#author("2023-04-18T22:40:24+09:00","","") #author("2023-08-08T18:24:24+09:00","","") *《&ruby(おんみつまりゅう){隠密魔竜}; ヒャッキヴォーグ “&ruby(リバース){Я};”/Covert Demonic Dragon, Hyakki Vogue "Яeverse"》 [#top] |[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])| |[[むらくも]] - [[アビスドラゴン]] パワー11000 / シールドなし / ☆1| |&color(blue){【起】};【(V)】【リミットブレイク】(4)&size(11){(あなたのダメージが4枚以上で有効)};:[あなたの《むらくも》のリアガードを2枚選び、呪縛する] あなたの「隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”」を3枚まで選び、そのターン中、パワー+10000。&br;&size(11){(呪縛されたカードは、裏向きになり何もできない。持ち主のターンの終わりに表に戻る)};&br;&color(green){【自】};:[【カウンターブラスト】(2)] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札から「隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”」を1枚まで探し、(R)にコールし、その山札をシャッフルし、そのターンの終了時、そのユニットを手札に戻す。&br;&color(red){【永】};【(V)/(R)】:盟主&size(11){(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)};| [[光輝迅雷]]で収録された[[グレード]]3の[[むらくも]]。 1つ目の[[能力]]は、[[むらくも]]の[[リアガード]]2枚を[[呪縛]]することで、《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”》3枚までに[[パワー]]+10000を与える[[リミットブレイク]]の[[起動能力]]。 [[効果]]の[[目標]]には[[ヴァンガードサークル]]にいる自身を含み、[[前列]]の[[ユニット]]3枚全てがこの[[カード]]であれば単体[[パワー]]21000の[[ユニット]]のみがいる[[縦列]]が2つ、単体[[パワー]]21000の[[ユニット]]とその[[ブースト]]役がいる[[縦列]]が1つという布陣を形成できる。 ただ、最低でも2枚いなければ要求[[シールド]]値が変わらず、使用する意義がなくなってしまう。 [[ライド]]分も鑑みると、[[ドロップゾーン]]や[[ダメージゾーン]]や[[バインドゾーン]]に2枚以上置かれてしまうと[[パワー]]増加[[効果]]を十全に発揮できない。 また、1[[ターン]]の[[プレイ]]回数には制限がないため、[[《粛清の守護天使 レミエル “Я”》]]のように2回使用することで、[[バトル]]回数を犠牲にして[[パワー]]31000[[ライン]]の[[縦列]]を2つ形成することも可能である。 3枚目を[[リアガードサークル]]に並べられなかった場合には特に有効な選択肢となる。 [[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に[[呪縛カード>呪縛]]1枚を[[解呪]]できる[[《忍獣 メタモルフォックス》]]を併用できれば、[[後列]]3枚分の[[呪縛]]で[[起動能力]]を2回[[プレイ]]し、[[パワー]]31000[[ライン]]を[[縦列]]3つで形成できるようになる。 [[ヴァンガードサークル]]以外の[[サークル]]の[[カード]]を処理しながら2:2交換の[[ドロー]]が行える[[《座興の忍鬼 センベー》]]でも近いことが行えるが、そちらは[[ジェネレーションブレイク]](1)の有効化が必要な分利用可能なタイミングが遅れてしまうのが難点となる。 [[コスト]]については[[《座興の忍鬼 センベー》]]の[[効果]]で[[パワー]]-5000された[[リアガード]]や[[コスト]]で自発的に[[レスト]]状態となった[[《忍竜 センリョウレイド》]]を利用することで、《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”》1枚に追加で[[パワー]]+5000を与えつつそれらで[[ブースト]]が行えなくなる分の[[パワー]]の損失を最小限にまで減らすことができる。 さらに[[《忍獣 メタモルフォックス》]]の[[解呪]][[能力]]を併用してやればそれらの[[能力]]の再利用に繋がり、特に[[《忍竜 センリョウレイド》]]は[[呪縛]]しておくことで[[解呪]]された[[エンドフェイズ]]に1:1交換の[[ドロー]][[能力]]の利用に繋がるので相性が良い。 [[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時の[[スペリオルコール]][[能力]]で2枚目以降を1枚確保できる。 [[ターンの終了>エンドフェイズ]]時の[[時限誘発]]によって[[手札]]に戻るため直後の[[ターン]]で[[バトル]]等によって[[退却]]する心配がなく、以降の[[ターン]]で[[超越スキル]]の[[コスト]]に利用できる。 [[起動能力]]や[[《伏魔忍竜 ヒャッキヴォーグ・ナユタ》]]を利用する上で3枚目が欲しい場合は、追加で[[《寂滅の忍鬼 ヤエガキ》]]や[[《忍妖 オボロカート》]]を併用することで対応できる。 その際、[[コスト]]で合計[[カウンターブラスト]](3)を要求されるので、[[《忍竜 カトンスレイヤー》]]や[[《忍妖 ダートスパイダー》]]等のこの[[能力]]を利用してからそれらの[[能力]]を利用する間のタイミングで利用可能なリソースの補充手段を適宜併用しておくとよい。 ちなみに、[[《寂滅の忍鬼 ヤエガキ》]]や[[《忍妖 オボロカート》]]を使った際は上記の[[起動能力]]を2回、それらによって[[スペリオルコール]]された2枚目以降を[[コスト]]にすることで[[山札]]に戻させないということも可能である。 同様に、[[《忍獣 ミリオンラット》]]を[[能力]]で展開した場合にも後々のための[[ブースト]]や[[呪縛]][[コスト]]要員を確保することができる。 しかし、[[相手]]もそうして[[リアガードサークル]]に残った2枚目以降を次の[[ターン]]で[[退却]]や[[バインド]]等による処理を狙うことは明らかである。 [[《ダークエレメント ディズメル》]]を利用すれば守れなくはないが、一旦[[山札]]に返して再度[[山札]]から[[コール]]する方が結果的に楽に確保できる場合があるといった問題点もある。 -「[[Я]]」に属するカードの中で[[クロスライド]]でないのは、[[《メイデン・オブ・ビーナストラップ “Я”》]]と並びこの[[カード]]が初となる。 -アニメでは第149話(VS[[石田ナオキ]]〈2回目〉)で[[小茂井シンゴ]]が使用。1枚目を[[ライド]]して2枚目を[[スペリオルコール]]、[[《忍妖 オボロカート》]]でもう1枚[[スペリオルコール]]し、[[起動能力]]でこの[[カード]]3枚に[[パワー]]+10000を与え、3列の[[パワー]]21000[[ライン]]を形成した。 --ライド時の台詞は「百鬼夜行の呪いより、逃れたる者未だかつて無し! ライド! 《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”》!」 --[[起動能力]]と[[時限誘発]]つきの[[スペリオルコール]]のコンボ時の台詞は「分身でユニットのいない穴を埋め、さらに強力な攻勢に転ずる。 これがむらくもの、デビルズシャドー・クローニング!」 --第195話(VS[[葛木カムイ]])ではシンゴがこの[[カード]]の[[カード名]]を叫んでいる。恐らくは、少しずつ[[リンクジョーカー]]が[[惑星クレイ]]に一つの[[クラン]]として受け入れられているという演出なのだろうか(声優のアドリブという可能性もあるが)。 -3DS版「ロック オン ビクトリー」でもリバースファイターとなった[[小茂井シンゴ]]が[[《隠密魔竜 カグラブルーム》]]と合わせて使用する。基本的に向こうの[[ブレイクライド]]を優先する。 **関連カード [#card] -「[[ヒャッキ]]」 -「[[Я]]」 -[[リミットブレイク]] -[[盟主]] -[[《隠密魔竜 ヒャッキゾーラ》]] -[[《忍竜 ヒトダマハンドラー》]] -[[《伏魔忍竜 ヒャッキヴォーグ・ナユタ》]] **ユニット設定 [#profile] '''いつの頃からか、隠密部隊“むらくも”に所属していた忍竜。 いつ誰が入隊を許可したかもわからず、出身地や過去の経歴すら誰にも知られていない謎多き忍だったが、“リンクジョーカー”の侵略開始と同時に、その正体は否応なしに明かされた――いや、彼は自分から正体を明かした。 隠密魔竜「ヒャッキヴォーグ」、彼は“リンクジョーカー”が作りだしたクレイ原生生物クローンの第一成功例、侵略者の先兵だったのである。 “リンクジョーカー”の侵略がドラゴンエンパイア本国まで及んだ時、彼は今が好機とばかりに本性を顕わにし、手当たり次第に元同胞達を斬り刻んだ。 本来の居場所へと戻った彼は、その身体に自ら「虚無(ヴォイド)」を打ち込み、真の力を解放する。 かつて百の鬼を従え、いま百の鬼を滅した虚構の忍。 偽りの同胞達の為に動かされる心など、初めから持ち合わせてなどいない。''' -設定では、[[侵略者>リンクジョーカー]]の命に従って内部から[[帝国>ドラゴンエンパイア]]を乱し、取り返しのつかない痛手を与えたが、[[反転を克服せし不滅の戦士>《ドーントレスドライブ・ドラゴン》]]に討たれたとのこと。その後、「[[メサイア>《ハーモニクス・メサイア》]]」の下に[[リンクジョーカー]]が再誕を遂げた時、[[帝国>ドラゴンエンパイア]]で[[元の忍竜とは異なる姿で復活を遂げ>《隠密魔竜 ヒャッキゾーラ》]]、[[数千年後には忍竜の新たな長となっている。>《伏魔忍竜 ヒャッキヴォーグ・ナユタ》]] -設定では、[[リンクジョーカー]]の命に従って内部から[[帝国>ドラゴンエンパイア]]を乱し、取り返しのつかない痛手を与えたが、[[反転を克服せし不滅の戦士>《ドーントレスドライブ・ドラゴン》]]に討たれたとのこと。その後、「[[メサイア>《ハーモニクス・メサイア》]]」の下に[[リンクジョーカー]]が再誕を遂げた時、[[帝国>ドラゴンエンパイア]]で[[元の忍竜とは異なる姿で復活を遂げ>《隠密魔竜 ヒャッキゾーラ》]]、[[数千年後には忍竜の新たな長となっている。>《伏魔忍竜 ヒャッキヴォーグ・ナユタ》]] -元々[[リンクジョーカー]]側の存在(''“[[Я]]”化した姿が真の姿''である)という設定が影響したためか、[[光輝迅雷]]発売時点で“[[Я]]”化した[[カード]]の中では“[[Я]]”化していない形態の[[カード]]化が最も遅かった。 --“[[Я]]”化していない形態は[[ファイターズコレクション2015 Winter]]で収録された[[《伏魔忍竜 ヒャッキヴォーグ・ナユタ》]]と[[剣牙激闘]]で収録された[[《隠密魔竜 ヒャッキゾーラ》]]の計2回に渡って[[カード]]化されており、いずれも「星輝大戦」後に浄化された魂が受肉した姿という設定となっている。 --新シリーズでは、[[幻馬再臨]]にて獅子身中の虫として本性を顕す前の姿と思われる[[《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ》]]として[[カード]]化されている。 -[[カード名]]は、深夜の町を集団で徘徊する鬼や妖怪の群れとその行進を指す「百鬼夜行」と、生命体と自動制御系の技術を融合させたものを指す「サイボーグ(cyborg)」を掛け合わせたものになっている。 **FAQ [#faq] -Q588 (2013-12-11) Q. このカードや「忍妖 オボロカート」の能力でコールしたカードを呪縛しました。ターン終了時にそのユニットは表になりますが、どうなりますか? A. そのままリアガードサークルにとどまり、移動しません。呪縛されたカードは、呪縛される前に受けていた効果を失うため、手札や山札の下に置かれません。 -Q589 (2013-12-11) Q. このカードの能力でコールされたカードがドロップゾーンに置かれました。ターン終了時にドロップゾーンに置かれたカードは手札に戻りますか? A. いいえ、戻りません。ドロップゾーンに置かれたカードは別のカードとして扱われるからです。 **収録情報 [#pack] |[[ブースターパック>カードリスト#bt]]|[[光輝迅雷]]|BT14/015 [[RR]] イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''妖集いて群と成せ、忍法・&ruby(ナイトメア・トルーパー){百鬼夜行};!'''| |~|~|BT14/S11 [[SP]] イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''夢と現と幻と、三位一体の一閃を受けよ!'''| ---- &tag(《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”》,ノーマルユニット,グレード3,むらくも,アビスドラゴン,「ヒャッキ」,「Я」,【リミットブレイク】(4),盟主);