#author("2018-01-26T19:57:41+09:00","","")
#author("2018-02-11T19:43:09+09:00","","")
*《&ruby(しえん){死苑};のゼロスドラゴン ゾーア/Zeroth Dragon of Death Garden, Zoa》 [#top]
|BGCOLOR(#FFF0F5):|c
|[[Gユニット]] 〈4〉 ([[トリプルドライブ!!!]])|
|[[ズー]] - [[ゼロスドラゴン]] パワー25000+ / シールドなし / ☆1|
|【究極超越】&size(11){(あなたの表のGゾーン3枚以上で解放!Gゾーンに戻る際、Gゾーンを除外!)}; - ストライドステップ - [あなたのヴァンガードと同名のカードを手札から1枚選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。&br;&color(green){【自】};:[【カウンターブラスト】(2)] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、1枚引き、手札から1枚選び、(R)にコールし、そのターン中、&br;&color(red){『【永】【&color(black){(R)};】:このユニットはカードの効果で選ばれず、常に&color(black){パワー};が99999になる。』};と&color(red){『&color(green){【自】};【&color(black){(R)};】:このユニットが相手のヴァンガードにダメージを与えた時、相手は敗北する。』};を与える。|

 [[The AWAKENING ZOO]]で収録された[[ズー]]の[[Gユニット]]。

 [[ヴァンガードサークル]]に[[登場]]した時に、[[カウンターブラスト]](2)で、1枚[[ドロー]]し、[[手札]]から1枚を[[スペリオルコール]]し、『[[カード]]の[[効果]]で選ばれず、常に[[パワー]]99999になる[[永続能力]]』と『[[相手]]の[[ヴァンガード]]に[[ダメージ]]を与えた時に[[相手]]は敗北する[[自動能力]]』を与える[[自動能力]]を持つ。

 [[手札]]から[[スペリオルコール]]した[[ユニット]]が[[相手]]の[[ヴァンガード]]に[[ダメージ]]を与えた時に[[相手]]をその[[ゲーム]]で敗北させることができるというもので、同時に与える[[永続能力]]により[[カード]]の[[効果]]の[[目標]]にならず[[パワー]]99999で固定されるため、[[守護者]]か合計[[シールド]]90000程度の捻出を確実に強要できる。

 [[手札]]から[[スペリオルコール]]して[[能力]]を与えられた[[ユニット]]は[[元々のパワー]]に関係なく常に[[パワー]]99999で固定されるため[[ドロー]]した[[カード]]をそのまま[[スペリオルコール]]しても良いが、その中でも[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]や[[《タレンティッド・ライノス》]]等といった[[相手]]の[[カード]]の[[ガーディアンサークル]]への[[コール]]や[[移動]]の選択肢を狭める類の[[能力]]を持つ[[カード]]が特に適している。

-与える[[永続能力]]の[[効果]]の前半部分に含まれる「カードの効果で選ばれず」は、[[《炎翼剛獣 ディナイアル・グリフォン》]]等による妨害を受けにくくする恩恵を受けられるが、こちらの[[効果]]でも選べなくなるので、[[スタンドトリガー]]等の[[効果]]を[[スタンド]]等との併用が制限されてしまうという弊害があるといった[[《異界の大奇術 フェアフィールド》]]が与える[[起動能力]]の[[効果]]と同様の特性がある。
--後半部分の「パワーが常に99999になる」は[[パワー]]の数値を常に特定の数値に「変更する」[[効果]]として処理されるため、この[[カード]]の[[パワー]]は[[《フォクシー・チャーミィ》]]等の[[相手]]の[[カード]]の[[効果]]で減らされることはないが、[[ブースト]]やこちらの[[カード]]の[[効果]]で増えることもない。

-与える[[能力]]は[[誘発条件]]は『相手のヴァンガードにダメージを与えた時』と『このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時』ほぼ同義であるが、これによって[[相手]]の[[ノーマルコール]]を封じることと引き換えに[[ダメージ]]を与えなくなる[[効果]]を適用する[[《フルーツバスケット・エルフ》]]の[[自動能力]]と組み合わせても[[相手]]の敗北を狙えないようになっている。

-アニメ「カードファイト!! ヴァンガードGZ」では[[グレドーラ(ディフライダー)]]が使用する[[カード]]。

--第9話(VS[[西沢アラタ]])では8[[ターン]]目で[[《百害女王 ダークフェイス・グレドーラ》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]に[[超越]]して[[自動能力]]を使用、1枚[[ドロー]]し、[[手札]]から[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]を[[スペリオルコール]]し、2つの能力を与えた。[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]の[[アタック]]は、[[ガーディアン]]7枚による合計[[シールド]]90000で[[ガード]]されたが、直後に自身の[[アタック]]で[[クリティカルトリガー]]の[[効果]]2枚分によって[[クリティカル]]+2を得て、3[[ダメージ]]を与えてフィニッシャーとなった。
--第9話(VS[[西沢アラタ]])では8[[ターン]]目で[[《百害女王 ダークフェイス・グレドーラ》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]に[[超越]]して[[自動能力]]を使用、1枚[[ドロー]]し、[[手札]]から[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]を[[スペリオルコール]]し、2つの[[能力]]を与えた。[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]の[[アタック]]は、[[ガーディアン]]7枚による合計[[シールド]]90000で[[ガード]]されたが、直後に自身の[[アタック]]で[[クリティカルトリガー]]の[[効果]]2枚分によって[[クリティカル]]+2を得て、3[[ダメージ]]を与えてフィニッシャーとなった。

--第10話(VS[[葛木カムイ]])では8[[ターン]]目で9話同様の方法で[[超越]]して[[自動能力]]を使用、1枚[[ドロー]]し、[[手札]]から[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]を[[スペリオルコール]]し、2つの能力を与えた。[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]の[[アタック]]は、[[《メチャバトラー バリオン》]]の[[効果]]で防がれ、後続の自身と[[《光角怪人 デンジャラスホーン》]]の[[アタック]]も防がれ、[[エンドフェイズ]]に、[[究極超越スキル]]により自身を含めた[[Gゾーン]]の[[カード]]すべてを表で[[除外]]した。
[[グレドーラ(ディフライダー)]]敗北後、この[[カード]]は[[ダークフェイス(ディフライダー)]]に託された。
--第10話(VS[[葛木カムイ]])では8[[ターン]]目で第9話と同様の方法で[[超越]]して[[自動能力]]を使用、1枚[[ドロー]]し、[[手札]]から[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]を[[スペリオルコール]]し、2つの[[能力]]を与えた。その[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]の[[アタック]]は、[[《メチャバトラー バリオン》]]の[[効果]]で防がれ、後続の[[アタック]]も防がれ、[[エンドフェイズ]]に、[[究極超越スキル]]により自身を含めた[[Gゾーン]]の[[カード]]すべてを表で[[除外]]した。
[[ゲーム]]の終了後、この[[カード]]は[[ダークフェイス(ディフライダー)]]に託された。

--超越時の台詞は「我が未来の全てをかけて、誇り高き戦士に終焉の安息を!我が未来を食らい顕現せよ!ズーのゼロスドラゴン! アルティメットストライド! 《死苑のゼロスドラゴン ゾーア》!」
--その後、第18話(VS[[戸倉ミサキ]])にて[[ダークフェイス(ディフライダー)]]が使用。
7[[ターン]]目で[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]を[[究極超越スキル]]の[[コスト]]に[[超越]]して[[自動能力]]を使用、1枚[[ドロー]]し、[[手札]]から[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]を[[スペリオルコール]]し、2つの[[能力]]を与えた。自身の[[アタック]]は合計[[シールド]]45000の[[ガード]]で[[ヒット]]を防がれ、[[スペリオルコール]]して[[能力]]を与えた[[《威圧怪王 ダークフェイス・アルキデス》]]の[[アタック]]は、《降霜の神器 ヨトゥン》の[[効果]]で防がれ、[[エンドフェイズ]]に、[[究極超越スキル]]によりこの[[カード]]を含めた[[Gゾーン]]の[[カード]]すべてを表で[[除外]]した。
[[ゲーム]]の終了後、この[[カード]]はミサキに回収された。

---この[[ゲーム]]中、ダークフェイスは7[[ターン]]目で[[Gゾーン]]に表の[[カード]]が2枚しかない状態で、この[[カード]]を[[超越]]しているというファイト構成上のミスと思われるシーンがある。一応、6[[ターン]]目の《全能の究極神器 ミネルヴァ》が[[アタック]]した[[バトル]]の[[ガードステップ>バトルフェイズ#guard_step]]の描写が省略されているため、少々強引ではあるがそのタイミングで何かしらの[[Gユニット]]を[[コール]]していたとすれば辻褄は合わせられる。

--超越時の台詞は「我が未来の全てをかけて、無謀なる戦士に終焉の悔恨を!我が未来を食らい顕現せよ!ズーのゼロスドラゴン! アルティメットストライド! 《死苑のゼロスドラゴン ゾーア》!」(9話)
「我が未来の全てをかけて、誇り高き戦士に終焉の安息を!我が未来を食らい顕現せよ!ズーのゼロスドラゴン! アルティメットストライド! 《死苑のゼロスドラゴン ゾーア》!」(第10話)
「我が未来を食らい顕現せよ!ズーのゼロスドラゴン! アルティメットストライド! 《死苑のゼロスドラゴン ゾーア》!」(第18話)

---この[[カード]]を[[超越]]した[[ターン]]、第9話でのアラタの[[手札]]は10枚、第10話でのカムイの[[手札]]は12枚あったので、それぞれ[[守護者]]を保持している可能性が高かった。アラタは保持していなかったため、大量の[[手札]]を消費させ、フィニッシュに繋げるなど、この[[カード]]の[[自動能力]]を最大限活かせたが、保持していたカムイには少ない消費で防がれた。[[相手]]の[[手札]]を読み切ることが重要だというのを上手く示せた2つのファイトであった。

**関連カード [#card]
-[[究極超越スキル]]

**ユニット設定 [#profile]
'''竜神「ギーゼ」の力が込められた「破壊の竜骨」と呼ばれる楔が、打ち込まれた周囲の精霊を吸収して受肉した恐るべき兵器。ギーゼは「ゾーア」と言う名で識別していたが、メサイア陣営からは「死苑」という二つ名で呼ばれていたらしく、後の文献でもその通称で記されていることが多い。自然豊かな国故、最も多くの精霊が生息していたという大陸――現代のズーに打ち込まれた楔であり、最も多くの精霊を吸収したゼロスドラゴン。その性質上、肉体の維持に膨大な魔力が必要であり、受肉後も大気から魔力を奪い続けた。大陸中の精霊を滅ぼしかけた最悪の精霊喰い(エレメンタル・イーター)……古くから大陸に住まう者達の怒りは今なお色褪せておらず、とある祭ではゾーアを象った木造の竜を燃やし、先祖の霊に感謝を捧げる風習なども残っているという。'''

'''''◆大戦の裏、司教の影 ―ヴォイド・レリクスの完成―''&br;ふたつの惑星が危機的状況を迎えつつある今この時、惑星クレイでも惑星Eでもない別の場所で、「邪神司教 ガスティール」はまたも暗躍していた。あらゆる者の目が眼前の脅威に向いているこの期を有効に使い、彼は「ギーゼ」復活をより確実なものにしようと画策していたのである。彼が選んだ手段は、これまでに作り上げた2つのレリクス、即ち惑星クレイの「オリジナル・レリクス」と、惑星Eの「セカンド・レリクス」を超える新たな魂の牢獄を生み出すというもの。オリジナルはギーゼの力を急激に流し込んでしまったため、元あった空間を維持できず、雑多な負の念が蔓延る醜悪な様相になってしまった。逆に、セカンドは空間維持に必要な力のみで構成したため、負の念が集まりづらく、収集の効率自体が悪くなってしまった。2回に及ぶ失敗の末、ついに成功の兆しを見たガスティールは、破壊を求めるギーゼの強大な念を、空間の壁が破れる限界まで満たした空間――魂の監獄要塞「ヴォイド・レリクス」を完成させたのである。負に堕ちた者だけでなく、あらゆる虚ろな魂を吸い寄せる神の念が渦巻く空間……この空間を以って、ガスティールはギーゼ復活のためのエナジーを、あらゆる世界、次元、時空から抽出しようと試みたのである。結果として、エナジーの収集効率は格段に上昇し、世界滅亡のカウントも劇的に進行。彼の思惑通り、世界にとって最悪のシナリオが描かれつつあった。しかし、時空を捻じ曲げ、過去・現在・未来が入り乱れる混沌の空間だからこそ、希望も絶望も予期せぬ形で訪れる。光と炎――虚無の監獄要塞に降り立ったふたつの異分子は、果たして世界の希望か絶望か。'''

'''''現在のクレイ各国の戦況&br;ズー''&br;依然として“ネオネクタール”&“グレートネイチャー”連合軍と、“メガコロニー”による大戦の継続。連合軍が優勢とはなったものの、「星輝兵」の介入によってどう転ぶかわからない戦況となっている。'''
**FAQ [#faq]
-Q3855 (2017-12-08)
Q. 「○○時」に発動する能力は、一度にコストを2回払って2回使用することができますか?
A. いいえ、できません。【自】の能力は『○○時』のタイミングに1回つき1回だけ発動します。コストも1回につき1回しか払えません。
-Q3859 (2017-12-08)
Q. Gゾーンの内容はいつ見てもよいのですか?
A. はい。自身のGゾーンであれば、いつでもその内容を見ることができます。
-Q3877 (2017-12-08)
Q. すでにユニットが置かれているリアガードサークルにもコールできるのですか?
A. はい、できます。その場合、もともと置かれていたユニットは退却します。
-Q3888 (2017-12-08)
Q. 「後列にいる相手のユニットをバトル中のユニットに選べる」能力や、複数のユニットとバトルできる能力で、「このユニットは相手のカードの効果で選ばれない」能力を持ったユニットをアタックできますか?
A. はい、できます。これらのカードの能力は「バトルフェイズにおけるアタックされるユニットを選択するルール」を変更する能力だからです。
-Q3889 (2017-12-08)
Q. 「星輝兵コールドデス・ドラゴン」「幻想の魔女フィアナ」のように、リアガードサークルを選ぶ能力で、「このユニットは相手のカードの効果で選ばれない」能力を持ったユニットがいるサークルを選べますか?
A. はい、選べます。この能力は、そのユニット自身を選ぶ効果では選択できなくなる能力のため、そのユニットがいるリアガードサークルは能力とは関係なく選ぶことができます。
-Q3890 (2017-12-08)
Q. 「時空竜クロノスコマンド・ドラゴン」のような「すべて~する」というような能力では、「このユニットは相手のカードの効果で選ばれない」能力を持つユニットも影響を受けますか?
A. はい、影響を受けます。「すべて~する」の場合はユニットを選んではいないので影響を受けます。「すべて選び、~する」の場合は“選ぶ”ので、この能力を持つユニットを選ぶことはできません。
-Q3891 (2017-12-08)
Q. 「相手は自分のリアガードを1枚選び、退却させる」のような、こちらの能力で相手が選択するタイプの効果で、相手は「このユニットは相手のカードの効果で選ばれない」能力を持つユニットを選べますか?
A. いいえ、選べません。相手が選ぶ効果であっても、その効果はあなたのカードのものだからです。相手はこの能力を持っていないユニットのいずれかを選択しなければならず、この能力を持つユニットしかいない場合は、何も起こりません。
-Q3892 (2017-12-08)
Q. 「このユニットは相手のカードの効果で選ばれない」能力を持つ相手の前列のリアガードに対してアタックできますか?
A. はい、できます。
-Q3893 (2017-12-08)
Q. 「このユニットは相手のカードの効果で選ばれない」能力によって効果を受けなくなるものと、効果を受けるものの見分け方はありますか?
A. この能力は、カードテキストで「選び」「選ぶ」と書いてある相手の能力で選ばれないという能力です。(ただし、アタックの対象には選べます)カードテキストに「選び」「選ぶ」と書いていない能力の場合、その効果を受けます。また、「選び」「選ぶ」と書いてあっても、直接選ばれなければ、効果を受けます。例えば「相手のリアガードを1枚選び、そのユニットと同じ縦列にいる相手のリアガード~」というテキストの場合、直接選ばれることはありませんが、効果を受けることがあります。
-Q3911 (2017-12-08)
Q. 常にとはどういうことですか?
A. 能力を与えたユニットの永続や自動能力のパワー増加でも、他のユニットのパワー増加能力でも、相手のパワー減少能力を受けても99999からパワーは変動しません。

**収録情報 [#pack]
|[[エクストラブースター>カードリスト#g_eb]]|[[The AWAKENING ZOO]]|G-EB02/001 [[ZR]] イラスト/[[タカヤマトシアキ]]|'''死苑&br;death garden'''|
|[[ブースターパック>カードリスト#g_bt]]|[[竜神烈伝]]|G-BT14/XXX イラスト/[[タカヤマトシアキ]]|'''(※なし)'''|
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&tag(《死苑のゼロスドラゴン ゾーア》,Gユニット,グレード4,ズー,ゼロスドラゴン,【究極超越】);