#author("2018-02-14T04:17:28+09:00","","")
#author("2018-02-14T14:14:50+09:00","","")
*クランファイト [#top]

 公式大会・公認大会における構築条件の1つ。

**概要 [#abstract]

 構築条件として、[[クラン]]を1つ選び、その[[クラン]]を含む[[カード]]だけで[[デッキ]]を構築する必要がある。
 その他、一部[[デッキ]]には以下の特殊構築条件が追加される。

-《[[ロイヤルパラディン]]》を選んだ[[ファイター]]は[[《ブラスター・ダーク》]]の[[カード]]を[[デッキ]]に4枚まで入れることができます。
-《[[リンクジョーカー]]》を選んだ[[ファイター]]は、[[カード名]]に『[[Я]]』の文字を含む[[カード]]を[[デッキ]]に好きな枚数入れることができます。
-[[《ネオンギーゼ》]] を[[メインデッキ]]に入れている[[ファイター]]は、使用しているクランに関係なく〈[[ゼロスドラゴン]]〉を[[Gデッキ]]に入れることができます。

 簡単に言えば、「(特例がない限り)[[単一クランデッキ>デッキ集#only_clan_deck]]のみ使用可能」という事である。

 2014年3月の大会環境再編の一環として制定された形式である。

-追加の条件は、[[《マジェスティ・ロードブラスター》]]、[[《ネオンギーゼ》]]([[《破壊の竜神 ギーゼ》]])と一部の[[リンクジョーカー]]のカードが、運用上他[[クラン]]か[[国家]]のカードをほぼ必須とする配慮と思われる(公式には「アニメに登場した特殊なデッキ」と呼ばれる)。
--上記3つの特殊構築条件の他、2016年1月22日から2018年1月31日まで、「[[カード名]]に「[[宝石騎士]]」を含まない[[グレード]]3の[[カード]]が[[デッキ]]に入っている場合、[[《宝石騎士 そーどみー》]]の[[カード]]を[[デッキ]]に入れることができません。」という特殊構築条件があった。他の特殊構築条件と異なり、そちらは[[《宝石騎士 そーどみー》]]は[[【宝石騎士】]]以外の[[【ロイヤルパラディン】]]において一種のパワーカードとして悪用され続けていたことを考慮しての規制といった意味合いがあると思われる。

-「[[守護者]]」や、[[《マスプロ・セイラー》]]や[[《マシニング・シカーダ》]]等が持つ[[永続能力]]は、「[[メインデッキ]]と[[Gデッキ]]の構築条件を置換する[[置換効果]]」として適用される。

-[[《ブラスター・ブレード・スピリット》]]や[[《ハーモニクス・メサイア》]]等が持つ「この[[カード]]は《(クラン名)》にも属する」という[[永続能力]]は「[[ゲーム]]中だけでなく[[ゲーム]]外でも、常に発揮され続ける[[継続効果]]」として適用され、《[[クレイエレメンタル]]》に属する[[カード]]は総合ルール 2.3.5により、すべての[[国家]]と[[クラン]]に属する[[カード]]として扱われる。
-[[《ブラスター・ブレード・スピリット》]]や[[《ハーモニクス・メサイア》]]等が持つ「この[[カード]]は《(クラン名)》にも属する」という[[永続能力]]は「[[ゲーム]]中だけでなく[[ゲーム]]外でも、常に発揮され続ける[[継続効果]]」として適用される。

-各種〈[[ゼロスドラゴン]]〉など、[[国家]]アイコンを持ちだが、《[[刀剣乱舞]]》以外の25クランに属さない[[カード]]は総合ルール2.17.4.2.により、当該国家に属するすべてのクランに属する[[カード]]として扱われる。
--《[[クレイエレメンタル]]》に属する[[カード]]は総合ルール 2.2.5により、すべての[[国家]]と[[クラン]]に属する[[カード]]として扱われる。

-同一の条件を用いた大会は「クランファイト」と名付けられる以前から存在しており、主に大型大会・イベントのチーム戦で採用されている(同型デッキの複数採用を防止する為だと思われる)。個人戦では、一部不定期開催の公認大会(「立凪財閥プレゼンツ ニューイヤーファイト」など)以外、この条件は基本的に採用されていなかった。
--当時、この条件はプレイヤー間で「クラン単(大会)」と呼ばれることが多かった。

-[[双剣覚醒]]発売当時のルールでは、[[ロイヤルパラディン]]の特例の内容は「[[シャドウパラディン]]のカードを10枚まで採用することが可能」というものだったが、2014年9月29日の施行構築ルール改正で、[[《ブラスター・ダーク》]]以外の[[シャドウパラディン]]のカードを[[ロイヤルパラディン]]デッキに入れることができない。
--この時期の大会環境において、このルールを本来の意図とは違った形に利用したデッキ、[[《探索者 シングセイバー・ドラゴン》]]軸と[[《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》]]を混合する[[デッキ]]が流行したことを受けての変更であったと思われる。 
-この形式のレギュラー化に伴い、今までに不定期開催されていた「惑星クレイ総力戦」は、「[[エクストリームファイト]]」として、正式な構築条件となった。
--そのためか、クランファイト・エクストリームファイト構築条件の制定の翌月となる2014年4月以降初出のカード(厳密には3/31配布開始のカードファイトパックVol.13から)は、それまでの大半のカードに存在した「同一クランのカードを参照する」要素のほとんどが取り除かれている。[[《Duo いいコト日記 シェリル》]]のようにグレード違いの互換カードから要件のみが削除された形になっている例や[[《正道の探索者 ガンガレン》]]のようにクラン違いの互換カードから要件のみが削除された形になっている例もある。
-単一クランデッキ構築が出来ないクランは使用できない。(→[[エトランジェ]]) 

**関連リンク [#link]
-[[Gレギュレーション]]
-[[エクストリームファイト]]