#author("2021-11-13T18:50:17+09:00","","")
#author("2021-11-14T12:59:33+09:00","","")
*《&ruby(どくれんかいじん){毒鎌怪神}; オーバーウェルム/Poison Sickle Mutant Deity, Overwhelm》 [#top]
|BGCOLOR(#FFF0F5):|c
|[[Gユニット]] 〈4〉 ([[トリプルドライブ!!!]])|
|[[メガコロニー]] - [[インセクト]] パワー15000+ / シールドなし / ☆1|
|【超越】- ストライドステップ - 【コスト】[手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる]ことで、裏のこのカードを(V)に【超越】する。&br;&color(blue){【起】};【(V)】&color(purple){【ターン1回】};:【コスト】[【カウンターブラスト】(1),Gゾーンから裏のカードを1枚選び、表にする]ことで、相手の【レスト】しているリアガードと同じ枚数まで引き、相手の【レスト】しているリアガードが1枚以下なら、そのターン中、このユニットのクリティカル+1/ドライブ+1。&br;&color(red){【永】};【(V)】【Gブレイク】(3) 暗躍:相手のダメージゾーンの裏のカード1枚につき、あなたのユニットすべてのパワー+2000。|

 [[The AWAKENING ZOO]]で収録された[[メガコロニー]]の[[Gユニット]]。

 1つ目の[[能力]]は、1[[ターン]]に1回、[[カウンターブラスト]](1)と[[Gゾーン]]の裏の[[カード]]1枚を表にすることで、[[相手]]の[[レスト]]している[[リアガード]]と同じ枚数まで[[ドロー]]し、[[相手]]の[[レスト]]している[[リアガード]]が1枚以下なら、[[クリティカル]]+1/[[ドライブ]]+1を得る[[起動能力]]。

 [[相手]]の[[レスト]]している[[リアガード]]の枚数に応じて[[ドロー]]が行うので、簡単に3枚以上の[[ドロー]]が狙える。
 これによって[[手札]]を大量に確保できれば、直前の[[ターン]]の守りで消耗した[[カード]]を補充して反撃を仕掛けるための体勢を整えることができる。

 [[コスト]]では[[Gゾーン]]の好きな裏の[[カード]]を表にすることが可能なので、利用する機会がなかった[[《エアーエレメント シブリーズ》]]等でも有効利用でき、既に[[Gゾーン]]に表の[[Gユニット]]が置かれているなら後半の[[永続能力]]の有効化にも繋がる。
 [[《威圧怪人 ダークフェイス》]]軸ならそれと相性が良い[[《暴虐怪神 ダークフェイス》]]、[[【マシニング】]]なら[[《弾圧怪神 マシニング・デスポット》]]に繋げる布石としての利用も見込める。

 [[相手]]の[[レスト]]している[[リアガード]]の枚数が1枚以下の場合は[[ドロー]]する枚数は1枚以下となるが 、追加[[効果]]で[[クリティカル]]と[[ドライブ]]の増加の恩恵を得られる。
 [[相手]]に依存するとはいえ決定力を大きく高められるため、大量[[ドロー]]をし損ねた損失を補ってあまりある[[効果]]である。

 利用できずとも存在するだけでこの[[カード]]による[[ドロー]]や他の[[カード]]による[[スタンド]]封じの回避を目的とした[[相手]]の[[リアガード]]処理戦術を牽制できるため、間接的に[[相手]]の行動を縛る形で妨害するという効力が見込める。
 事前に[[《無法怪神 オブティランドス》]]や[[《百害女王 ダークフェイス・グレドーラ》]]等による[[リアガードサークル]]への[[コール]]の妨害を絡めた[[リアガード]]削りを行っておけば能動的に[[要件]]を満たしにいけなくもない。
 利用できずとも存在するだけでこの[[カード]]による[[ドロー]]や他の[[カード]]による[[スタンド]]封じの回避を目的とした[[リアガード]]の処理戦術を牽制できるため、間接的に[[相手]]の行動を縛る形で妨害するという効力が見込める。

 狙って[[要件]]を満たしたい場合はこちらの[[リアガード]]を巻き添えにする可能性はあるものの、[[《無敗怪人 アベェクトロゼウス》]]の[[登場]]した時の[[退却]][[能力]]を利用して[[相手]]の[[リアガード]]を削ることで対応できる。
 それ以外では[[《無法怪神 オブティランドス》]]や[[《百害女王 ダークフェイス・グレドーラ》]]等による[[リアガードサークル]]への[[コール]]妨害を利用するのが有効となる。

 ただ、後半の[[永続能力]]を有効化できない状況で[[相手]]の[[レスト]]している[[リアガード]]の枚数が2枚の状態で[[ターン]]を回されると、2枚[[ドロー]]するのみで止められてしまう。
 その欠点ついては、[[Gデッキ]]に[[《剣豪怪神 アンギッシュソード》]]を合わせて入れて使い分けることで補え、[[相手]]の[[スタンド]]状態の[[リアガード]]がいるなら[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]や[[《傑出怪人 プロムラーバ》]]等の[[レスト]]手段を併用することで3枚以上の[[ドロー]]にも繋げられる。
 特に[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]はこの[[能力]]の[[コスト]]を払うことで[[ジェネレーションブレイク]](2)が有効し、[[永続能力]]で単体[[パワー]]21000となりつつ[[インターセプト]]封じが行えるので相性がよい。

 2つ目の[[能力]]は、[[相手]]の[[ダメージゾーン]]の裏の[[カード]]1枚につき、[[ユニット]]すべての[[パワー]]+2000を与える[[ジェネレーションブレイク]](3)と[[暗躍]]の[[永続能力]]。

 [[ジェネレーションブレイク]](3)と[[暗躍]]の2つの制限付きとなるが、[[相手]]の[[ダメージゾーン]]の裏の[[カード]]の枚数に応じて[[ユニット]]すべての[[パワー]]を増やせる。
 どのような[[デッキ]]でも[[カウンターブラスト]]を使う都合から[[ダメージゾーン]]に裏の[[カード]]がないということはほぼなく、有効化できる段階なら[[ユニット]]1枚辺りに2~3枚分の[[効果]]で[[パワー]]+4000~6000程度の増加が見込める。
 [[起動能力]]による[[手札]]補充で[[リアガード]]の枚数も揃えやすいので全体の要求[[シールド]]値を高めやすく、フィニッシュを狙うための大きな助けとなる。

 [[相手]]が[[カウンターブラスト]]の利用を控えて[[効果]]量を抑え込まれてしまっても、その場合でも[[相手]]の[[能力]]の利用を間接的に縛って妨害できたことになるので損はない。

 [[相手]]の[[ダメージゾーン]]の表の[[カード]]を能動的に裏にできる[[《百害女王 ダークフェイス・グレドーラ》]]との相性は良く、追加で[[パワー]]+2000の上乗せが見込め、5枚分の[[効果]]の[[パワー]]+10000の付与も視野に入れやすくなる。

 [[永続能力]]であるので[[《怪神要塞 グライスフォート》]]等の守りに[[カウンターブラスト]]を行う[[能力]]の利用を大きく牽制できる利点があるが、逆に[[《反逆怪人 スターシールド》]]や[[《マシニング・スノーウィング》]]等の[[カウンターチャージ]]手段ないし、[[ヒールトリガー]]による[[回復]]で不意に[[相手]]の[[ダメージゾーン]]の裏の[[カード]]を減らされるとその後の計算を狂わされる可能性があるという注意点がある。

 [[起動能力]]とは異なり[[相手]]の[[フィールド]]に余り依存しないもののそれでも[[暗躍]]の制限があるので、[[中央列]]に[[相手]]の[[スタンド]]状態の[[リアガード]]がいる場合には[[《威圧怪人 ダークフェイス》]]や[[《黒槍怪人 ボルグワスプ》]]等でそれを[[レスト]]する必要が生じる。
 [[起動能力]]とは異なり[[相手]]の[[フィールド]]に余り依存しないもののそれでも[[暗躍]]の制限があるので、[[中央列]]に[[相手]]の[[スタンド]]状態の[[ユニット]]がいる場合には[[《威圧怪人 ダークフェイス》]]や[[《黒槍怪人 ボルグワスプ》]]等でそれを[[レスト]]する必要が生じる。
 その他、[[《全智竜 アルミラージ》]]や[[《聖樹竜 レインブレス・ドラゴン》]]等で[[中央列]]に[[スタンド]]状態の[[ユニット]]を置かれると有効化が維持できなくなり[[効果]]が失われるため、それが行える類の[[カード]]についてもある程度警戒しておきたい。

 総じて、中盤でまとまった[[手札]]確保が行える繋ぎ役から終盤で要求[[シールド]]値を底上げするフィニッシャー要員までどのタイミングでも[[能力]]が腐りにくい優秀な[[カード]]であるが[[《乱撃怪神 スタッグルディッパー》]]と同様に直接的な妨害[[能力]]を持たない[[カード]]でもあるので、[[【メガコロニー】]]が得意とする[[スタンド]]封じ戦術との両立を狙うには必然的に他の[[カード]]に依存することになる。
 また、どれだけ高性能であってもそれぞれの[[能力]]には細かな穴が存在するため、 それを他の[[カード]]で補えるようにしておかなければその性能を存分に発揮できないまま抑え込まれてしまう可能性もあるので注意したい。
 総じて、中盤でまとまった[[手札]]確保が行える繋ぎ役から終盤で要求[[シールド]]値を底上げするフィニッシャー要員までどのタイミングでも[[能力]]が腐りにくい優秀な[[カード]]であるがそれぞれの[[能力]]には細かな穴が存在するため、 それを他の[[カード]]で補えるようにしておかなければその性能を存分に発揮できずに抑え込まれてしまう可能性もあるので注意したい。

 また、[[《乱撃怪神 スタッグルディッパー》]]と同様に直接的な妨害[[能力]]を持たない[[カード]]でもあるので、[[【メガコロニー】]]が得意とする[[スタンド]]封じ戦術との両立を狙うには必然的に他の[[カード]]に依存することになるのでそちらについても留意しておきたい。

**関連カード [#card]
-[[超越スキル]]
-[[ジェネレーションブレイク]]
-[[暗躍]]

**ユニット設定 [#profile]
'''犯罪結社“メガコロニー”の特級怪人「アリーアントワネット」が、未来の世界から呼び出した凶悪な超越者(ストライダー)。誰とも適合しない唯一無二の魔力を有する突然変異の怪人。彼女の体内で生成される魔力は、他者の魔力と強い拒絶反応を誘発する特殊な物であり、触れるだけでも酸をかけられたような激痛が走り、体内の魔力に干渉されようものなら死に至る。これに加え、高ランクの魔力感知をも通過する迷彩能力を備えている彼女は、誰よりも早く、多くの組織を始末し、瞬く間に特級怪人の地位を得たのだという。“メガコロニー”式の超越で現代に呼び出されたため、暴走を防ぐチップを頭部に撃ち込まれたものの、使役者であるアントワネットと意気投合したためか、現代の組織に対して嫌悪の念は持っていない。'''

**FAQ [#faq]
-Q3627 (2017-12-08)
Q. 相手のレストしているユニットが5枚の時に3枚でドローを止めることはできますか?
A. はい、できます。
-Q4242 (2018-10-05)
Q. 起動能力をプレイした後に、相手の【レスト】しているリアガードが1枚以下になりました。この時、クリティカル+1/ドライブ+1されますか?
A. いいえ、適用されません。「毒鎌怪神 オーバーウェルム」の“相手の【レスト】しているリアガードが1枚以下なら”という要件は、この起動能力の解決時に要件を満たしているかを参照します。この起動能力の解決後に何らかの方法により要件を満たした場合でも、“そのターン中、このユニットのクリティカル+1/ドライブ+1”という効果は適用されません。
-Q4243 (2018-10-05)
Q. “相手の【レスト】しているリアガードと同じ枚数まで引き”という効果では、1枚ずつ引くのですか?それとも、先に枚数を宣言し、その枚数分引くのですか?
A. 1枚ずつ引きます。引いたカードを見て、次のカードを引くか選択することが出来ます。枚数等を宣言し、引くという挙動ではありません。

**収録情報 [#pack]
|[[エクストラブースター>カードリスト#g_eb]]|[[The AWAKENING ZOO]]|G-EB02/002 [[GR]] イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''多勢でも無勢でも、死に至る結末は避けられない。'''|
|[[PRカード]]|V-EB01「The Destructive Roar」カートン特典|PR/0741 イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''(※なし)'''|
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&tag(《毒鎌怪神 オーバーウェルム》,Gユニット,グレード4,メガコロニー,インセクト,【超越】,【Gブレイク】(3),暗躍);