#author("2023-07-18T18:11:24+09:00","","")
#author("2024-01-08T12:40:46+09:00","","")
*&ruby(たつなぎ){立凪};タクト [#top]
 立凪タクト(たつなぎ たくと)は「カードファイト!!ヴァンガード」の登場人物。アニメでの声優は高垣彩陽。
**概要 [#abstract]
 ヴァンガードと深い関わりを持つ立凪財閥の総帥で、神秘的な雰囲気を纏った少年。

 兄の[[立凪ノーム]]より強力な能力を持ち、立凪財閥の総帥として君臨している。

 本来、惑星クレイと地球の繋がりを静観する立場にある立凪家の掟を破り、自ら問題を対処しようとする。

 [[ウルトラレア]]の3人とは仲が良いようだが、実は記憶を消したうえで脅迫及び誘拐に近い行為を行っているなどえげつない面もある。
 一方で、当初は駒として呼び出したが、後に情が移ったらしい描写もされている。

**経歴 [#career]
 アニメ初期では[[雀ヶ森レン]]の回想にて一瞬だけその後と変わらぬ姿で登場。ただし、台詞は一切なく、何故その場にいたかも不明である。

 「アジアサーキット編」から本格的な登場となり、VFサーキットの主催を務める。ファイトが終わった瞬間[[クラン]]を消失させる、PSYクオリアの発現を導くなど超常的な現象を起こし暗躍していたが、それらは全て「VFサーキットを通じて先導者に相応しいファイターを集め、惑星クレイを[[ヴォイド>リンクジョーカー]]の侵略から救い、三英雄を解放する」という目的のためだった。
PSYクオリアの力を失っていたアイチとレンの力を再び戻し、[[クリストファー・ロウ]]のPSYクオリアを覚醒、PSYクオリアを持っている[[蒼龍レオン]]を招き、この4人の在籍するチームを惑星クレイに転送した。
しかし、[[蒼龍レオン]]率いる[[チームドレットノート]]は[[ヴォイド>リンクジョーカー]]の協力者であり、裏切られて一時的に力を失ってしまう。
更に[[クリストファー・ロウ]]は力に溺れ暴走して敵対したので、残る[[チームQ4]]と[[チームNAL4>チームFFAL4]]に2つの世界の命運を託すこととなる。

 彼自身の意識も惑星クレイから干渉を受けていたと思われ、彼の額にあった[[《灼熱の獅子 ブロンドエイゼル》]]と同じ形の印は「アジアサーキット編」終了時には消失している。

 「リンクジョーカー編」では立凪財閥の総帥という立場から[[ウルトラレア]]を後援し、彼女らを学校に通わせるなどしていたが、[[リンクジョーカー]]の再度の侵略によって己の意識を奪われて精神のみを惑星クレイに幽閉され、その肉体は[[リンクジョーカー]]の尖兵と化してしまう。その後、クレイからの呼びかけに応えた[[蒼龍レオン]]によって救出され、レオンと共に自らも戦いに臨んだが、敗北し吸収されてしまった。[[先導アイチ]]が[[リンクジョーカー]]を倒した後、[[リンクジョーカー]]を道連れに消滅した。

 劇場版「ネオンメサイア」では、経緯は不明ながら復活しており、[[遊星ブラント>根絶者]]を回避するために[[《ハーモニクス・メサイア》]]を目覚めさせようとトーナメントを開いている。
 劇場版「ネオンメサイア」では、経緯は不明ながら復活しており、[[根絶者]]の本拠地「遊星ブラント」を回避するために[[《ハーモニクス・メサイア》]]を目覚めさせようとトーナメントを開いている。
 その後[[《ブラスター・ブレード》]]を復活させるために[[先導アイチ]]と50回近くファイトした。

 「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」では、立凪財閥の総帥から退いており、後任を兄である[[立凪ノーム]]が務めているが、タクト自身はどうなったのか不明。

 漫画においても、アニメ初期相当のエピソードが終わるとPSYクオリア使いを監視する目的を持つコンサートマスターという役職で[[ウルトラレア]]と共に登場している。

 [[雀ヶ森レン]]からは「異質」と評されており、他人を道具扱いする性格ゆえかレンや[[伊吹コウジ]]からは嫌われている。

 伊吹の正体を暴く為に対戦するが[[デリート]]の前に呆気なく敗れ、ディスティニーコンダクターに体を乗っ取られている。本人は[[ライド]]の逆の原理で憑依していると述べており、アニメ「ヴァンガードG」の後半における[[ディフライド>ディフライダー]]に相当するものと思われる。
 伊吹と目的が共通しているらしく、共闘する姿勢だが向こうからは興味を持たれていない。

 遊星ブラントの化身ともいえるディスティニーコンダクターとなってからはレンに「異様」と評されており、[[ウルトラレア]]を用いてPSYクオリアゾンビを増やし、[[先導アイチ]]や[[戸倉ミサキ]]、[[雀ヶ森レン]]も手中に収めているが、伊吹によるアイチのデリートで、アイチらは支配下から脱している。
 アイチとのファイトに敗北することで、「ディスティニーコンダクター」から解放された。

**人間関係[#relation]
-[[立凪ノーム]]
--兄。

-[[ウルトラレア]]
--自身の手駒として使うために集め、記憶を操作している。

-[[雀ヶ森レン]]、[[先導アイチ]]、[[蒼龍レオン]]、[[クリストファー・ロウ]]
--PSYクオリアの使い手である彼らに興味を持っている。

-[[伊吹コウジ]]
--漫画版及び2018年版アニメにて共闘を持ち掛けるも断られている。
--旧アニメ版では直接的な関わりは薄い。

**デッキ構成 [#deck]
-[[【ゴールドパラディン】]]
--「アジアサーキット編」の[[先導アイチ]]とのファイトでは[[銀狼の爪撃]]準拠の[[デッキ]]を使用した。
--「リンクジョーカー編」でのリンクジョーカーの化身となった自分自身とのファイトでは[[《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ》]]を主軸とした[[【エイゼル】]]を使用している。
--劇場版「ネオンメサイア」でも[[【エイゼル】]]を使用しているが、上記に加えて[[《光輝の獅子 プラチナエイゼル》]]も採用されている。
--漫画版では[[立凪コーリン]]と同じく[[《灼熱の獅子 ブロンドエイゼル》]]が主軸である。
--3DS版「ロック オン ビクトリー」でも「リンクジョーカー編」と同じ[[《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ》]]と[[《灼熱の獅子 ブロンドエイゼル》]]を主軸とした[[【エイゼル】]]を使用する。ちなみにCPUが使用する[[トリガーユニット]]が4枚ずつになっていない[[デッキ]]はこれだけである。

-[[【リンクジョーカー】]]
--「リンクジョーカー編」において[[リンクジョーカー]]の化身として使用。[[櫂トシキ]]とのファイトにおいてほぼ[[侵略の星輝兵]]準拠の[[デッキ]]を使用した。最終決戦付近では[[《星輝兵 “Ω” グレンディオス》]]を主軸とした[[【Я】]]を使用した。
--3DS版「ロックオンビクトリー」でもラスボスとして「リンクジョーカー編」と同じ[[《星輝兵 “Ω” グレンディオス》]]を主軸とした[[【Я】]]を使用する。

-【星骸者】
--漫画版で「ディスティニーコンダクター」となった後、[[カード名]]に「星骸」を含む[[カード]]を採用した[[デッキ]]。ブラントそのものといえる[[《遊星骸王者 ブラント》]]、[[《遊星骸神 ブラントリンガー》]]を切り札としている。タクトは「星骸者」と呼んでいる。

**主な使用カード [#card]
-[[《灼熱の獅子 ブロンドエイゼル》]]
-[[《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズ》]]
-[[《星輝兵 “Ω” グレンディオス》]]
-[[《光輝の獅子 プラチナエイゼル》]]
-[[《風炎の獅子 ワンダーエイゼル》]]
-[[《星骸者 ルールリ》]]
-[[《遊星骸王者 ブラント》]]
-[[《遊星骸神 ブラントリンガー》]]

**戦績 [#record]
***アニメ「リンクジョーカー編」 [#link_joker]
アニメ「リンクジョーカー編」通算成績:3戦2勝1敗
|話数|対戦相手|勝敗|備考|h
|>|>|>|立凪ビル|
|127話-128話|[[櫂トシキ]]|勝利|[[リンクジョーカー]]の尖兵|
|156話|立凪タクト|勝利|[[リンクジョーカー]]の尖兵のタクトが勝利|
|160話-161話|[[先導アイチ]]|敗北|[[リンクジョーカー]]の尖兵|

***劇場版「ネオンメサイア」 [#neon_messiah]
劇場版「ネオンメサイア」通算成績:1戦0勝1敗
|話数|対戦相手|勝敗|備考|h
|>|>|>|メサイアスクランブル|
||[[先導アイチ]]|敗北|50戦以上勝利の後敗北|

***漫画版 [#comic]
漫画版通算成績:3戦1勝2敗
|話数|対戦相手|勝敗|備考|h
|>|>|>|~7巻|
|>|>|>|立凪邸 室内|
|#036|[[伊吹コウジ]]|次巻に続く||
|>|>|>|~8巻|
|>|>|>|立凪邸 室内|
|#037|[[伊吹コウジ]]|敗北||
|>|>|>|~11巻|
|>|>|>|立凪邸 庭園|
|#059-#060|[[雀ヶ森レン]]|勝利|立凪タクト「ディスティニーコンダクター」|
|>|>|>|~12巻|
|>|>|>|立凪邸 庭園|
|#067-#073|[[先導アイチ]]|敗北|立凪タクト「ディスティニーコンダクター」|

**関連リンク [#link]
-[[登場人物]]
-[[ウルトラレア]]
-[[リンクジョーカー]]