#author("2017-01-18T12:29:53+09:00","","")
*《&ruby(おんみつまりゅう){隠密魔竜}; ヒャッキヴォーグ “&ruby(リバース){Я};”/Covert Demonic Dragon, Hyakki Vogue "Яeverse"》 [#top]
|[[ノーマルユニット]] 〈3〉 ([[ツインドライブ!!]])|
|[[むらくも]] - [[アビスドラゴン]] パワー11000 / シールドなし / ☆1|
|&color(blue){【起】};【(V)】【リミットブレイク】(4)&size(11){(あなたのダメージが4枚以上で有効)};:[あなたの《むらくも》のリアガードを2枚選び、呪縛する] あなたの「隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”」を3枚まで選び、そのターン中、パワー+10000。&br;&size(11){(呪縛されたカードは、裏向きになり何もできない。持ち主のターンの終わりに表に戻る)};&br;&color(green){【自】};:[【カウンターブラスト】(2)] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札から「隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”」を1枚まで探し、(R)にコールし、その山札をシャッフルし、そのターンの終了時、そのユニットを手札に戻す。&br;&color(red){【永】};【(V)/(R)】:盟主&size(11){(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)};|

 [[光輝迅雷]]で収録された[[グレード]]3の[[むらくも]]。

 [[リミットブレイク]]は、[[むらくも]]の[[リアガード]]2枚の[[呪縛]]で、《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”》3枚までに[[パワー]]+10000を与える[[起動能力]]。

 [[効果]]には[[ヴァンガード]]の自身を含み、[[前列]]3枚全てがこの[[カード]]であれば単体[[パワー]]21000の[[ユニット]]のみがいる縦列が2つ、単体[[パワー]]21000の[[ユニット]]とその[[ブースト]]役がいる縦列が1つという強烈な布陣を形成できる。
 ただ、最低でも2枚いなければ要求[[シールド]]値が変わらず、使用する意義がなくなってしまう。
 [[ライド]]分も鑑みると、[[ドロップゾーン]]や[[ダメージゾーン]]に2枚以上置かれてしまうと[[パワー]]増加[[効果]]を十全に発揮できない。

 また、1[[ターン]]の使用回数制限がないため、[[《粛清の守護天使 レミエル “Я”》]]のように2回使用することで、[[バトル]]回数を犠牲にして[[パワー]]31000[[ライン]]2つを形成することも可能である。
 3枚目を[[リアガードサークル]]に並べられなかった場合には特に有効な選択肢となる。

 [[リアガードサークル]]に[[登場]]した時に[[呪縛カード>呪縛]]1枚を[[解呪]]できる[[《忍獣 メタモルフォックス》]]を併用できれば、[[後列]]3枚分の[[呪縛]]で[[起動能力]]を2回使用し、[[パワー]]31000[[ライン]]が3つという破格の[[ライン]]を生み出せるようになる。

 [[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時の[[スペリオルコール]][[能力]]で2枚目以降を1枚確保できる。
 [[ターンの終了>エンドフェイズ]]時の[[時限誘発]]によって[[手札]]に戻るため直後の[[ターン]]で[[バトル]]等によって[[退却]]する心配がなく、以降の[[ターン]]で回収した分を[[コール]]すればそれ以降も使うことができ、もう1枚は[[コール]]後に[[《忍妖 オボロカート》]]を使えば確実に確保できる。

 また、[[《忍妖 オボロカート》]]を使った際は上記の[[起動能力]]を2回、[[スペリオルコール]]された2枚目以降を[[コスト]]にすることで[[山札]]に戻させないということも可能である。
 同様に、[[《忍獣 ミリオンラット》]]を[[能力]]で展開した場合にも後々のための[[ブースト]]や[[呪縛]][[コスト]]要員の確保が可能。

 しかし、[[相手]]も全力で2枚目以降を[[退却]]させに来ることは明らかであり、複数[[ターン]]にわたって2枚目以降を守ることはどうしても難しい。
 特に[[ライド]]してから[[リミットブレイク]]の有効化までに[[ターン]]が空くと、[[手札]]に戻した分は迂闊に再[[コール]]できなくなってしまう。
 [[《忍獣 イビルフェレット》]]の[[起動能力]]で[[スペリオルコール]]するという手もあるが、基本的に1度限りなのでその場凌ぎにしかならないので、[[《忍妖 コナユキ》]]と併用して[[リミットブレイク]]の有効化を図るという手もある。

-「[[Я]]」に属するカードの中で[[クロスライド]]でないのは、[[《メイデン・オブ・ビーナストラップ “Я”》]]と並びこのカードが初となる。

-アニメでは第149話(VS[[石田ナオキ]]〈2回目〉)で[[小茂井シンゴ]]が使用。1枚目を[[ライド]]して2枚目を[[スペリオルコール]]、[[《忍妖 オボロカート》]]でもう1枚[[スペリオルコール]]し、[[起動能力]]でこの[[カード]]3枚に[[パワー]]+10000を与え、3列の[[パワー]]21000[[ライン]]を形成した。
--ライド時の台詞は「百鬼夜行の呪いより、逃れたる者未だかつて無し! ライド! 《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”》!」
--[[起動能力]]と[[時限誘発]]つきの[[スペリオルコール]]のコンボ時の台詞は「分身でユニットのいない穴を埋め、さらに強力な攻勢に転ずる。 これがむらくもの、デビルズシャドー・クローニング!」
--第195話(VS[[葛木カムイ]])ではシンゴがこの[[カード]]の[[カード名]]を叫んでいる。恐らくは、少しずつ[[リンクジョーカー]]が[[惑星クレイ]]に一つの[[クラン]]として受け入れられているという演出なのだろうか(声優のアドリブという可能性もあるが)。

-3DS版「ロックオンビクトリー」でもリバースファイターとなった[[小茂井シンゴ]]が[[《隠密魔竜 カグラブルーム》]]と合わせて使用する。基本的に向こうの[[ブレイクライド]]を優先する。
-3DS版「ロック オン ビクトリー」でもリバースファイターとなった[[小茂井シンゴ]]が[[《隠密魔竜 カグラブルーム》]]と合わせて使用する。基本的に向こうの[[ブレイクライド]]を優先する。

**関連カード [#card]
-「[[ヒャッキ]]」
-「[[Я]]」
-[[リミットブレイク]]
-[[盟主]]

-[[《隠密魔竜 ヒャッキゾーラ》]]
-[[《忍竜 ヒトダマハンドラー》]]

-[[《伏魔忍竜 ヒャッキヴォーグ・ナユタ》]]

**ユニット設定 [#profile]
'''いつの頃からか、隠密部隊“むらくも”に所属していた忍竜。 いつ誰が入隊を許可したかもわからず、出身地や過去の経歴すら誰にも知られていない謎多き忍だったが、“リンクジョーカー”の侵略開始と同時に、その正体は否応なしに明かされた――いや、彼は自分から正体を明かした。 隠密魔竜「ヒャッキヴォーグ」、彼は“リンクジョーカー”が作りだしたクレイ原生生物クローンの第一成功例、侵略者の先兵だったのである。 “リンクジョーカー”の侵略がドラゴンエンパイア本国まで及んだ時、彼は今が好機とばかりに本性を顕わにし、手当たり次第に元同胞達を斬り刻んだ。 本来の居場所へと戻った彼は、その身体に自ら「虚無(ヴォイド)」を打ち込み、真の力を解放する。 かつて百の鬼を従え、いま百の鬼を滅した虚構の忍。 偽りの同胞達の為に動かされる心など、初めから持ち合わせてなどいない。'''

-元々[[リンクジョーカー]]側の存在という設定のせいもあり、現在“[[Я]]”化した[[カード]]の中で唯一“[[Я]]”化していない形態が[[カード]]化されていない。

-[[カード名]]は、深夜の町を集団で徘徊する鬼や妖怪の群れとその行進を指す「百鬼夜行」と、生命体と自動制御系の技術を融合させたものを指す「サイボーグ(cyborg)」を掛け合わせたものになっている。

-侵略者の命に従って内部から帝国を乱し、取り返しのつかない痛手を与えたが、[[反転を克服せし不滅の戦士>《ドーントレスドライブ・ドラゴン》]]に討たれたとのこと。その後「[[メサイア]]」の下に[[リンクジョーカー]]が再誕を遂げた時、[[帝国>ドラゴンエンパイア]]で[[復活を遂げた。>《伏魔忍竜 ヒャッキヴォーグ・ナユタ》]]

**FAQ [#faq]
-Q712 (2013-12-11)
Q. 山札からカードを探した時、山札に当てはまるカードがなかった場合はどうしますか?
A. 何も探せないので、シャッフルだけを行います。
-Q713 (2013-12-11)
Q. リアガードが呪縛されるとどうなりますか?
A. リアガードが呪縛されると、そのユニットを裏向きにし、ユニットから呪縛カードになります。呪縛カードの持ち主のエンドフェイズの初めに、そのファイターの呪縛カードがすべてスタンド状態で表に戻ります。呪縛カードは、アタックできず、インターセプトできず、移動できず、【(R)】で示される能力は使えず、アタックされなくなります。そのユニットに対して影響を及ぼしていた能力の効果は失われます。呪縛カードがあると、リアガードサークルは呪縛サークルに変わります。呪縛サークルには、メインフェイズに行える手札からのコールも、カードの効果によるコールもできません。
-Q715 (2013-12-11)
Q. 「○○時」に発動する能力は、コストを2回払って2回発動させることができますか?
A. いいえ、できません。【自】は、『○○時』のタイミングにつき1回だけ発動します。コストも1回しか払えません。
-Q720 (2013-12-11)
Q. このユニットの起動能力は何度でも使えますか?
A. はい。コストを払える限り、メインフェイズ中に何回でも発動できます。
-Q739 (2013-12-11)
Q. このカードや「忍妖 オボロカート」の能力でコールしたカードを呪縛しました。ターン終了時にそのユニットは表になりますが、どうなりますか?
A. そのままリアガードサークルにとどまり、移動しません。呪縛されたカードは、呪縛される前に受けていた効果を失うため、手札や山札の下に置かれません。
-Q740 (2013-12-11)
Q. このカードの能力でコールされたカードがドロップゾーンに置かれました。ターン終了時にドロップゾーンに置かれたカードは手札に戻りますか?
A. いいえ、戻りません。ドロップゾーンに置かれたカードは別のカードとして扱われるからです。

**収録情報 [#pack]
|[[ブースターパック>カードリスト#bt]]|[[光輝迅雷]]|BT14/015 [[RR]] イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''妖集いて群と成せ、忍法・&ruby(ナイトメア・トルーパー){百鬼夜行};!'''|
|~|~|BT14/S11 [[SP]] イラスト/[[DaisukeIzuka]]|'''夢と現と幻と、三位一体の一閃を受けよ!'''|
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&tag(《隠密魔竜 ヒャッキヴォーグ “Я”》,ノーマルユニット,グレード3,むらくも,アビスドラゴン,「ヒャッキ」,「Я」,【リミットブレイク】(4),盟主);