#author("2023-07-27T22:44:15+09:00","","") *グリフォギィラ [#top] [[カード名]]に「グリフォギィラ」を含む[[カード群]]。 この[[カード群]]に属する[[ユニットカード]]は基本的に「[[龍樹]]」にも属している。 [[英雄激突]]で追加された[[《侵蝕の烽烟》]]によってサポートを受けられるようになった。 -「[[龍樹]]」の名の通り、樹から複数の首(?)が生えているような外見と[[ヒュドラグルム]]の種族名の由来を踏まえると、[[カード名]]はラテン語で「銀」を意味する単語「gyrum」とカバラにおける概念「クリフォト」、ギリシャ神話の怪物「ヒュドラ」をそれぞれ組み合わせたものか。 --「クリフォト(Qliphoth)」とは、ユダヤ教神秘主義カバラの影響を受けたオカルティズムにおける思想の1つ。その名はヘブライ語で「皮」、「殻」を意味する「クリファ(qlipha、קליפה)」の複数形に由来し、13世紀のカバラの文献「ゾーハル」によると神聖なるものを覆い隠す「外殻」とされている。 ---西ヨーロッパの非ユダヤ人社会で発達した「ヘルメティック・カバラ」の流れを汲む魔術思想においては、[[生命の樹セフィロト>マルクトメレク]]と対をなす概念として「クリフォトの樹」としてシンボル化されており、「逆さまの樹」や「邪悪の樹」等とも呼称される。 --「ヒュドラ(Hýdrā)」とは、ギリシア神話に登場する怪物。テュフォンとエキドナの子で、多頭の大蛇の姿をしている。中央の首は不死身で、中央以外の頭一つの頭を斬り落としただけでも傷口から二つの頭が再生するという驚異の再生能力を持つ。体内には強力な猛毒を持ち、その毒に侵された者は全身が炎に焼かれるような激しい苦痛を与えた末に息絶えるとされてきた。 -設定上では、[[惑星クレイ]]に様々な災厄を脅かした[[龍樹]]の種[[《グリフォシィド》]]の成体。 背景ストーリーにおいては[[惑星クレイ]]に[[別の星から飛散した種>《グリフォシィド》]]の一つが根付き成長した姿とされる。「龍樹の落胤」を冠する[[ユニット]]達を通じて各国家のユニット達を[[マスクス]]に引きずり込んでいるが、目的は不明。 --新聖紀以前における襲来当時の[[リンクジョーカー]]と似た部分が多いが、グリフォギィラそのものは''全くの真逆''で、存在を気づかせずに「浸透」するという狡猾なものであり、背景ストーリーが進むに連れて、ギーゼ=エンド湾に潜みながら、各国が確立した魔法的連絡網「マジック・ターミナル」の機能を乗っ取って麻痺させ、最終的にクレイ全土(最北部以外)を制圧寸前までに追い込んでおり、かつての[[リンクジョーカー]]よりも更に凶悪な存在となっている。 **関連カード(overDressシリーズ) [#overDress_card] ―カード名に「グリフォギィラ」を含むカード -[[《蝕滅の龍樹 グリフォギィラ》]] ―「グリフォギィラ」を含むカードに関する能力を持つカード -[[《侵蝕の烽烟》]] **関連リンク [#link] -「[[龍樹]]」 -[[カード群]]