#author("2018-04-28T11:17:41+09:00","","")
#author("2020-04-23T23:57:52+09:00","","")
*《&ruby(パルサー){刻獣}; クラッシュ・モンキー/Pulsar, Crash Monkey》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈2〉 ([[インターセプト]])|
|[[ギアクロニクル]] - [[ギアビースト]]/[[十二支刻獣]] パワー8000 / シールド5000 / ☆1|
|&color(blue){【起】};【バインドゾーン】:[【ソウルブラスト】(1)] このカードを(R)にコールする。&br;&color(green){【自】};【Gブレイク】(1):[【カウンターブラスト】(1)] このカードが表でバインドゾーンに置かれた時、コストを払ってよい。払ったら、1枚引く。|

 [[竜神烈伝]]で収録された[[グレード]]2の[[ギアクロニクル]]。

 1つ目の[[能力]]は、[[ソウルブラスト]](1)で、自身を[[スペリオルコール]]する[[起動能力]]。

 主な利用法としては[[《スチームナイト ムダル》]]の[[起動能力]]と同様だが、[[元々のパワー]]の低さに加えて、[[パワー]]を増やす[[継続効果]]もないので単純な性能においては見劣りする。
 そのため、併せ持つ[[自動能力]]の違いや〈[[十二支刻獣]]〉関連のサポートが利用できる利点を活かした運用が求められる。

 [[起動能力]]によって[[バインドゾーン]]から自発的に[[スペリオルコール]]可能な汎用性ある[[グレード]]2の[[カード]]としては[[《スチームナイト ムダル》]]の他にも[[元々のパワー]]11000を持つ[[《刻獣 バルブレーザー・ドラゴン》]]もいるが、[[コスト]]の軽さと[[バインドゾーン]]の枚数によって[[アタック]]できる[[ユニット]]に制限がかからない点ではこちらが優れているので一長一短といったところである。
 そちらとは〈[[十二支刻獣]]〉のサポートを共用できるため、[[【機械仕掛けの神 デミウルゴス】]]であれば〈[[十二支刻獣]]〉の種類を増やすために[[メインデッキ]]に合わせて入れることも視野に入れられる。

 2つ目の[[能力]]は、[[バインドゾーン]]に表で置かれた時に[[カウンターブラスト]](1)で、1枚[[ドロー]]する[[ジェネレーションブレイク]](1)の[[自動能力]]。

 [[《スチームメイデン バルル》]]の[[自動能力]]によく似た[[ドロー]][[能力]]となっており、こちらは[[ジェネレーションブレイク]](1)の制限があるものの、表で置かれたならどの[[領域]]から[[バインド]]された場合でも[[誘発条件]]を満たせるのというのが最たる特徴となる。
 表で[[バインドゾーン]]に置かれた後は、自身の[[起動能力]]による[[スペリオルコール]]することで合計で2枚分の[[アドバンテージ]]の生産が可能となり、[[コスト]]は嵩むものの[[リアガードサークル]]に置かれたこの[[カード]]を[[バインド]]する手段を用意できれば再度の[[ドロー]]も狙える。
 この[[カード]]を[[リアガードサークル]]から[[バインド]]する主な手段の1つとなる[[時翔]][[能力]]による[[タイムリープ]]は[[《スチームメイデン バルル》]]と同様に相性がよく、この[[カード]]を[[山札]]から調達する手段にもなる他、[[ターンの終了>エンドフェイズ]]の[[時限誘発]]で[[スペリオルコール]]されるので[[ターン]]を跨げば[[起動能力]]を使わずに再利用が狙える状態を整えられる。

 その他、[[山札]]や[[手札]]、[[ドロップゾーン]]等も含めた様々な[[領域]]から好きな[[カード]]を[[バインド]]したり、[[バインドゾーン]]に置かれている[[カード]]を他の[[手札]]や[[ドロップゾーン]]に移してから再度[[バインド]]する手段を有する[[【ギアコロッサス】]]であれば[[起動能力]]や[[時翔]][[能力]]等の[[スペリオルコール]]手段を介さずに複数回の[[ドロー]]に繋げられるので、[[フィールド]]外で機能する有力な[[アドバンテージ]]源として扱える。

**関連カード [#card]
-[[ジェネレーションブレイク]]

-[[《スチームナイト ムダル》]]
-[[《刻獣 バルブレーザー・ドラゴン》]]

-[[《スチームメイデン バルル》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''このユニットの設定は[[今日のカード]]で紹介されていません'''

-[[フレーバーテキスト]]から察するにモデルとなっているのは、日本の民話「さるかに合戦」に登場する悪役の猿だろう。
--この猿は、おにぎりを持っていた蟹に自分が拾った柿の種を「種を植えて柿が成ればおにぎりを食べるよりも得するぞ」と言って交換する。蟹はその種を植え、柿が成るも木を登れない蟹のところへ再び猿が訪れる。柿を取れない蟹の代わりに自分が取ってあげようと木に登ったが、猿は自分が食べるだけで蟹に柿を渡そうとしない。柿を取るように頼む蟹に対して、猿は青くて硬い柿を投げつけ、直撃した蟹は死んでしまう。
--その所業に怒った子蟹達は親の敵を討つために、その猿と仲が悪い「栗」と「臼」と「蜂」と「牛の糞」を家に呼び寄せて敵討ちの計画をする。猿の留守中に家へ忍び寄り、栗は囲炉裏の中に隠れ、蜂は水桶の中に隠れ、牛の糞は土間に隠れ、臼は屋根に隠れた。そして猿が家に戻って来て囲炉裏で身体を暖めようとすると、熱々に焼けた栗が体当たりをして猿は火傷を負い、急いで水で冷やそうと水桶に近づくと今度は蜂に刺され、家から逃げようとした際に出入口で待っていた牛の糞に滑り転倒、屋根から落ちてきた臼に潰されて猿は死に、子蟹達は親の敵を討つ、という内容である。
---イラストで投げているのは柿ではなく手榴弾であるが、これが発端で復讐されてしまうのだろう。

**FAQ [#faq]
-Q4003 (2018-04-27)
Q. 「○○時」に発動する能力は、一度にコストを2回払って2回使用することができますか?
A. いいえ、できません。【自】の能力は『○○時』のタイミングにつき1回だけ発動します。コストも1回につき1回しか払えません
-Q4028 (2018-02-23)
Q. すでにユニットが置かれているリアガードサークルにもコールできるのですか?
A. はい、できます。その場合、もともと置かれていたユニットは退却します。
-Q4050 (2018-02-23)
Q. このカードの【バインドゾーン】の能力は、このカードが裏でバインドされている時でも使えますか?
-Q3694 (2018-02-23)
Q. このカードの【バインドゾーン】の能力は、このカードが裏でバインドされている時でも使えますか?
A. 使えません。バインドゾーンで裏になっているカードはカードの情報やテキストは何もないものとして扱われます。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[竜神烈伝]]|G-BT14/095 [[C]] イラスト/[[ToMo]]|'''この一投が、凄惨な復讐劇の発端になるとは。'''|
----
&tag(《刻獣 クラッシュ・モンキー》,ノーマルユニット,グレード2,ギアクロニクル,ギアビースト,十二支刻獣,【Gブレイク】(1));