ファイト開始前に必要のない手札をデッキに戻し、新たに引く行為の俗称。マリガンと呼ばれることが多い。 ==総合ルール== 5.2.ゲーム前の準備 :5.2.2.3.各ファイターは、自身の山札からカードを5枚引き、それを最初の手札とします。その後 、先攻ファイターから順に各ファイターともに1度ずつ、自身の手札から任意の枚数のカードを山札に戻しシャッフルをしてから、戻した枚数に等しい枚数のカードを引きます。1枚も戻さなかった場合にはシャッフルをする必要はありません。 ==マリガン== カードゲーム「Magic:the Gathering」のルール用語。様々な方式があり、基本は「初めの手札を'''全て戻し'''て'''1枚少ない'''枚数のカードを引く」処理を行う。 このゲームの引き直しは「'''任意の枚数のカードをデッキに戻して戻した枚数だけカードを引く'''」という「パリ式マリガン」と呼ばれる方式に当たる。ただしマリガンは本来'''何回でも'''できるルールであり1回しか行えない引き直しとは大きく異なる。 -この由来を知らずにこの用語を使用する[[ファイター]]も多数いるためこの用語だけが一人歩きしている節がある。 ==ファイトにおいて== 『カードファイト!!ヴァンガード』における引き直しの考え方の基本として '''[[グレード]]1から[[グレード]]3までを揃える'''、'''[[トリガーユニット]]を戻す''' というものがある。 前者は[[ライド]]をスムーズに行うため、後者は[[ドライブチェック]]や[[ダメージチェック]]にて[[トリガー]]を引く確率を高めるためのコツとされる。 [[トリガーユニット]]は全て[[グレード]]0なので、どちらかを行おうとすると必然的に両方行う形になる。 -一応、後攻ファイターは先攻ファイターの「引き直した枚数」という情報[[アドバンテージ]]を得た後に引き直すことができる。本当に僅かな優位だが。 -雑誌「GAME JAPAN」6月号におけるカードファイト!!ヴァンガード開発チームへのインタビューにて「ゲーム開始時の手札の入れ替えを取り入れた件については?」<br>という質問に対して「プレイヤーは知恵比べをしたいんであって、どうでもいいところのストレスはゲームとしてできるだけ軽減してあげたほうが楽しめるだろう、ということですね。」との返答がされていた。 -アニメにおいても、時々描写されることがある。初めて登場したのは第5話で、このルールの存在自体を知らなかった[[先導アイチ]]に対して[[葛木カムイ]]が基本的なカード選択も含めて説明した。この言葉が初めて使われたのもこのシーン。 ==関連項目== {{用語集}}