の[[ユニット]]がいるなら[[パワー]]+3000を得る。 ―グレード2 -[[《マリンライザー・HT》]] [[パワー]]10000。 高[[パワー]]による[[ヒット]]耐性がある[[前列]]要員。 -[[《アルティメットライザー・SS》]] [[パワー]]9000。 [[エスペシャルカウンターブラスト]](1)で[[ヴァンガードサークル]]に「[[ライザー]]」を元々含む[[カード]]が2枚以上あるなら[[パワー]]+3000と『[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に他の[[リアガード]]を1枚まで[[スタンド]]する[[自動能力]]』を得る。 -[[《アルティメットライザー・DF》]] [[パワー]]9000。 1[[ターン]]に1回、[[ヴァンガード]]が[[双闘]]した[[ターン]]中、[[ヴァンガード]]が[[アタック]]した時に自身を[[スタンド]]し、[[パワー]]+5000を得る。 -[[《フェニックスライザー・FW》]] [[パワー]]9000。 [[アタック]]した時に「[[ライザー]]」の[[ヴァンガード]]がいるなら[[パワー]]+3000を得る。 -[[《マスラオライザー》]] [[パワー]]9000。 [[カード]]の[[効果]]で[[スタンド]]した時に「[[ライザー]]」の[[ヴァンガード]]がいるなら他の自身と同じ[[縦列]]にいる[[リアガード]]1枚を[[スタンド]]する。 [[《フェニックスライザー・DW》]]や[[《ジェットライザー》]]等で[[スタンド]]することで、[[後列]]要員も合わせて[[スタンド]]できる。 -[[《ハイパワードライザーカスタム》]] [[パワー]]8000。 同じ[[縦列]]の[[後列]]に[[《バトルライザー》]]がいるなら[[パワー]]+8000を得る。 [[スタンドトリガー]]と相性が良く、詰めの場面で[[《バトルライザー》]]で[[ブースト]]すれば[[パワー]]22000[[ライン]]を叩き出せる。 -[[《トランスライザー》]] [[パワー]]7000。 [[登場]]した時に[[デッキトップ]]を[[公開]]し[[グレード]]1か[[グレード]]2の[[ノヴァグラップラー]]ならその[[カード]]を[[スペリオルコール]]する。 この[[カード]]自身が[[パワー]]7000と低い数値のため少々扱いづらいが、貴重な展開補助な上「[[ライザー]]」の[[リアガード]]の枚数を稼げるため、[[《パーフェクトライザー》]]軸では非常に重要。 とはいえこの[[パワー]]の低さは致命的なので、何枚採用するかどうかは要調整だろう。 幸い序盤に[[コール]]して[[《パーフェクトライザー》]]の[[能力]]で[[ソウルイン]]させる分には[[パワー]]の低さは気にならないので、使い勝手は悪くない。 ―グレード1 -[[《カタナライザー》]] [[パワー]]7000。 他の自身と同じ[[縦列]]にいる「[[ライザー]]」の[[ユニット]]すべてに『[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[カウンターブラスト]](2)で1枚[[ドロー]]する[[自動能力]]』与える。 【ライザー】で[[カウンターブラスト]]を必要とするのは、他は[[《フェニックスライザー・DW》]]や[[《シールドライザー》]]程度であり、それを使って[[アドバンテージ]]を得られるという点で有用。 -[[《キャノンライザー》]] [[パワー]]7000。 [[アタック]]した時に「[[ライザー]]」の[[ヴァンガード]]がいるなら[[パワー]]+3000を得る。 [[シークメイト]]による[[山札]]補充を複数回行いたい場合、[[手札]]に[[グレード]]3の[[カード]]を保持しておくケースが存在するため、[[前列]]が不足がちになることもある。 そのため一定の相性が存在する。 -[[《ジェットライザー》]] [[パワー]]7000。 [[ノヴァグラップラー]]を[[ブースト]]した[[バトル]]中、[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[カウンターブラスト]](1)と自身の[[ソウルイン]]で「[[ライザー]]」の[[リアガード]]1枚を[[スタンド]]する。 高[[パワー]]の[[前列]]の[[スタンド]]と[[ソウル]]の「[[ライザー]]」の[[カード]]の増加を狙えるため、強力な[[ガード]]強要ができる。 -[[《シノビライザー》]] [[パワー]]7000。 1[[ターン]]に1回、[[カード]]の[[効果]]で同じ[[縦列]]にいる他の「[[ライザー]]」の[[ユニット]]が[[スタンド]]した時に[[デッキトップ]]から3枚を[[公開]]でき、3枚[[公開]]して[[公開]]した[[カード]]がすべて「[[ライザー]]」なら、その中から1枚を[[手札]]に加え、残りの[[カード]]を[[ドロップゾーン]]に置く。 [[手札]]の補充手段。 -[[《タンクライザー》]] [[パワー]]7000。 同じ[[縦列]]に他の「[[ライザー]]」の[[ユニット]]がいるなら、[[効果]]で[[退却]]しなくなる[[永続能力]]を持つ。 失った[[アドバンテージ]]を取り戻すのが難しい【ライザー】では、それを未然に防げるというのはありがたい。 -[[《カービングライザー》]] [[パワー]]6000。 自身と同じ[[縦列]]にいる他の「[[ライザー]]」の[[ユニット]]すべてに[[パワー]]+2000を与える。 他の「[[ライザー]]」の[[ユニット]]と同じ[[縦列]]に並べることで、実質[[パワー]]8000の[[ユニット]]として扱うことができ、再[[スタンド]]した場合でも[[パワー]]+2000を与えたままにできる。 [[双闘]]した「[[ライザー]]」の[[ヴァンガード]]2枚に対してはそれぞれに[[パワー]]を与えるため、この[[カード]]による[[ブースト]]も加えれば合計[[パワー]]+10000を与えることができる。 -「[[守護者]]」 [[パワー]]6000/[[シールド]]0。 以下の[[カード]]は合計で4枚までしか入れることができない。 --[[《シールドライザー》]] [[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[カウンターブラスト]](1)で[[デッキトップ]]から5枚を[[スペリオルコール]]する。 [[ユニット]]の枚数が要求されやすいこの[[デッキ]]では使い道が少ない[[カウンターブラスト]]を利用して[[手札]]消費の少ない利点は有りがたく、[[ドロップゾーン]]も増えるので[[シークメイト]]の[[コスト]]稼げると相性が良い。 -[[《ライザーカスタム》]] [[パワー]]6000。 同じ[[縦列]]の[[後列]]に[[《バトルライザー》]]がいるなら[[パワー]]+6000を得る。 [[《ハイパワードライザーカスタム》]]とは異なり、[[元々のパワー]]6000と低く、次の[[ターン]]で[[相手]]に狙われる危険性も高い。 ―グレード0 -[[《エナジーライザー》]] [[パワー]]5000の[[先駆]][[能力]]持ち。 [[ブースト]]した[[バトル]]中、[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[ヴァンガード]]が「[[双闘]]」しているなら[[カウンターブラスト]](1)と自身の[[ソウルイン]]で「[[ライザー]]」の[[リアガード]]を2枚まで[[スタンド]]する。 [[ファーストヴァンガード]]候補。 -[[《ターボライザー・カスタム》]] [[パワー]]5000の[[先駆]][[能力]]持ち。 [[カウンターブラスト]](1)と自身の[[退却]]で、「[[ライザー]]」の[[ヴァンガード]]がいるなら、他の「[[ライザー]]」の[[リアガード]]1枚までに『1[[ターン]]に1回、[[ヴァンガード]]が[[アタック]]した時に自身を[[スタンド]]し、[[パワー]]+5000を得る[[自動能力]]』を与える。 [[ファーストヴァンガード]]候補。 [[《マスラオライザー》]]に[[能力]]を付与することで[[パワー]]21000[[ライン]]の[[スタンド]]が成立し、さらに[[《ウイニングチャンプ ビクトール》]]や[[《アルティメットライザー・SS》]]でも[[パワー]]を与えれば[[パワー]]31000[[ライン]]も狙えるようになる。 ―トリガーユニット -[[《ミニマムライザー》]]・[[《メテオライザー》]] -[[《ゲイシャライザー》]]・[[《ライザークルー》]] -[[《ライザーガール ケイト》]] それぞれ[[クリティカルトリガー]]、[[ドロートリガー]]、[[ヒールトリガー]]の[[バニラ]]。 これらを優先しておいて損はないが、「[[ライザー]]」の[[カード]]の指定が緩いものも多く、その他の[[トリガーユニット]]でも十分選択肢にいれることができる。 -[[《ターボライザー》]]・[[《バトルライザー》]] [[スタンドトリガー]]。 [[ファーストヴァンガード]]候補。 [[《バトルライザー》]]は、[[《ハイパワードライザーカスタム》]]と[[《ライザーカスタム》]]の[[永続能力]]のために必要となるた、それらを利用するなら[[ファーストヴァンガード]]としての運用も考えられる。 ***「ライザー」を含まないカード [#other_cards] ―グレード1 -[[《メチャバトラー アラシード》]] [[パワー]]7000の[[グレード]]1。 [[超越スキル]]の[[コスト]]を支払う際に[[グレード]]+2を得る。 -「[[守護者]]」 いずれも[[パワー]]6000/[[シールド]]0。 以下の[[カード]]は合計で4枚までしか入れることができない。 --[[《獣神 ソーラーファルコン》]]・[[《ツイン・ブレーダー》]]・[[《ブラウ・ドゥンケルハイト》]] [[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]の[[ノヴァグラップラー]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[ノヴァグラップラー]]1枚は[[ヒット]]されない。 --[[《メチャバトラー ガチバトール》]] [[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[ヴァンガード]]1枚までは[[ヒット]]されない。 [[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[リアガード]]1枚までに『[[ヴァンガード]]が[[アタック]]された[[バトル]]の[[ガードステップ>バトルフェイズ#guard_step]]開始時に[[カウンターブラスト]](1)で自身を[[レスト]]で[[ガーディアンサークル]]に[[移動]]し、[[シールド]]+10000を得る[[自動能力]]』を与える[[ジェネレーションブレイク]](1)の[[自動能力]]を持つ。 --[[《ライトエレメンタル サニー》]] [[Gアシスト>ドローフェイズ#g_assist_step]]で[[手札]]から離れた時にすべての[[ファイター]]は1枚[[ドロー]]する。 [[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[ヴァンガード]]1枚は[[ヒット]]されない。 --[[《レディ・サイクロン》]] [[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[ヴァンガード]]1枚は[[ヒット]]されず、[[ドロップゾーン]]に[[《レディ・サイクロン》]]があるなら[[ダメージゾーン]]から1枚を表にする。 ―グレード0 -[[《ネコ執事》]] [[パワー]]5000。 [[ヴァンガード]]が[[アタック]]した[[バトルの終了>バトルフェイズ#close_step]]時にその[[バトル]]中、[[ヒット]]していなかったら、自身の[[退却]]で[[グレード]]2以下の[[ノヴァグラップラー]]の[[ヴァンガード]]1枚を[[スタンド]]する。 これにより[[双闘]]状態の[[グレード]]2の[[ヴァンガード]]と共に[[双闘]]状態の[[グレード]]3の[[ヴァンガード]]を[[スタンド]]することができるため、[[双闘]]を利用するのであれば大変強力な[[カード]]である。 [[先駆]][[能力]]を持たない[[グレード]]0の[[ノーマルユニット]]を[[メインデッキ]]に投入するリスクは背負うが、構築によってそれを軽減できるなら複数枚採用して良いだろう。 [[リアガード]]としての運用が理想ではあるが、[[デッキ]]全体の[[シールド]]値が高まるのも見逃せない点である。 -[[《進化転生 ミライオー》]] [[パワー]]4000。 [[ファーストヴァンガード]]候補。 [[カウンターブラスト]](1)と自身の[[ソウルイン]]で、[[デッキトップ]]5枚までから[[グレード]]3以上の[[ノヴァグラップラー]]を1枚まで[[手札]]に加える。 **大まかなタイプ別構築について [#decktype] -[[《アルティメットライザー・MF》]]軸 [[レスト]]状態の[[ユニット]]4枚を[[要件]]に[[クリティカル]]を得る[[《アルティメットライザー・MF》]]を軸としたタイプ。 [[双闘]]による高[[パワー]]に[[クリティカル]]増強は単純だが強力であり、さらに[[ヴァンガード]]への[[ヒット]]が成立すれば[[要件]]を満たすために[[レスト]]状態にしておいた[[リアガード]]1枚の[[スタンド]]も行える。 -[[《パーフェクトライザー》]]軸 [[ソウル]]の「[[ライザー]]」の[[カード]]の枚数に応じて[[パワー]]と[[クリティカル]]を得る[[《パーフェクトライザー》]]を軸としたタイプ。 「[[ライザー]]」の[[カード]]の[[ノーマルライド]]を順調に重ねていけば、[[自動能力]]で[[先駆]]で[[スペリオルコール]]した「[[ライザー]]」の[[リアガード]]との他に[[リアガード]]を1枚以上置いておくことで[[ソウル]]の「[[ライザー]]」の[[カード]]4枚以上を満たせる。 [[退却]]や[[呪縛]]等の妨害で「[[ライザー]]」の[[リアガード]]が全滅してしまった場合には、[[《アルティメットライザー・MF》]]や[[《フェニックスライザー・DW》]]等を[[ライド]]して[[シークメイト]]で[[双闘]]し、それに[[再ライド]]することでも[[ソウル]]の「[[ライザー]]」の[[カード]]4枚以上の達成が可能。 -[[《フェニックスライザー・DW》]]軸 同じ[[縦列]]にいる[[ユニット]]がいる[[前列]]の[[リアガード]]を2枚まで[[スタンド]]できる[[《フェニックスライザー・DW》]]を軸としたタイプ。 [[リアガード]]の配置を整えていさえすれば、[[《メルクーア・ブラウクリューガー》]]とほぼ同等の[[スタンド]]が行え、[[《エナジーライザー》]]の[[能力]]と組み合わせれば[[後列]]の[[スタンド]]も狙える。 その性質上、[[左列]]と[[右列]]が埋まっている必要があるため[[退却]]等の妨害に弱く、[[《タンクライザー》]]等による対策が特に有効となってくる。 //**派生軸 [#variation] //-[[【(デッキ名)】]] **このデッキの弱点 [#weakpoint] いずれの軸もコンボ色の強いため、「[[ライザー]]」の[[グレード]]3の[[カード]]の[[能力]]を発揮する前に必要な[[リアガード]]を[[退却]]させられてしまうと、デッキパワーが低下してしまうので、一度[[コール]]したそれらの[[ユニット]]は守り抜きたい。 また[[相手]]の[[ターン]]中での[[パワー]]が低い「[[ライザー]]」の[[カード]]を採用する場合、[[アタック]]が[[ヒット]]時した[[能力]]の[[誘発]]を許しやすい。 [[【ペイルムーン】]]等の[[デッキ]]には注意が必要であろう。 [[《パーフェクトライザー》]]軸において[[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時の[[能力]]が[[誘発]]するということは「[[ライザー]]」の[[リアガード]]がすべて[[ソウルイン]]してしまうということ。つまりいずれにせよ枚数的な[[ディスアドバンテージ]]は生ずる。 それをどう補うかが焦点となる。 故に[[《トランスライザー》]]のみでなく[[《ストリート・バウンサー》]]や[[《エネルギー・チャージャー》]]などもキーカードになり得る。 これらの「[[ライザー]]」でない[[カード]]とのバランスを考えて構築したい。 **関連リンク [#link] -「[[ライザー]]」 -[[【ノヴァグラップラー】]] -[[デッキ集/旧シリーズ]]