#author("2023-07-20T11:47:15+09:00","","")
#author("2024-10-19T10:51:05+09:00","","")
*【ツクヨミ】 [#top]

#contents

**概要 [#abstract]
 「[[ツクヨミ]]」の[[カード]]とそのサポートカードを中核とした[[【オラクルシンクタンク】]]。

 [[《神鷹 一拍子》]]から繋がる[[スペリオルライド]]が成功した場合の多大な[[アドバンテージ]]はもちろん、[[山札]]の[[カード]]を見て[[山札]]の下に置くギミックにより、終盤では[[山札]]を完全に把握して立ち回ることができるのが大きな強み。

**構築について [#introduction]
―キーカード 
-[[《夜を統べる月神 ツクヨミ》]]
[[パワー]]15000+の[[Gユニット]]。
1[[ターン]]に1回、[[Gペルソナブラスト]]と[[手札]]の「[[ツクヨミ]]」の[[カード]]1枚の[[ソウルイン]]で、「[[ツクヨミ]]」の[[ハーツカード>ハーツ]]があるなら[[山札]]の上5枚から2枚までを[[手札]]に加え、残りの[[カード]]を[[デッキボトム]]に置く。
得られる[[アドバンテージ]]の量こそ[[《神鳴りの剣神 タケミカヅチ》]]に劣るが、[[カウンターブラスト]]を使わないという大きな強みをもつ。
これによって[[《神凪 クロイカヅチ》]]等の優秀な[[カード]]と容易に共存できる。
[[ソウルイン]]する[[カード]]の指定がやや厳しいが、この[[カード]]以外で[[ドロー]]を繰り返すうちに自然と手札に呼び込めるだろう。

-[[《満月の女神 ツクヨミ》]]
[[パワー]]11000の[[グレード]]3。
この[[デッキ]]のメイン[[ヴァンガード]]。
[[カウンターブラスト]](2)で[[ソウル]]の[[オラクルシンクタンク]]が6枚以上なら2枚[[ドロー]]し、[[手札]]から1枚を[[ソウルイン]]する。
[[ソウル]]に[[《半月の女神 ツクヨミ》]]、[[《三日月の女神 ツクヨミ》]]、[[《神鷹 一拍子》]]がないなら常時[[パワー]]-2000を得る。
[[山札]]の操作ができるこの【ツクヨミ】では[[ヒールトリガー]]による[[回復]]も狙いやすく、[[起動能力]]を3回使用することも実現可能。
この[[カード]]を[[ライド]]せずとも他のギミックは損なわれないが、[[ソウル]]に[[《半月の女神 ツクヨミ》]]、[[《三日月の女神 ツクヨミ》]]、[[《神鷹 一拍子》]]を揃え、この[[カード]]の[[パワー]]11000を維持を達成させるのが最良である。

-[[《半月の女神 ツクヨミ》]]
[[パワー]]9000の[[グレード]]2。
[[ライドフェイズ]]開始時に[[デッキトップ]]5枚までから[[《満月の女神 ツクヨミ》]]を1枚まで[[スペリオルライド]]し、残りを[[デッキボトム]]に置く。
[[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時に[[ソウル]]に[[《三日月の女神 ツクヨミ》]]と[[《神鷹 一拍子》]]があるなら[[ソウルチャージ]](2)ができる。
「[[ソウル]]の[[オラクルシンクタンク]]6枚以上」を満たすためにこの[[ソウルチャージ]]は極めて重要なので、ここまでの[[ライド]]の成功を祈りたい。
[[《満月の女神 ツクヨミ》]]の[[ライド]]を目指す以上4枚必須となる。

-[[《三日月の女神 ツクヨミ》]]
[[パワー]]7000の[[グレード]]1。
[[ライドフェイズ]]開始時に[[デッキトップ]]5枚までから[[《半月の女神 ツクヨミ》]]を1枚まで[[スペリオルライド]]し、残りを[[デッキボトム]]に置く。
[[パワー]]7000であるため、[[ブースト]]要員としても及第点の性能を持つ。
同様に、[[《満月の女神 ツクヨミ》]]の[[ライド]]を目指す以上は4枚必須となる。

-[[《神鷹 一拍子》]]
[[パワー]]5000の[[グレード]]0。
この[[デッキ]]の[[ファーストヴァンガード]]。
[[ライドフェイズ]]開始時に[[デッキトップ]]5枚までから[[《三日月の女神 ツクヨミ》]]を1枚まで[[スペリオルライド]]し、残りを[[デッキボトム]]に置く。
[[《満月の女神 ツクヨミ》]]を[[ライド]]するまでに[[デッキボトム]]に置いた[[カード]]の順番は出来る限り覚えておきたい。

―Gユニット
-[[《天翔ける瑞獣 麒麟》]]
[[パワー]]15000+。
[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[デッキトップ]]2枚から1枚を[[手札]]に加え、残りを[[デッキボトム]]に置く。
[[誘発条件]]は厳しいものの、[[要件]]や[[コスト]]も無く1枚分の[[アドバンテージ]]を得られるのは単純に優秀。

-[[《神鳴りの剣神 タケミカヅチ》]]
[[パワー]]15000+。
1[[ターン]]に1回、[[カウンターブラスト]](2)と[[Gペルソナブラスト]]で、[[Gゾーン]]の表の[[カード]]が2枚以上なら[[デッキトップ]]4枚から2枚を[[手札]]に加え、残りの[[カード]]を[[デッキボトム]]に置く。
[[コスト]]効率はそれなりに良くただ2枚[[ドロー]]するよりも[[手札]]の質を高めやすい。

-[[《破龍戦神 カムスサノオ》]]
[[パワー]]15000+。
1[[ターン]]に1回、[[Gペルソナブラスト]]で、『[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[デッキトップ]]2枚から1枚までを[[手札]]に加え、残りを[[デッキボトム]]に置く[[自動能力]]』と『[[ユニット]]すべてに[[パワー]]+2000を与える[[ジェネレーションブレイク]](3)の[[永続能力]]』を得る

-[[《導きの天神 ワカヒルメ》]]
[[パワー]]15000+。
[[ヴァンガード]]に[[アタック]]した時に[[カウンターブラスト]](1)と[[ソウルブラスト]](1)と[[Gペルソナブラスト]]で、1枚[[ドロー]]し[[手札]]から1枚を[[デッキトップ]]に置く[[ジェネレーションブレイク]](2)と[[神託]]の[[自動能力]]を持つ。

-[[《来光神鷹 一拍子》]]
[[Gガーディアン]]。
[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]が3枚以上なら[[シールド]]+5000を得る。

―グレード3
-[[《残月の斎女 ハルヅキ》]]
[[パワー]]11000。
[[超越スキル]]の[[コスト]]で、[[手札]]から[[ドロップ]]した時に[[ヴァンガードサークル]]か[[ソウル]]に「[[ツクヨミ]]」の[[カード]]があるなら、1枚[[ドロー]]し、〈[[ノーブル]]〉の[[ユニット]]を1枚に[[パワー]]+5000と『[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[ドロップゾーン]]から[[グレード]]3の[[カード]]を1枚を[[手札]]に戻せる[[自動能力]]』を与える。
[[ドロー]]によって消費を相殺できる[[超越スキル]]の[[コスト]]要員。
同時に与える[[パワー]]と[[能力]]も優秀で扱いやすい。

-[[《邪眼の美姫 エウリュアレー》]]
[[パワー]]10000。
[[登場]]した時に[[ソウル]]の[[オラクルシンクタンク]]が6枚以上なら、[[相手]]の[[手札]]から[[ランダム]]に1枚を裏で[[バインド]]し、その[[ターンの終了>エンドフェイズ]]時に[[相手]]はこの[[効果]]で[[バインド]]された[[カード]]を[[手札]]に加える。
[[手札]]が減った終盤や勝負所で[[登場]]させ、[[守護者]]や[[ヒールトリガー]]等の強力な[[ガーディアン]]になり得る[[カード]]を[[バインド]]できればしめたもの。
結果、その[[ターン]]でファイナルターンを狙うことも不可能ではない。
強力ではあるが、使用するタイミングが難しいので採用枚数はよく考えた方がいいだろう。

―グレード2
-[[《戦巫女 タギツヒメ》]]
[[パワー]]9000。
[[アタック]]した時に[[ソウル]]の[[オラクルシンクタンク]]が6枚以上なら[[パワー]]+3000を得る。
[[連携ライド]]の成功が前提となるため、[[要件]]を満たせるかはやや不安定。

-[[《神凪 クロイカヅチ》]]
[[パワー]]9000。
[[ヴァンガード]]に[[アタック]]した時に[[ブースト]]されているなら、[[カウンターブラスト]](1)で1枚[[ドロー]]する[[ジェネレーションブレイク]](1)の[[自動能力]]を持つ。
制約は多いが低[[コスト]]で[[相手]]の[[手札]]を増やすことができる。
[[コスト]]の競合を起こす可能性があるため、採用する場合は[[《夜を統べる月神 ツクヨミ》]]等と併せたい。

-[[《暁月の斎女 アキヅキ》]]
[[パワー]]9000。
1[[ターン]]1回、[[ソウルブラスト]](1)することで、「[[ツクヨミ]]」の[[グレード]]3以上の[[ヴァンガード]]がいるなら、[[山札]]の上から1枚見て、[[山札]]の上か下に置き、[[パワー]]+2000を得る。
[[手札]]から[[ドロップ]]することで、[[ヴァンガードサークル]]に[[《神鷹 一拍子》]]がいるなら、[[山札]]から[[《三日月の女神 ツクヨミ》]]を1枚まで[[スタンド]]で[[スペリオルライド]]する。
[[山札]]の把握の加速と[[連携ライド]]の補助要員。

-[[《リジッド・クレイン》]]
[[パワー]]9000。
[[パワー]]+2000と『[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に[[カウンターチャージ]](1)/[[ソウルチャージ]](1)する[[自動能力]]』を得る[[ジェネレーションブレイク]](1)と[[神託]]の[[永続能力]]を持つ。
[[ソウル]]の枚数に左右されないため、[[連携ライド]]に失敗しても[[パワー]]を得られることが長所。

-[[《辣腕のコンシェルジュ》]]
[[パワー]]9000。
[[アタック]]した時に「[[ツクヨミ]]」の[[ヴァンガード]]がいるなら[[パワー]]+2000を得る。
[[アタック]]が[[ヴァンガード]]に[[ヒット]]した時に「[[ツクヨミ]]」の[[ヴァンガード]]がいるなら[[カウンターブラスト]](1)で2枚[[ドロー]]し、[[手札]]から1枚を[[ソウルイン]]する。

-[[《サイレント・トム》]]
[[パワー]]8000。
[[アタック]]した[[バトル]]中、[[相手]]は[[グレード]]0の[[カード]]を[[ノーマルコール]]できなくなる。
[[《CEO アマテラス》]]で[[トリガーユニット]]を[[デッキトップ]]に置き直し、二重の圧力を与えることも可能。
[[元々のパワー]]の低さを補うためには[[《オラクルガーディアン ジェミニ》]]等と併用する必要がある。

―グレード1
-[[《オラクルガーディアン ジェミニ》]]・[[《神宮衛士 ツナガイ》]]
[[パワー]]8000の[[バニラ]]。
[[《サイレント・トム》]]の[[パワー]][[ライン]]は高めにしておきたいので、優先しておきたい。

-[[《凄腕のハウスキーパー》]]
[[パワー]]7000。
[[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に[[カウンターブラスト]](1)で[[デッキトップ]]5枚から「[[ツクヨミ]]」の[[カード]]を1枚まで[[手札]]に加え、残りを[[デッキボトム]]に置く。
[[山札]]の把握の加速の他、3~4[[ターン]]目なら[[《満月の女神 ツクヨミ》]]を[[手札]]に加えて[[ライド]]補助になる。
それ以降では[[《夜を統べる月神 ツクヨミ》]]の[[コスト]]になる[[カード]]の確保に使える。

-[[《ビームシャワー・タートル》]]
[[パワー]]7000。
[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[ソウルブラスト]](2)で[[シールド]]+10000を得る[[神託]]の[[ジェネレーションブレイク]](2)を持つ。
余分な[[ソウル]]を利用して[[シールド]]を得られる[[ガーディアン]]要員。

-「[[守護者]]」
いずれも[[パワー]]6000/[[シールド]]0。
以下の[[カード]]は合計で4枚までしか入れることができない。

--[[《調停者 アメノサギリ》]]
[[パワー]]6000の[[守護者]]。
[[手札]]から[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[ヴァンガード]]1枚は[[ヒット]]されず、[[ドロップゾーン]]に[[《調停者 アメノサギリ》]]があるなら[[ダメージゾーン]]から1枚を表にする。

--[[《テトラ・メイガス》]]・[[《バトルシスター しょこら》]]
[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[手札]]の[[オラクルシンクタンク]]1枚の[[ドロップ]]で、[[アタック]]されている[[オラクルシンクタンク]]1枚は[[ヒット]]されない。
[[手札]]枚数に困らない状況を作れるので使いやすい。

-[[《稲葉の白兎》]]
[[パワー]]6000。
[[登場]]した時に[[手札]]から[[オラクルシンクタンク]]を1枚まで[[ソウルイン]]する。
[[《満月の女神 ツクヨミ》]]の[[パワー]]維持と[[要件]]を満たす補助に使えるが、単純に[[ディスアドバンテージ]]になることから優先度は低い。
[[パワー]]6000と[[ブースト]]要員としてはやや[[パワー]]不足なため、採用する場合も枚数は控えめにしたい。

-[[《バトルシスター ばにら》]]
[[パワー]]6000。
[[ガーディアンサークル]]に[[登場]]した時に[[ソウル]]の[[オラクルシンクタンク]]が6枚以上なら[[シールド]]+5000を得る。
[[連携ライド]]の成功が前提となるため安定性は低いが、消費が少なく小回りが利く点で優れる。

-[[《オラクルガーディアン ブルーアイ》]]
[[パワー]]5000。
[[ブースト]]した時に[[ソウル]]の[[オラクルシンクタンク]]が6枚以上なら、1枚[[ドロー]]し、[[手札]]から1枚を[[デッキボトム]]に置く。
[[中央列]]の[[後列]]であれば[[Gユニット]]を[[超越]]することで[[ブースト]]要員が[[パワー]]5000でも[[ライン]]を維持しやすく、[[左列]]や[[右列]]でも[[《戦巫女 タギツヒメ》]]や[[《辣腕のコンシェルジュ》]]となら十分。
[[能力]]によって[[ドライブチェック]]を操作した[[カード]]の位置に調整しやすくなる。
[[パワー]]5000の[[カード]]なので多く積み過ぎると[[デッキ]]全体の[[パワー]][[ライン]]の低下につながってしまう。

―トリガーユニット
-[[《サイキック・バード》]]
[[クリティカルトリガー]]。
自身の[[ソウルイン]]で、1枚まで[[ドロー]]する。
[[デッキトップ]]確認からの[[ドロー]]、[[山札]]枚数の調整、[[ソウル]]枚数の確保と多方面にわたり活躍する。
元々守りに強い[[デッキ]]であるため、[[シールド]]10000を失うのも痛手は少なめ。

//**大まかなタイプ別構築について [#decktype]
//-[[《(カード名)》]]
//**派生軸 [#variation]
//-[[【(デッキ名)】]]
**このデッキの弱点 [#weakpoint]
 主軸となる[[《満月の女神 ツクヨミ》]]には[[パワー]]を増やす[[能力]]を持たないことで、要求[[シールド]]値を引き上げにくい。

 そのため、[[Gユニット]]を[[超越]]したり、[[《お天気お姉さん みるく》]]等のサポートか[[スペリオルライド]][[能力]]などで操作した[[トリガーユニット]]を確実に発動させるギミックを活用したい。

 ただし、[[《オラクルガーディアン ブルーアイ》]]等も利用し[[スペリオルライド]][[能力]]で確認した[[カード]]を中心にする[[デッキ]]の場合、[[ヴァンガード]]の[[ライド]]が失敗するとかなり苦しくなる。
 また[[デッキ]]全体の[[パワー]][[ライン]]が多少下がってしまう。

 また、[[《封竜 コーデュロイ》]]や[[《封竜 テリークロス》]]等の[[能力]]を使用されると、強制的にシャッフルさせられてしまうため[[スペリオルライド]][[能力]]での[[山札]]の確認や操作といった戦術が瓦解してしまう。

**関連リンク [#link]
-「[[ツクヨミ]]」

-[[【オラクルシンクタンク】]]

-[[デッキ集/旧シリーズ]]